Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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5号車のシャーシ製作

2016-05-03 21:51:21 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は大変風が強くて荒れ模様だったですね、他の地域の方では如何だったでしょうか?
大きな被害が出たとは聞かないのですが・・・
私の方は先日花が咲いた紅玉林檎の木が根元から折れてしまいました。
今年は実がなるかも・・・と期待していたのですが、これは仕方がないですね。

私のアトリエのショーケースの上にショップカードを置いておりますが、ビアンキーナのカードが無くなってしまいましたのでキャロル360のショップカードを作りました。
各々限定50枚ですので適当な時に無くなってしまいます、次は117クーペですね。

次の仕事はデカールの印刷です
と言っても私のでは無く隣町のSさんの物です、彼は1/6のエンジン模型を作っているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
日産S20エンジンのオイルフェラーキャップのデカールです・・・つまりエレファントオイルのやつですね(笑)


製作の方は本日いよいよ追加になった5号車の製作にかかります。
ボディが先かフレームが先か悩んだのですが面倒なシャーシから作って見ることにいたしました。
フレームを追加する為にはどれか1台フレームを分解しなければなりません。
残ったシャーシはT57Gの物しかないですからこれを分解する事に致しました。

アセトンに浸けて瞬間接着剤を溶かして分解致します
広口ビンに入れてアセトンを管理致します、このアセトンは危ない液体ですからね無駄に吸引しない様に注意して下さい。

こんな感じに分解致しました
アセトンで接着剤を溶かしますと力を掛けなくてもかんたんに分解出来ます。
変形しない様に注意は必要ですよ。

いつもの様にフレームをマスキングテープと鉛筆で型取ります。

0.3mmの真鍮板を切り出します左右を一度に加工したいので2枚準備致します。

2枚をハンダ付けしておきます。
もちろんハサミで切っていますので少しヨレヨレしますから鉄板の上で叩いて平たく延ばします。

このフレームはT57Gなのでフレームのサイドには軽め穴が開けてありますが普通のSCシャーシにはこれが有りません。
穴が有るのはリアアクスルの通る穴とその後ろの穴だけですね
穴を糸鋸で先に開けておきます周りを仕上げてからですと強度が落ちますから切り取るのに真鍮板が曲がってしまう事も有りますし糸鋸の刃を折りやすくなりますからね、加工には順番が有るのです。

まだ2枚の真鍮板をハンダ付けしたままですが表と裏を磨いて仕上げてみましょう。
問題が無ければこれで分解という事になります。


ここで今日の製作時間が無くなってしまいました。
明日はこの続きを作ってゆきます。
隣はT57Gのフレームですが今日切り出した部品がこの様なフレームになるのはいつのことなんでしょうか・・・!?