Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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シャーシの制作

2018-12-31 21:24:39 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰は時々青い空も顔を見せましたが曇りですね〜
気温は低めで寒いのは相変わらずですね・・・
まあ年末なので掃除にはまずまずの天気だったのではないかと思います。

昨日は親戚を集めての忘年会でおおいに盛り上がりましたので今日はいよいよCafeの大掃除です。
娘は今日も仕事なので米子市に有る仕事先まで送ってゆきましていつもと変わらない時間に出勤しました。
出勤してやらなければならない事はただ一つ・・・大掃除です。
私の担当は梁の上の掃除ですね
当方の建物は天井が無く梁が見える様な構造になっておりますので梁の部分に綿埃が積ってきます
お客様の上に落ちて来たり見えたりするのはどうも具合が良くない訳です。
そこで毎年大掃除の時に脚立に上がって掃除機をかける事にしております
この部分の掃除は高い不安定な場所で行いますので家内にさせるわけにもゆきませんから・・・

続いてCafeのテーブルを塗装します
このテーブルは友人のN君に作ってもらったのですが出来るだけ大切に使いたいので、メンテナンスが欠かせません。
1年間頑張ってくれたCafeのテーブルですので太陽光が当たったりして表面が少し白っぽくなって来ます。
テーブルはお客様の飲食物を乗せるものですから合成樹脂系(ウレタン塗料やラッカー系のニス等)のものではなく天然系の塗料を使っています。
この為に耐久性は少し落ちますので毎年1度から2度は塗っています。
この時期は気温が低いので乾燥が良く無いので若干心配ですけどね〜まあ良いでしょう、今日を入れて6日間もお休みがありますから乾いてくれるんじゃ無いかな〜
これもまた塗りなので私の仕事ですね。


さて本日は今年最後の更新となりますが
新しいカテゴリーを追加させていただきます
下の画像をご覧いただければわかりますがBBR製1/43のFerrari Rossa by pininfarinaになります
この車は2000年にピニンファリーナから発表されたショーカーなので一般的では無いかもしれませんがBBRはよくキットを作っていましたね。
私も頭の片隅にはこの車のことがありますがよく知っているというほどではありません、確かベースはFerrariの550マラネロだったような気がします。
575だったかな〜??
よく調べて勉強をしながら制作にあたりたいと思います

キットは2つ送っていただいております
一つは手を入れていない新品、もう一つはお客様かどうかは不明ですが途中までお造りになられているいわゆるお手つきのキットですね
制作のベースにするのはどちらでも良いと言われておりますが新品は勿体無いのでお手つきの方を使うことにいたします。
このように私へのご依頼は新品のキットでなくても大丈夫なんですよ、新品のキットが手に入らない場合もありますのでその場合は組み立て済みの完成品を分解し作り直すこともありますので新品かどうかはあまり問題にはなりません。
お手つきの方のキットにはインストがなかったので新品の方のインストをスキャンして使います
何度も見返したりしているうちにインストが傷んでしまうと申し訳ないのでこのような手配をしておきます。

上側の折り目が付いているインストが新品のキットのインスト下側の折り目のないものがコピーですね〜
時としてインストに必要事項を書き込んだりすることもありますからねこのような準備は必須ですよね(笑)

これがベースになるものの全てです
ボディは一度赤を塗られた形跡がありますが気に入らなかったのか再びサフを塗られています。
このサフはおそらくラッカーなので気になる部分を修正したら一度剥がして下地を確認してからウレタンサフを塗って仕上げてゆきます

BBRのキットできになるのがシャーシの板ですね
薄くてフニャフニャの物が多いのです
今回の物も何箇所か曲がった感じがありますし・・・
メタルの板をロールで伸ばしてシャーシの素材になるものを作っています

伸ばして厚みをボディに合わせたものがこの板になります
厚みは1.7mm程ですかね〜
この厚みですとちょうどいい感じです
重さも出来ますからいい感じになります。

ただし
BBRのボディの下側はまっすぐになっていません
裏側なので見えないからいい加減な作りなんでしょうか?(笑)
仕方が無いので慎重にフライスに固定しましてまっすぐになるように削っています
せっかくシャーシの板を作り直してもまっすぐつかないのであれば意味がないでしょう(笑)

削り直したボディの下に作り直したシャーシの板を当ててみました
サイドステップの部分がボディの前側と後ろ側よりも少し低いのですがサイドステップの部分はこの際無視して前後ろで高さを合わせています。

