Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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インテークマニホールドの制作Ver.1

2015-09-29 23:02:38 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も大変良い天気でしたね~
この秋晴れの中地元のゲートボールを愛好するクラブの方が練習にいらっしゃいました。
なんでも県大会に出場される選手の皆様だそうでして、その会場と同じ芝の感触を確かめにいらっしゃいました。
普段は解放していないのですが・・・ご相談を頂ければこの様な使い方もOKです(笑)
日が射すと少し暑いのですが風も涼やかなので良い練習になったのではないかと・・・


ゲートボールの練習の為に中庭にテーブルとチェアを出したりしなければなりません、まさか高齢の方が多めなので座る場所も無いというのは気の毒ですからね。
そんな事をしていましたらどんどん時間が遅くなってしまいました・・・当然ながらイチジクの収穫はその後に行なっていますから!

さて遅くなりましたが製作を始めなければなりませんね~。
今日はインテークマニホールドを作りたいですね。
この部品の場合は少なく見積もっても最低2回のハンダ付けをしなければならないのです。
但し2回目のハンダ付けで最初のハンダ付けの部分を分解してしまう恐れがありますのでちょっと考えなければ・・・
そこで最初のハンダ付けをロウ付けにしておけば2度目のハンダで溶かしてしまう恐れは無くなります。
固定用の治具を久しぶりに出して来ましたが・・・
一応何でも揃えていますから・・・(笑)

治具に固定しておいてロウ付けをしてみました。
なるべく余分な場所には熱を回さない様にと思いますが洋白線は熱が回って黒くなっています。
まあ熱を回さない様な物も売っていますが・・・一応まだ使っていません(笑)

少し歪になってしまいましたが何とかそれらしい物が完成いたしました。
一応ピンを打てる様に穴をあけています。

いくら歪でもエンジンに取り付けてみますと良い感じになりますね。
エンジンの角ばった部分・・・スーパーチャージャーに丸いモチーフはありますが総体的に角が出ていて角張っている事に間違いは無いですね・・・しかしインテークマニホールドだけは丸い造形を前面に出していますね・・・これはこれで良いのではないかと思います。

さらにシャーシに載せてボディをかぶせればこの様にぐっと良くなります!!でしょ!!

試作が1台分で来ましたので続いて4台分のマニホールドを作りましょう。
試作のマニホールドと同様にロウ付けして4つ作りました。
シリンダーヘッドとつながる部分は長めにしておきました。

長さを揃える為にバイスに挟んで削っています。
荒めのヤスリでザクザクと削れば1.5mmの洋白線もそんなに時間がかかりませんね~。

一番ヘッド側の分岐の部分をハンダ付けです。
最初にロウ付けした部分はハンダゴテの熱くらいでは絶対に溶けたり致しませんから落ち着いて作業が出来ます。

余分な部分をカットしておきます。
なんともアナログな作業ですね~。

余分なハンダを削って・・・また必要な部分を削って丸めます。
なかなか細かな部分が多いので削りの作業は手間がかかりますね~。

リューターで真鍮のブラシを使って磨いています。
真鍮のブラシは大きな傷を付ける事無く磨く事が出来ますね。
多分真鍮と洋白はその素性からニッケルが含有してる様白の方が硬いとは思いますが比較的近い硬さの為に大きな傷が付き難いのかと思われます。

明日はスーパーチャージャーに取り付けてからエンジンに付けて調子を見たいですね~。

スーパーチャージャーの制作Ver.7

2015-09-28 18:55:27 | Bugatti Type57SC Atlantic
昨日のエントリーですが・・・
昨夜は余りにも眠くて下書きのまま寝てしまいました、今朝気が付いて慌てました(笑)


