Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Golden Arrow 1929の作図

2015-03-31 21:56:32 | Golden Arrow 1929
山陰は今日までは天気が良かった様です明日はせっかくの定休日なのに雨が降るらしい・・・
天気が良いうちにやっておかなければならない事は沢山有ります(笑)
その1!
ブルーベリーの植え替え・・・
本当は既にタイムアップなんだけど・・・まだ全部終わっていないので頑張る・・・(爆)
こちらはロシア産のピートモスです。
近くのホームセンターでも売っているのですが40L入りで1300円もしますからかなり費用がかかってしまいます・・・
なのでいつもの森林組合さんにお願いしまして安い物を探して頂きました・・・
こちらはロシアから直輸入の物で圧縮した物を170Lで4800円程です。
開けてから塊をほぐしてやると2倍くらいの量になります・・・
これならまだ格安ですね・・・

ガレージの中に入れてありますから完全発酵した牛の堆肥とピートモス/バーミキュライトを混ぜまして運びます。
一輪車の中で混ぜ合わせておきますと作業が楽です・・・
画像はバーミキュライトを混ぜる前ね!

本当は緩行性の肥料を混ぜ込んでやるのですが・・・
その肥料ですがブルーベリー専用の物って高価なんだよね~
なのでウェブを調べていたらマグアンプKで良いと書いてありましたので一応それを少し混ぜ込んでおります。
この肥料は最長で1年近く効くらしいので秋までくらいなら効いてくれるでしょう・・・。
植え替え前はこんな感じでした・・・根元が狭いのがわかりますでしょうか?直径は40~50cm程でしょうか?

植え替え後はこんな感じ・・・
直径は80~90cm程になります、夏場の雨が少ない時期に新芽の先が5cm程枯れてしまうのです。
多分この囲いの下側から根は出ていると思うのですが芝の下側になりますので水が行き届かないのではないかと思ったのです。
これくらい広くしておけば少しは長く保つかとおもいます。
植え替えは肥料も大切ですが水が一番じゃないかと・・・。

天気が良いうちにやっておかないといけない事はまだまだ有ります。
アバルトを久しぶりに出しました・・・4ヶ月くらいは入れっぱなしだったかな??
山陰ではガレージに入れて有っても黄砂が飛んで来ますので車に上に積ります・・・
そのまま擦ると傷が付きますので水で流して落とします。

内装もちょっと掃除をしまして・・・

実は冬眠前にガソリンを入れておく事が出来なかったんです・・・
入れようと思っていた矢先に雪が降りまして凍結防止剤をまかれてしまったので出られなくなってしまいました。
もうさすがに凍結防止剤も雨で流れてしまっていますので大丈夫でしょう・・・アバルトは錆び止めにドブ浸けされていませんホワイトボディの状態で補強を入れてほぼ手塗りで仕上げられていますのでパネルの二重になっている所や塗装のガンが届かない部分は鉄板のままで有ると思われます。その証拠にロールゲージがAピラーに溶接してありますが塗料が飛んでいない部分が有ります。
ハイオク・・・久々の満タンです!!
短距離ですが久々のドライブを楽しみました。


午前中は2組のお客様がいらしたり,午後からは一組だったかな??結構製作時間が無くなって来ました。
昨日まででレインボウの大まかな部品の製作は終わりました,最終的にはまだ直すべき部分が有りますがこの部分はボディを再キャストしてからした方が良いのでサフまで進めておきました。
アトランティックも有りますが・・・アルファのT33/2も有りますが・・・3台のミニカーも有りますが・・・
今日は次のハードル!?Golden Arrow 1929を進めておきましょう。
この作品はフルディティールで挑戦致しますのでアトランティックの様な作り方になる可能性が有ります・・・結構難しい作品になると思われます。
まずはお客様からお預かりしている完成品を分解して塗装を落とします。
今回の物はメーカー完成品だったので何の塗料を使っているかわからなかったので剥離剤を使っています

剥離剤を落とす時は何をお使いになりますか?
私はシンナーを使っています,水でも良いのですが上手く溶けないので最近は安い工業用シンナーですね。

クリアーとゴールドは落ちたのですがサフは溶けなかったんです,擦れば落ちるのですが。
なかなか綺麗にならないのでビニール袋にシンナーを入れてその中に漬込みます。
ウレタン系のサフでは無い様なのですが・・・

もう一方からお預かりしたキットを出して来ました。
これはキットなので無塗装ですから下処理が無くて楽ですね~(笑)
ボディやエンジンを並べてシャーシの図面を書いています。
エンジンは以前作ったパンドラモデルのネイピアエンジンです,使えるかどうかはわかりませんが・・・取り敢えず参考まで。

お二人の方から資料をたくさん送って頂いておりまして整理して参考にさせて頂いております。
ボディの中に収まるシャーシを作るのが取合えずの目標かな~!