後ろの部分だけバンパーの下側がディフューザーの様な形状になっていますのでフライスに固定して削っています。
後ろから見たときに不自然にならない様にしたいですからね。

シャーシをボディに当ててみますとこんな感じ
このバンパー下側の形状が正しいのかどうかはわからないですが原型師さんの仕事を信じましょう。

ボディの裏側はこんな感じなのですがこの中でシャーシをボディに止めるビス穴の位置や完成した車体を展示ベースに固定するためのビスの位置を決めなければなりません
シャーシとボディを止めるためのビスはボディの裏側に少し凹みがある部分で良いかと思いますが
完成した車体を展示ベースに止める為のビスの位置はちょっと微妙ですね
なんとか考えなければなりません。

色々考えた結果
ボディとシャーシを止める為のビスの位置は皿ビスを使いますので皿ビスが収まるように削っておきました、
その前後に車体と展示ベースを止めるビスを設定いたしました。

シャーシのビスの位置が決まりましたので今度は車名の刻印を入れました
一文字づつ刻印で文字を刻みました

最後にボディ側にネジが入るネジ山を切っておきまして
ネジでシャーシを止めてみました
なかなか良い感じでは無いかと・・・思います
少なくとも元々のBBRのペラペラなシャーシよりは良いんじゃないでしょうか!?


本日はご依頼のお客さまから資料が届きました、まだ検証していませんのでボディの加工はしていません。
近日中に資料を精査しまして制作に役立てたいと思っております。


さて今年もあと数時間になりました
久しぶりに家族の方が揃って楽しくお過ごしの方も多いかもしれませんね。
いや〜まだ仕事をしています・・・とか
年末年始はず〜っと仕事だよと言われる方もいらっしゃるかもしれません、またその仕事のおかげで家族の元を離れて年越しをされている方もあるかもしれません
全ての方に良い年が訪れますように・・・

今年も沢山の方にブログにご訪問いただきまして誠に有り難うございました。
明日からはまた新しい年が始まります、来年もまた変わりませずよろしくお願いいたします。

年始の特番のお知らせです

2018-12-30 17:37:33 | その他
少し前にTVの取材を受けましたがいよいよ放送が近くなってきました。
1月2日 お昼12時から1時までの山陰中央テレビで
ヤ.マサト惑星探索団〜見つけ出せ山陰のNo.1と言う番組の中で放送される様です。

時間は伺っていましたが・・・今まで番組名がわからなかったのです(笑)
自宅のブルーレイレコーダーの番組表に出てきましたのでやっと皆様にご紹介が出来ます。
内容はこんな感じ・・・らしい

一応予約しておきました・・・
山陰地区限定だと思いますので・・・ご了承下さい(笑)

F12もプライマー塗装を行ないます

2018-12-30 17:32:22 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は曇り時々雨か雪の大変寒い天気でした。
今朝は出勤前に地元自治会の歳神神社の掃除で出掛けましたがミゾレが降って寒かったですね。

そして出勤してからも厨房のK子さんは本日から一足先に年末年始のお休みになりますので厨房係は私です(笑)
そして今年最後の営業は14時がラストオーダーで終了となりました。
今夜は家内の実家と合同の忘年会を行います。
明日は午前中に大掃除をして当店も今年の営業が終了となります。

そんな中でも仕事は仕事ですからね自分に厳しくゆきます、だから本日も制作続行でございます。
余談ですが明日も制作は続行して恐らく年始も続行かな・・・(笑)これが自営業の仕事という物です、お休みは有りません。

先日パテを盛ったフロントフェンダーの部品ですが・・・
なぜここにパテを盛っているのか・・・よくわからない方が多いかもしれませんね。
フェラーリのFフェンダーには盾型のエンブレムが付いていますよね、通常その部分はボディが凹めて有ってその部分に七宝焼きのエンブレムが収まっていると思っておられるんじゃないかと・・・
「それを加工する写真(動画?)も見た事が有るぞ!」と言われる方も有るかと・・・思い込みというのは実に怖い事でありまして、この盾のマークがフロントフェンダーに付いている場合全てがそうなっている物だと先入観で見てしまうのです。
今製作中のお客様の車ですが・・・エンブレムでは無くステッカーなんですね。
お客様が送って下さった写真を見ますと一切の凹みは無くステッカーが貼って有るだけなのでこの凹みを埋めてしまいました。
恐らくこの部分はドライカーボン製なので叩いて凹める事が出来なかったのではないかと思われます、BBRさん思い込みで凹みを作ってしまったのかな?(笑)
なので普通のボディ面にデカールでクリアーコートして再現しますので凹みを無くしました。