今日は少し暑い位の天気でしたね。
一日中晴れ渡っていて如何にも秋の晴天という感じでした。
まあいつもの畑での儀式は今日も同じ事・・・一体いつまで収穫が必要なのか少し心配な様な・・・。
イチジクの収穫で何が大変かと言いますと服が濡れるのが嫌ですね。
この頃になりますと夜露が降りる様になりますから雨の日は当たり前に濡れるのですが晴れていても服が濡れてしまうのです。
しかもイチジクの葉は大きいので雨が溜まっていますとその下を歩いて実をもぎ取りますと葉が揺れる・・・すると頭のうえからバラバラと雨の様に降ってきましてかなり冷たい思いを致します。
まだ予期していた時は良いのですが・・・不意に後頭部から背中に掛けて流れた時の冷たさと言ったら思わず声が出てしまいます(笑)

さて本日から少しの間一足お先に台風が来ています。(笑)
家族が一気に5人になりました・・・・普段は3人なので静かなんですが・・・さすがに賑やかです。

昨日作ったスーパーチャージャーをエンジンに固定して検討していますウ~ンなかなか難しいですね。
このフィンの付いた四角いパイプの上には丸い断面のインテークマニホールドが付くのですが余り上側に付けてしまいますとボンネットと干渉してしまいます。
丁度良かったのはスーパーチャージャーの本体の前後に部品を付けたのでエンジンの中央の定位置にスーパーチャージャーが来ています。狙っていた位置関係なんでピッタリ決まった事が妙に嬉しかったですね。
たったそれだけの事なので誰に言ってもフ~ン!位にしか思われないのですが・・・。


意外と上手く作れたインテークマニホールドとの連結パイプですがこの勢いで全部片付けてしまうのが吉という物でしょう(笑)
作業自体は昨日の作業を繰り返すだけなのですがやはり微細な誤差という物は避けられません。
その誤差を調整しながら組み立ててゆかなければなりません、ここに時間がかかってしまいます。
同じ部品を重ねれば重ねる程誤差は大きくなって来ますからね、しかも全体の寸法が数ミリと言う範囲の物ですから少しの誤差が途方もない誤差になって来ます。

フィンの部分を削って仕上げます。
フィンの部分の出っ張りは小さすぎず大きすぎず・・・でも若干大きめ・・・いや心持ち大きめという感じですね。(笑)
写真を撮り忘れていまして一つだけスーパーチャージャーの取り付け部分が取り付けられていますね・・・。

ここでやっとスーパーチャージャーとの取り付け部分をハンダ付けしました。
この部分のハンダ付けはハンダをコテに付けずコテだけで熱を伝えてやりますと余分なハンダがスルッと流れます

残り4個のエンジン用に先程作った部品を取り付けてみました。
これで後はブローオフバルブのパイプの上にカバーを付ければこの部分は一応の完成になりますね。
残りはインテークマニホールド部分ですね・・・どうして作ろうか頭の中の半分はそれを考えています、もう半分はスーパーチャージャーをエンジンに仮組する事を考えていますね。

つまり頭の中はこんな事を妄想していたのです。

明日はインテークマニホールドを作りましょうか・・・またまた難しい部品を作る事になりますね

スーパーチャージャーの制作Ver.6

2015-09-27 19:43:24 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は全国的に良い天気だった様ですね。
アトリエの有る安来市能義地区に有る小学校ではどうやら運動会が開催されていたらしく元気の良い声が聞こえておりました。

私の場合は毎日同じ様に仕事をしていますのでお休みも何も有った物では有りません、本日の一番の仕事はイチジクの収穫からですね。
そして生姜やオクラまで一通り収穫をしましたが天気が良く風も涼やかで本当に気持ちの良い天気でした。
収穫の方のご報告はこちらを・・・久々に書いてみました。

そして収穫が完了したら制作が始まります。
今日の制作はスパーチャージャーからインテークマニホールドまでをつなぐパイプを作ってみます。
まだあくまでも試作なのでいろいろ調整をしながらと言う事になりますから時間はかなりかかりますまた微妙な寸法になりますから調整は困難な物になるかもしれません。
昨日削り出した部品を0.2mmの洋白板にハンダ付けします・・・そして中心の穴の部分は0.8mmの穴を開けて洋白線が通せる様にしておきましょう。
この洋白線で位置決めをしたいのです。
少しホワイトバランスの調整に慣れていなくて上の方が白飛びしていますが・・・ご勘弁を(笑)