BBR 1/43 Mercedes CLK GTR-GT GT FIA 1997

2015-03-30 19:02:57 | 最近手に入れたキットのご紹介
この所たて続けにキットを入手しました。
絶対に欲しい・・・と言う訳では無かったのですがご縁が有って入手に至りましたね。
今日ご紹介するのはBBR 1/43 Mercedes CLK GTR-GT GT FIA 1997ですね。

日本ではWarsteinerと言ってもピンとこないと思いますね。
と言うかプラモデルをかじって大きくなった世代にはD2と言った方がわかりやすいでしょう。
タミヤのプラモデルの1/24スケールの物に同じ仕様が有りましたね。
今までこのカテゴリーでもBBR1/43Mercedes CLK GT Oschrsleben 1998 Origial Teileをご紹介した事が有ると思いますがD2はまだ持っていなかったのです。
いつかは欲しいけどカラーリングはBBR1/43Mercedes CLK GT Oschrsleben 1998 Origial Teileの方が魅力的だと思っていますので絶対に欲しい訳ではなかったんですね。
でも結構格安だったのでついつい・・・右手の人差し指が反応してしまいました!

ボディの方は Origial Teileと同じ物ですがリアウインドウの部分に穴が空いております。
Origial Teileの方はボディ全てがラッピングされますのでこの穴は無いのですがD2はこの穴からエンジンの一部を見る事が出来ます。

ホイールのディスクはエッチング板で準備されていますが少々華奢な印象は拭えません、しかし車体を支えるホイールはアルミに挽き物が付いていますし実際にボディを支えるのはこのアルミに挽き物なので強度は十分に持っています。
BBRのよき伝統かウインドウは外貼り式でエッチングの窓枠が付いています。
元々は量産完成品の為のキットでしてBBRは最初から完成品を作る為にキット開発していますからウインドウを除いて作りやすい事は言うまでもありません。

インストはキットの為に作られた物です・・・これは当然ですね。
必要十分の内容ですね。

Origial Teileと違うのは先ほどのインストの裏側ですね、エンジンの作り方が書いてあります。
Origial Teileはエンジンそのものが付いていませんのでこの部分は無いのです。

恐らく完成品用のデカールは業務用スタイルの大判の物で同じ物がかなりの数同じシートに印刷されている物と思います、キットのデカールは1台分といくつかの予備が小さなシートに納められた物でして切れもキット専用品なのかもしれません。
デカールも古い物でしょうけれど黄ばみも無くいい状態で保存されていたのでしょう。


このキットと同梱されてきたキットがこちらです。
BBR 1/43 Mercedes CLK GTP 24H Le Mans 1999
このキットは上記のキットと2台組で出品されていた物でどうやら欠品が有るのでジャンクと言う事だったのですが調べてみますとホイールのセンターロックが1個無かった様です。
まあそれくらいは替わりの物を探せばそう難しい事は無いと思いますが・・・

他の部品は未開封ですね~。
エッチングも最低必要部分は準備されていますね。

インストもこんな感じで付属しているのです。
エンジンも何も無いので実にシンプルですね~。


実はこのキット以前一回作った事が有りまして確かこの仕事を始めた直後でしたね同級生の3人で3人展をする事になりましたその為に作ったのがこのキットだったのです。
今はどこに有るのか記憶が無いのですが・・・そうだ!私が卒業した中学校の校長室に有るはずですね。
何か講師を頼まれてお話をした時に記念品として残してきたはずです。まだ有るのかな~(笑)





エンジンフードの製作

2015-03-30 18:42:11 | Ferrari308GT Rainbow
今日は朝から良い天気ですね。
午前中は畑でエンドウ豆の為にネットをしたり畑のまわりの草刈りをしておきました。
その為にブルーベリーの植え替えはお休みでした(笑)