スジ彫りや入り角の部分の塗料がわずかに残っている部分ですがニードルで掘って剥がしたり、スジ彫りの部分をタガネで掘り直したりしておきました。

ボディを見直していましたらもう一つ加工しておかないといけない部分を発見しました。
デカールやボディ塗装を剥がしますとどうしても見落としをしてしまうリアのナンバープレートの部分ですね。
元々のミニカーでは海外用の横長のナンバープレートのモールドがボディに入れられていますので日本のナンバープレートを付ける場合は削っておかなければなりません普通ならエッチング板にデカールを貼った物が付けられている事が多いのですが部品点数や手間を惜しんだせいかボディ一体なんですね(笑)
リューターで削っておきましたやっぱりナカニシさんのリューターはこんな時に威力を発揮してくれますね。
高回転まで滑らかに回りますのでアルミダイキャストの切り子が刃物にまとわりつき難いですね。
しかも作業が早くて楽です!!リューターは良い物を買いましょう・・・(笑)僕は買っていませんが・・・そう言えばこれも今年良き出会いが有ったからですね
本当に感謝です。

リューターで研磨した後はペーパーで均します
これで海外用のナンバープレートの凸モールドは跡形も無くなってしまいました・・・。

次に気になったのは特徴的なリアのルーバーですね・・・
250GTOを彷彿させる!?と言ったら褒め過ぎかな(笑)
リアのホイールハウスの中の熱気を抜く為の物ですね・・・これはカーボンブレーキの冷却にもかかわってきますからね。
その角の部分が少しシャープじゃないのです・・・角が無いのでここはまずパテを盛りましょう、その為にはまずマスキングします。

パテが固まるまでにペーパーを剥がしまして・・・硬化後に研磨します。
角がスッキリすれば良いですね。
内側も削りたくなってしまいます(笑)

そして持ち手を付けて塗装の準備です
なるべく内側にもプライマーを塗っておきたいので持ち手の付け方は考えなければなりませんね〜。

リアのルーバーですが少々大げさになる位に角が立っていた方が良いですね、この後ボディカラーやクリアーでどうしても角が丸まってしまうんです。
出来るだけシャープになる様に心がけます

エポキシプライマーを塗り始めました
裏になる部分やドアの開口部など塗りが甘くなる部分を先に塗っておきましょう・・・
ここからは普通に外装になる部分を塗ってゆきます。

昨日塗った599GTOはまだ乾燥機の中に置いたままです。
今日は右側のF12を塗りました、2台並んで硬化を待ちましょう。


明日は何を作りましょう・・・そうそう今年中に新しいカテゴリーをもう一つ増やしますのでそれを何とか始めたいですね。

デカールの準備とエポキシプライマー塗装

2018-12-29 20:34:30 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は曇り時々雪の天気でした
気温は低めでしたね〜
日中でもそんなに上がらず道路の雪はシャーベット状になっています。
まあ途中で少しだけ青空が出た事も有るのですけど・・・如何にも山陰の冬って感じでしたね。

さて今日は朝からデカールの大きさの確認作業をしております。
普通の紙に印刷した物をカットしてボディに当てて大きさや形状の確認をします。
いくつかは大きさの変更が必要でしたのでデータの時点で修正出来たのは良かったですね
改造は着々と進んでいます(笑)


今日は新しいカテゴリーを増やすのか途中の1/18のフェラーリを進めるのか迷いましたが、サンドブラストで金属表面を削っていますのでボディの表面は非常に活性化している状態なんですね。
このまま放置していますとボディ表面の酸化が進んでしまいます。
なのでプライマーまでは先行して進めておいたほうが得策か・・・と言うことで今日はこちらを進めることにいたしました。

