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今日の山陰は大変暑い一日でした
アトリエの中は窓を開けても30度を超えそうな室温でして午後からはエアコンを稼働させました。
明日から5月なんですが・・・4月の末で急激に気温が上がってきましたね。
5月4日に安来市で行なわれる「はもの祭」でクラシックカーイベントが有りますのでFerrari348Zagatoを展示予定なので午前中は車の掃除をしておりました。
まだ完璧ではないのですが・・・一応外観だけは綺麗になりました。
そして制作にかかりました
よく見ますと色々と忘れた部分が有りましてこれもその一つです。
シャーシにナットをハンダ付けしました
展示ベースに固定する為のナットを忘れていたのです・・・塗装が終わってからでは剥がさないと付けられないから危ない所でした(笑)
そしていよいよ問題のボディの部分です。
フェアリングを削ってしまいましたからメーターパネルの上側の部分が無くなってしまいましたのでここに真鍮板をハンダ付けしてボディ形状を整えています。
整える場合はボンネットの先からコクピット前側までのラインを見据えて形状を直さなければなりません、部分的にしてしまいますとボディのラインが乱れてしまい途中で折れた様に見えてしまいますから注意が必要ですね。
まだ荒いペーパーですが、ざっくり削っています。
盛ったメタルと元々のメタルのボディがつながりました・・・これで大体ラインが出ましたね。
コクピットの前の真鍮板も綺麗に削れていますから真鍮板の取り付け角度も問題ない様です。
少しペーパーの番手をあげて細かいものに変更しています。
そして筋彫りとかも彫りなおしましてこんな感じになりました。
ここで本日のメインイベントです。
実車の不鮮明な写真を拡大してみました
実車の右側斜め前から見た画像です・・・スリットの部分を拡大しています。
斜めに横切っているのはフェンダーです・・・問題はその向こう側にあるスリットです。
キットのボディについているスリットはもっと荒くてダイナミックなものなんです。
実車はもう少し繊細なスリットなんですね・・・
ウ〜ンこれは作り直さなければ・・・なりませんね〜。
しかも枚数がもっと多いですよね。
しかもスリットの向きが問題で右側のボンネット側は後部が開いていて走行中に熱気がエンジンルームから外に排出される様に開いているのですが。左側の運転席の足元は走行風を足元に取り込む様に開いているのがわかりますか?
ちょっと説明をしますと・・・斜め前から見た写真なのでボンネットの方は黒い穴の部分が見えないので後ろ側が開いているという事ですし、コクピット側はスリットの部分に縦に黒い線が入ってるのでここに穴があることがわかりますよね。
そこでエッチング板の登場です
このエッチング板は以前何か作るために作っていたスリットなんですが長さは短いものの高さはちょうどいいのです。
このエッチングのスリットはスリットの斜めの部分と裏側の補強の2枚構成になっています。
まずは補強のエッチング板にハンダメッキを行います。
これは余分なハンダがスリットの部分に流れない様にするためですね。
スリットの斜めの板の部分と先ほどハンダメッキをした板を合わせて熱したハンダゴテを当ててハンダを流して一体化します。
一体化したスリットはこんな感じになります。
スリットの部分をプラ板で作った治具で押し出してスリットを整形いたします。
スリットの長さが不足していますのでつないでハンダつけして必要な長さになる様に加工します。
双方のハンダ付けは削り合わせは当然シビアなものですがハンダ付けは両面テープで仮固定しておいて作業をしますとそんなに難しいものではありません。
スリットはボディの方に穴を開けてさらにスリットの真鍮板の厚みがボディ面よりも沈み込む様に段をつけておきます。
ここはハンダ付けが良いのですがスリットに余分なハンダが流れ込みますとその修正はほぼ不可能になります。
そんな理由でここは強情にならずに接着を選択しました。
隙間はポリパテを使う為に少々大きめにしておきます。
ポリパテを使って隙間を埋めて硬化を待ちましょう。
余分なパテを削って仕上げて見ます。
まだパテの上にサフを塗って見ないと良いかどうかは判断できませんがここは80%の仕上げにしておきます
反対側も同様にスリットを直しております・・・
いかがでしょうか?実車同様に細くて繊細なスリットになったと思います。
今日スリットを作りましたがこのスリットを作った為に面倒なことになってしまいました(笑)
中が透けて見ますのでブロックとヘッドだけでもエンジンらしきものを作らないといけなくなってしまったと・・・・仕事がエンドレスの様な気がしますね・・・