今日の製作はエンジンフードなのですが・・・あれ!?
フルディティールじゃないからエンジンフードは関係無いんじゃないか?と思われた方は正しい・・・そして正しくないです。
実はエンジンフードには2つの問題が有ります。
このミニカーは元々エンジンフードの筋彫りが切ってないのです。
もう一つはエンジンフードの後側にエンジンの熱気を抜く為のスリットが有るのですがミニカーにはこのスリットが無い、そしてその部分に308GT RAINBOWのロゴが有るのですが上下寸法が狂っていて貼れないのですよ・・・。
これから少しずつ直してゆきます、まだまだ道のりは長いか!?
前にどこかで書いたかもしれませんが再度書いておきます、まずエンジンフードの筋彫りです。
プロトタイプは
リアのプレスラインから少し内側に離れた部分に筋彫りが有りますね。

でも作るのはこちらの車です。
多分走行可能な物ですが、こっちの車ではプレスラインの際に筋彫りが来ていますね・・・ちょっと見難いですが。
デザイン上もスッキリした感じがしますのでこっちの方が良いですね。

後から見ますとこんな感じです、この車は白い物とは別らしいですが筋彫りはピラーの始まる部分から絞り込まれていますね。
これは開けた場合にピラーに接触しない様にしてある訳ですね。
そして文字もこんな感じなんですね・・・スリットも角に有るのがわかりますね。

筋彫りを掘る前にこのスリットを何とかしないといけない事がわかりますね。
素材は例のキャストを失敗したボディの後半部分です。

18mm程の幅の間に30本のスリットを切ります。
丸ノコの刃は1枚で0.1mm程なので2枚重ねて0.2mm幅が切れる様にしておきます。
大きめのタッピングで木片に固定しておきましてフライス盤で切り込みを入れてゆきます。
送り幅は0.6mmです。

スリットを切った部分を切って取り出しております。
不要な部分は全部カットしてしまいます・・・。

製作中のボディにスリットを取付ける為に不要な部分を鋸で切り出します。
鋸だけでは取れない部分も有りますのでノミでカットしてゆきます。

接着してからパテを盛っています。
隙間は結構有りますので・・・地道に製作致します(笑)

パテを削ってから欠けてしまった部分にパテを盛りまた削る・・・(笑)
地味な仕事・・・ですね。

テールランプの下側で左右のランプを結ぶ様なデザインの部分が有りますが、このミニカーでは上下寸法が少し大きいのです。
ここの寸法が違うから文字が入り難い様ですね。
元々有った縁取りの幅の分とその下側に0.5mmプラ板を貼付けましてかさ増しを致しました。
プラ板を貼付けた所までの平面を出しておきましょうか、後で下側の縁を作り直す訳ですが縁を付けてしまってからでは平面が出し難いのです。
カメラの電池切れて写真は無いですがプラ板を削ってパテを入れて面を出して削っております。

その下に0.3mmのプラ板を接着して削りますが先ほど面が出る様に削った部分よりも少し高くなる様に削り合わせています。
テールランプの縁取りと一体になる様に削ります・・・。
プラ板はレジンと異なる色なので完全に別もの・・・の様に見えますがなかなか良い感じに見えますね。

サフを塗る準備をします。
レジンのボディはあちらこちらにパテを盛って修正していますので結構凸凹しています。
サフを塗る事でこの凸凹がよく見えますから次の修正の為に塗っておくのです。

サフを入れました!
やっとここまで・・・と言う感じですね。
実はまだ細かな部品は全く作ってありませんから完成はまだまだ先の事になりますが、サフが入ると何となく嬉しいですね。
ここで使うのはウレタンサフです。
密着もよいですしこの上からポリパテを使っても問題が出ませんからね~。


内装の変更作業Ver.3及びルーフパネルの製作

2015-03-29 23:59:59 | Ferrari308GT Rainbow
こんばんは,すっかり更新が遅くなってしまいました。
本日は午前中は雨がパラついたり止んだりしていました。
ブルーベリーの植え替えをしていましたが雨が降りますと道具を片付けて,止んだらまた道具を出したりしていました。
予定通りに仕事は進んでいますが何か効率の良く無い進み方ですね。

おまけに本日は住んでいる町内会の総会日でして夕方7時から総会に出席して来ました。
ご多分に漏れず副会長と言う重席に居りますと直帰出来るはずも無く直会の後の2次会に呼ばれてしまいまして・・・自宅に帰ったらこんな時間です。大きさの

今日の製作ですがまず最初の作業はルーフの穴をあける事ですね。
サンルーフとしては少々小さ過ぎます、中途半端な大きさのガラスの窓を検証致します。
下の画像はプロトタイプとも言われる物ですね、ご依頼者の方はモックアップではないかと言われていますが・・・正直私にはわからないですね。
今にも走りそうにも見えますが・・・。