ボディは昨日サンドブラストをかけて綺麗に致しましたがそれでも角の方にサンドブラストの砂が噛み込んだ部分が有りますのでそれをかき出しておきます。
余談ですがこのサンドブラストの砂ですが私の使っている物は普通の砂では無く砂を水洗いしてから焼き締めてある物を使っています。
砂を焼き締める事で硬くなって耐久性が向上する様です、この方が繰り返し使う場合は長く使えるのです。
ボディは鋳造で作られていますのでバリが残っていたり型の合わせ目に段が有ったりしますのでさらにこの時点でペーパーをかけて磨きます。この時にキャラクターラインなどの角を丸めてしまわない様に気を付けましょう。
どちらかと言いますと角を立てる方向で研磨します。

ホットホイールのミニカーの場合写真で見ますと気が付き難いのですが以前制作したSAアペルタの時にもそうでしたがボンネットとフェンダー側のRが少し違っていましてボンネットの中央部分が少し下がってしまいます。
多分ボンネットの様な薄い物をキャストしますと変形してしまうのではないかと考えられます
ボンネットは金属とは言えアルミダイキャストなので曲げて合わそうとしますと必ず折れてしまいます。
ボンネットにパテを盛りますとダクトなどが近くに有りますしパテも剥離してしまうリスクが伴います。

まずはフェンダーの峰の部分が立つ様に研磨して全体のバランスを検討します
この時にボンネットのつながるフェンダーの部分を少し削ってボンネット側のRに合わせてみます

どうもフェンダーの内側(ボンネット側)を削って低くしてボンネットに合わせる事で自然な形状が出せる様なので全体を金属用の荒いヤスリで削り合わせます・・・ボディが傷だらけになり不安になりますが我慢が必用ですね(笑)
この後400番程度のペーパーでヤスリ傷を消す様に研磨しています。
これでボンネットとフェンダーのラインは綺麗に合う様になりました。

次はドアのノブですね
BBRのF12ではこの部分は別部品になっていましたがホットホイールはボディ(いやドアかな〜)一体になっています
塗装をしますと埋まってしまう恐れが有りますのでここはやっぱり別部品で準備した方が良いですね。

ハンドルの部分をリューターで掘っておきました
ただハンドルを付ける場合にはピンの穴を開けないといけないかもしれません。
そのまま接着剤で取付けますとドア開閉モデルですから力がかかって外れてしまう恐れが大きいですね。

次はいよいよ塗装には入ります
まずは持ち手を付けましょう
ボディは結構重いですのでボディの重心を考えて取付けますがひっくり返らない様に下の方に板を取付けています。

使うプライマーはこちらです
シッケンズのエポキシ系のプライマーでしてサフェーサーとしての性格も有るらしくパウダー状の骨材が入っているみたいですね。

塊やゴミを越す為にフィルターを通して使いましょう・・・もうこれは実車用の塗料を使う場合の決まり事です。
これで仕上がりや中研ぎなどの途中の手間が変わってしまう事を考えますとやらないよりもやっておいた方が良いのは誰が見ても明らかです。

まずは内側から塗ってゆきましょう
裏側は塗り忘れが多く発生する部分でして先に内側を塗っています。
表側を塗るのは内側が少し乾いてから塗っています。
時間をおいて塗る事で塗り忘れた部分を発見し忘れが無いように注意をするのです

表裏とも塗装が完了しました。
気温が低いので乾燥器に入れて硬化を促進します。
これで一晩置きますとカチカチに硬化する予定です。


明日はF12の方のプライマー塗装を行ないましょう。

制作を開始します

2018-12-28 21:45:54 | Ford Model T Truck
本日の山陰は雪でございます!
やっと降りましたね〜

朝はそんなにたいした事も無く余裕で出勤しました。
しかし・・・
途中から警報は出ましたし中国道が一部通行止めとか・・・バンバンメールが来ます(笑)
外を見ますと前が見えない位降っている時間も有りました。
しかしながら日中なので気温が高いらしく降る量と溶ける量が同じくらいらしく出勤した時と雪の深さはあまり変わってない様な気がします。それでも普通の年で言えば12月初めくらいの感じでしょうか・・・
雪の多い年なら11月終わり頃でもこれ位は降ったりしますから・・・。
除雪機が有りますのでまだ余裕が有りますがまあ程々にお願いしたいものですね。
本日の当店です・・・・こんな感じですよ。