明日はフェアリングの製作ですね。
今日の山陰は大変暑い一日でした
アトリエの中は窓を開けても30度を超えそうな室温でして午後からはエアコンを稼働させました。
明日から5月なんですが・・・4月の末で急激に気温が上がってきましたね。
5月4日に安来市で行なわれる「はもの祭」でクラシックカーイベントが有りますのでFerrari348Zagatoを展示予定なので午前中は車の掃除をしておりました。
まだ完璧ではないのですが・・・一応外観だけは綺麗になりました。
そして制作にかかりました
よく見ますと色々と忘れた部分が有りましてこれもその一つです。
シャーシにナットをハンダ付けしました
展示ベースに固定する為のナットを忘れていたのです・・・塗装が終わってからでは剥がさないと付けられないから危ない所でした(笑)
そしていよいよ問題のボディの部分です。
フェアリングを削ってしまいましたからメーターパネルの上側の部分が無くなってしまいましたのでここに真鍮板をハンダ付けしてボディ形状を整えています。
整える場合はボンネットの先からコクピット前側までのラインを見据えて形状を直さなければなりません、部分的にしてしまいますとボディのラインが乱れてしまい途中で折れた様に見えてしまいますから注意が必要ですね。
まだ荒いペーパーですが、ざっくり削っています。
盛ったメタルと元々のメタルのボディがつながりました・・・これで大体ラインが出ましたね。
コクピットの前の真鍮板も綺麗に削れていますから真鍮板の取り付け角度も問題ない様です。
少しペーパーの番手をあげて細かいものに変更しています。
そして筋彫りとかも彫りなおしましてこんな感じになりました。
ここで本日のメインイベントです。
実車の不鮮明な写真を拡大してみました
実車の右側斜め前から見た画像です・・・スリットの部分を拡大しています。
斜めに横切っているのはフェンダーです・・・問題はその向こう側にあるスリットです。
キットのボディについているスリットはもっと荒くてダイナミックなものなんです。
実車はもう少し繊細なスリットなんですね・・・
ウ〜ンこれは作り直さなければ・・・なりませんね〜。
しかも枚数がもっと多いですよね。
しかもスリットの向きが問題で右側のボンネット側は後部が開いていて走行中に熱気がエンジンルームから外に排出される様に開いているのですが。左側の運転席の足元は走行風を足元に取り込む様に開いているのがわかりますか?
ちょっと説明をしますと・・・斜め前から見た写真なのでボンネットの方は黒い穴の部分が見えないので後ろ側が開いているという事ですし、コクピット側はスリットの部分に縦に黒い線が入ってるのでここに穴があることがわかりますよね。
そこでエッチング板の登場です
このエッチング板は以前何か作るために作っていたスリットなんですが長さは短いものの高さはちょうどいいのです。
このエッチングのスリットはスリットの斜めの部分と裏側の補強の2枚構成になっています。
まずは補強のエッチング板にハンダメッキを行います。
これは余分なハンダがスリットの部分に流れない様にするためですね。
スリットの斜めの板の部分と先ほどハンダメッキをした板を合わせて熱したハンダゴテを当ててハンダを流して一体化します。
一体化したスリットはこんな感じになります。
スリットの部分をプラ板で作った治具で押し出してスリットを整形いたします。
スリットの長さが不足していますのでつないでハンダつけして必要な長さになる様に加工します。
双方のハンダ付けは削り合わせは当然シビアなものですがハンダ付けは両面テープで仮固定しておいて作業をしますとそんなに難しいものではありません。
スリットはボディの方に穴を開けてさらにスリットの真鍮板の厚みがボディ面よりも沈み込む様に段をつけておきます。
ここはハンダ付けが良いのですがスリットに余分なハンダが流れ込みますとその修正はほぼ不可能になります。
そんな理由でここは強情にならずに接着を選択しました。
隙間はポリパテを使う為に少々大きめにしておきます。
ポリパテを使って隙間を埋めて硬化を待ちましょう。
余分なパテを削って仕上げて見ます。
まだパテの上にサフを塗って見ないと良いかどうかは判断できませんがここは80%の仕上げにしておきます
反対側も同様にスリットを直しております・・・
いかがでしょうか?実車同様に細くて繊細なスリットになったと思います。
今日スリットを作りましたがこのスリットを作った為に面倒なことになってしまいました(笑)
中が透けて見ますのでブロックとヘッドだけでもエンジンらしきものを作らないといけなくなってしまったと・・・・仕事がエンドレスの様な気がしますね・・・
明日はフェアリングの製作ですね。