そしてコチラが実走が可能らしい車ですね・・・ちなみに白いボディの車が走る動画は無い様ですね。
良く見ますとルーフのグラスエリアの大きさが違いますね,上記のプロトタイプはかなり幅が小さいようです。
それに引き換え走行が可能な実車の方は幅が広いガラスが付いているようですね~、

ルーフの穴をあける前にそのルーフの収納を考えてみます。
本来ならルーフのサイドにステーが取り付けられていましてスライドをしながらシートバックに収まるのですがそこは1/43の模型ですのでその通りにはゆかないのです。
1/1はその様に収納出来ても1/43ではそうはゆかないのです。
ではどこでバランスを取るのかと言いますとやはり着地点というのが有りましてね・・・それは製作者にお任せ頂いた方がより良いと思うのです。
取合えずルーフの支えを作りました・・・この辺りも想像を含めて物になってしまいます・・・画像が無いんですね~。

ルーフを載せてみますとこんな感じです・・・
シートの有る側にずり落ちない様にほんの僅かな支えを接着しておきます、こんな出っ張りは実車には無いのかもしれませんが1/1の指がこの支え無しにきちんとルーフを収納出来るとは思えません・・・からね。

当初の予定ではこれ位かな~と思っていましたがちょっと大き過ぎたようですね・・・

実際に開けた穴はこんな感じですね・・・4カ所に穴をあけておきまして糸鋸で切ります。
細かな刃を使えばそんなに難しい事では有りません。

穴をあけてからヤスリで整形して仕上げています・・・。

ボディに載せてバランスを見ています・・・ちょっと小さめ・・・だいたい良い感じかな?

穴を開けただけではどうにもなりませんね~
ガラスを付ける為にも段を作らなければなりませんので四角な板を削っています,ちなみに使用した板は0.2mmの真鍮板ですね。

ハンダ付けをして作ったルーフに取り付けます。
表側に余分なハンダが流れない様にしないとね~後で困るんですよ。

再び糸鋸で穴を開けました・・・。

ヤスリで削って仕上げています・・・最小限の段でガラスが載る様に・・・考えています。

ボディの上にルーフを載せてみました・・・良い感じで収まっていますね。


内装の変更作業Ver.2

2015-03-28 22:24:44 | Ferrari308GT Rainbow
今日も暖かく午前中は晴天でしたね~。
本当に春が来た様な陽気でしたよ。
これからはこんな天気が続くと良いですね・・・。

さて昨日のコメントにエンジンフードはどのように開くのでしょうか?とコメントが有りました。
残念ながらエンジンフードを開けた画像は私も持っておりませんが・・・想像では308GT4と同じく前ヒンジで開く物と思います。
ただ前側のエンジンフードの膨らみが邪魔になってしまいますのでヒンジは膨らみの上側についているんじゃないかと想像しています。
下記のアドレスの動画にはエンジンルームも写っていますがどちらかと言うと斜め後ろ側から写していると思いますがフードらしき物は写っていませんので前ヒンジの後ろ開きと想像するのが無難ではないかと思っています。
ただ少し特殊なヒンジ構造になっているかもしれませんね~。
フルディティールのご依頼だったら・・・と思うとちょっとホッとすると言うのが正直な感想だったり致します、資料不足は否めないですね。
まあ量産車と比べれば写真なども圧倒的に少ないですしね・・・ショウカーの場合大変苦労するところです。
https://www.youtube.com/watch?v=74a73nQPA2M

さてさて今日の製作です。
本日の初作業はBピラーの下側のエンジンフードの下側のパネルの長さを調整致します。
昨日の続きになりますがリアガラスは多分少し斜めに付いていると判断しましたのでエンジンフードのコクピット側への突き出しを少し短く調整する事になります。
今まではガラスは垂直として考えていましたので少し長めだったのですが薄くスライスする様にカットしております。
鋸で切るのですが斜めにならない様に気をつけなければなりません。

右側の部分はカットして短くする部分,左側は使う部分ですね。
当然ながら微調整は手削りで対応します。

短くした物を所定の場所に取り付けてみています,だいたい良さそうな感じがしますね。
ただコクピット内部から見た時に両サイドの三角な部分の内装が不足してしまいます、ガラスを接着した後で接着面を見えなくする為にもこの三角なパネルが必要になりますが今作っても最終組み立て時に微妙な調整は必要になりますから後でプラ板か金属板を切って調節しながら作った方が良いと思われますね。

斜め後ろから見ますとこんな感じに見えます。
リアガラスの左側・・・これなら確かに斜めに見えますね。ウインドまでの奥行きも自然に見える様に思います。
何となく格好がかなり良いかも・・・自画自賛か??(笑)