さて本日の仕事ですね
少し前に自宅の大掃除をしましたが神棚の掃除をしていたらこんな小さな神様を発見しました!
二つの神様が小さな木の箱に入っていましたが箱の屋根の部分が壊れていました。
この神様ですがいつから有ったのか記憶が無いのですが恐らく今の自宅の前から有った物ではないかと思われます。
だから・・・戦後すぐ位に私の祖父が建てた家だったのでその頃から有ったのではないかと想像します。
壊れているのを見過ごしには出来ませんのでアトリエに運んで修理と掃除を行ないました
まずは今までの粗末な扱いを詫びながら筆で丁寧に埃を払っておきます、どうもこの方は釣り竿をお持ちなので恵比寿様でしょうか・・・?
と言う事はもう一人の方は大黒様でしょうかね〜!?
お二人とも綺麗になられました。

箱はただ接着してあっただけの様ですから接着しておきましょう。
こちらも掃除をした上で木工用のボンドで接着しました。

こんな風に蓋が有りました
閉めても外が見える様に二つの穴が開いているのが良いですね。

さて元通りに仲良く箱に収まって頂きまして今夜はご自宅にお帰り願います。
今度は忘れない様にしなければなりませんね。


さて本日は新しいカテゴリーを追加します。
近い内にもう一つ追加させて頂きます・・・(汗)
今回追加するカテゴリーはFord Model T Truckですね
メイクアップさんのご依頼の制作でして以前にFord Model Aをホットロッド仕様で制作させて頂きましたお客様からのリピートのご依頼です。

ちなみに・・・直接のオーダーは3年待ちですが。
メイクアップさんの仕事は最優先で行なわれる為に制作をお急ぎの方はメイクアップさん経由にてご依頼頂けますと早く着手出来ます(笑)

HP http://www.makeupcoltd.co.jp/ 
上側のCONTACTの部分から連絡を頂くかお電話でご相談下さい。

さて今回制作するのはこんなキットです・・・
昔メイクアップさんで売っていたキットをお買いになられて保管されていたみたいですが・・・
なかなか年代を感じますね〜
しかも今のキットと違って厚紙の箱にモノクロの写真・・・全く飾りっ気が有りません(笑)

髑髏のマークにPirate Modelsというメーカー名・・・
何だか危なそうな香りがプンプンしますね〜(笑)

インストはこんな感じです・・・
何げないトラックのキットなのですが、荷台を上げる方法が何とも年代を感じますね
今なら油圧が当たり前ですよね、軽トラックのダンプでも電動の油圧ポンプを使っていますが・・・
何とこれはクランクを手で回してネジを切ってある棒を回すと荷台が上がる作りになっています。
勿論キットでは固定ですけどね・・・。
荷台が上がる程回したらかなり疲れますよね〜、こんなので役に立つのかしら・・・!?

この部品はボディの部品なのですが何か変わったことに気付かれませんか?
・・・そうなんですよ
普通ボディは立体物なのですが・・・これは板の塊!ですよね。
ボディの下側が絞られたキャストのし難い形状なのでこれは良く分かるのですけど初めてこのキットを買われた方はさぞかし驚かれることでしょうね。
ちなみに・・・私はあまり驚かないですけどね。

仮組をしてゆくのですが、どうもボディの後ろ側のバルクヘッドが少し大きいみたいなので製図用のデバイダーを使ってケガキをして削りました

バルクヘッドの後ろ側ですがこんなモールドが付いていましたが中央のピンはスペアタイヤの固定ピン、下側の四角なものは?
何かよくわからないのですが・・・予想ではバテリーかな??
でも最終的にホットロッドを作りますからモールドは全てカットしました。

リアのバルクヘッドのコクピット側にはベンチシートが付いていましてね、これも使いません。
と言うのもホットロッドなのでシートはバケットの方が良いですよね。
ですから削ってしまいたいのですが座面の方はニッパでカットしたら簡単なのですが、シートバックの方はバルクヘッドと一体になっていまして削るにもなかなか大変なんですよね。
なのでフライスに固定してエンドミルを使って削っています。
これが一番綺麗で楽です(笑)
綺麗で楽なら一番いいですよね。

それでも最後の仕上げはペーパー仕上げですね
他の部分と仕上げを合わせなければなりませんからね。

コクピットのバルクヘッドとサイドパネルを仮組してみました
接続はハンダを使ってピンポイントで止めています・・・仮組はかなり重要ですね。


明日は再び599GTOとF12TDFを進めるか・・・もう一種類カテゴリーを増やす物を進めましょうかね〜。