コクピット後ろ側のパネルをいじったのでドアの内装の位置と合わなくなってしまいました。
内装側が1.5mm程後ろにずれた感じですね。
サイドシルの前方は角材を延長して直しておきましたが、さすがにドアの内装はその後ろを少し延長するしかないですね。
ここは同じ素材のプラ板を使いましょう。

延長したのがわかりますでしょうか・・・うっすらと黒い筋が付いていますがここが元々の開口部ですね。
プラ板を貼って延長しました。

ドアの内装を仮置きしてみますとこんな感じです,少し隙間が有るのはドアの見切り線としてあけておいた物です。
考え方としてはボディ外装の筋彫りと同じ考え方ですね、隙間が残っていますと「ボディとドアは別部品ですよ」と主張している様に見えますね。

細かな事ですが前側の上角も実は内装が欠けていましてほんの僅か内装が後ろにずれていますのでこの切り欠きが余計に目立って来ましたのでここもプラ板で作ってみました。
三角形の白い部分が新しく追加した部分ですね。

反対側も内装の延長をしましてドアとの隙間がきれいに修正されています。
そしてルーフのインテークの穴を掘っておきました。
ここは何の為に有るのか考えておりましたが,何も気の利いた答えを見つけられず・・・ここからエンジンルームのクーリングは難しいのでリアウインドの外側が渦を巻きそうなのでここに空気を流してリアウインドウの汚れを防止するって言うのは如何でしょうか?雨が降ると雨も一緒に吸い込んでしまいますからリアウインドウは余計に汚れてしまう様な気がしますが・・・。

先程掘ったルーフのインテークの下側に0.2mmのプラ板を2.0mm幅に切った物を接着しました。
このプラ板はルーフを載せた時に受けになる部分でして本来ミニカーには無かった造形ですがルーフも作るのですからせっかくなら所定の場所に取り付ける事が出来た方が良いのではないかと思った次第です。
少し大きめに付けておいてヤスリで削って仕上げておきます,難しい作業ではないですが付けるよりも削る方が神経を使いますね(笑)
また画像には有りませんがフロントウインドウの側にもこの出っ張りを接着しておきましょう。
片側ではルーフが載らないですからね~。

ルーフは余り厚い物ですとボディラインと合わせる事が出来ません。
理由はミニカーのボディをコピーした時にフロントウインドウが低くてバランスが良く無かったですから少し持ち上げてあるのですがその為に厚みの有るルーフではルーフ全体のバランスがとりきれないのです。
ルーフを作る素材は今回真鍮を使う事にいたしました。
メタルの板でも良いのですがどちらかと言えばメタルの板は厚みが有りますし薄くすると強度的にも心配になって来ますからね~。
模型用のハンマーで叩いて整形を始めましょう・・・。

今回は無理に一体で作らず角をきれいに出したかったので3ピースで作ります,最初は上側の一番大きなパネルですね。
軽く叩いて変形させてから形状を確認する為にルーフの上において様子を見ています。

更に細かく叩いてゆきます。
一部分を集中的に叩かず全体を仕上げる様な感じに叩きます、板金作業は言葉にするとなかなか表現が難しいのですが実際に叩いてみますとそう難しい事ではありません。
叩いていくうちに少しずつわかって来ます、どこをどう叩くかですね。

サイドのルーフの厚みの部分やBピラーに続く部分を作る為に斜めに真鍮板をハンダ付けします。
大体の形状にマジックで書いておきますと目印になってわかりやすいかな~。

片方だけですがサイドの部分が出来ました全体もペーパーで削って仕上げてゆきます。
大きな凹凸はこの時点で無くなります。

反対側も何とか作りました。
手慣れた方ですと両サイドを一度に作られるかもしれませんが・・・私は片側ずつ仕上げてゆきました。
それでもこの程度は仕上げられます。

これで金属製のルーフが完成した様に見えますが・・・実はまだ大切な作業が残っていました。
このルーフには一部ガラスになっている部分が有ります。
理由はご存知でしょうか?

実はルーフをシート背後に収納した場合このガラスの部分が無いとバックミラーで後ろを確認する事が出来ないのです。
ですから一部分を透明素材で作りましてガラスサンルーフの替わりに使ったりバックミラーを使って後ろを見る為の覗き窓にしたりする訳です。
明日はルーフに穴を開けようかな~!!
一応ルーフは完成致しましてピッタリと収まるべき部分に収まっておりますね~。