先ほどの部品を4つ重ねてハンダ付けします。
この場合余り沢山のハンダを付けてしまいますとフィンの部分に流れ込んでしまいましてこの凹凸感をスポイルしてしまいますから十分注意をしましょう。
今回は幸いにも奇麗に流れましたね。

フィンの外周を削って整えております。
下の画像はCMCのエンジンセットと比較した物ですがCMCの物は余りフィンが出っ張っていませんね~まあこれは好みの問題なので個人的には表現を少しオーバー目にしてみました。

大体良い感じになってきましたので次はスーパーチャージャーとの連結部分のフランジと一体化させてみましょう。
如何でしょうか?
小さいながらもきちんとそれらしく見えていると思いますが・・・(笑)

そしてスーパーチャージャーに取付けてみました・・・
何と格好が良いじゃないですか!!!!!
時間はかかりますが何とかそれらしく見えますね~

最終的にはエンジンに取り付けてみないと良し悪しはわかりません
こんな感じで如何でしょうか?


しかし1個作るだけで(まあ5台分の部品も作っていましたが・・・)こんなに時間がかかるなんて誰が想像したでしょう?
まあ今日は試作品という事で調整をしながらでしたから仕方が無いかもしれませんが明日が巧くいく保証はどこにも有りません(笑)



スーパーチャージャーの製作Ver.5

2015-09-26 23:29:38 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は天気の良い日だったですね。
朝からイチジクの収穫はもちろんの事オクラや四角豆も収穫をいたしました。
9月初めから毎日バケツ一杯の収穫を続けているイチジクですが白イチジクが本日収穫を終了しました。
この白イチジクですが中の果肉の部分が普通は赤いのですが色の無い白い(透明と言うべきか・・・)のです。
味は甘いですね・・・甘いと言ってもイチジク特有の風味は少なくてただひたすら甘い感じですね。
残るイチジクはお店の名前にもなったドーフィンと緑色のイチジクのバナーネそして日本では一般的な蓬莱種という日本イチジクの3種類になりました。
まだ若い実は沢山付いていますので頑張ってほしいですね~でも今年は気温が低い日が多いですからね。


そして、ついにデジカメを買い替えました。
この何ヶ月か前のカメラが認識されなくなってから娘のカメラ(キャノンだったかな??)を使っていましたがどうも綺麗に写らなくて・・・本日Cafeの新メニューであるドーフィンのパンケーキと和風きのこパスタを撮影していたのですが余りにも暗くピンとの合いが良く無かったのです一応ソフトで調整をしましたがどうも美味しそうに見えなかった事から家内がカメラを新調する事を提案してくれました。
もちろん私は反対をする理由が見当たらないので賛成しました・・・。
そして前回のカメラが壊れた時の公約通りにまた再びPanasonicのLumixのTZ57を購入させて頂きました。
このカメラは前回(半月程前か?)インクジェット式のプリンターのインクを応急的に市内の電気屋さんに買いに行った時に春モデルとして出ていたこのカメラに目星を付けておいたのでした。
私はカメラを買う時に他のカメラを斜めにおいておきそれを撮影して前から後ろまできちんとピントが合っているか確認して買っています。
後は接写が上手く撮れるかですかね~人の評価は全く気にせず自分が試して良ければ買う事にしています。

本日の画像は途中からこのカメラでの画像になります。
今までですと撮影した物をトリミングしてピントの比較的合っている部分のみを使っていましたが、これからはトリミングが不要な程接写が出来ます。
本日最初に作ったのはスーパーチャージャーのアウト側のフランジです。
このフランジはインテークマニホールドにつながる部分でして6本のボルトで固定されるので6カ所に0.4mmの穴をあけておきます。
穴は少し大きめですがこの後にボルトを植えますので微調整をする為に必要になるのです。

フランジは厚み0.6mmになる様に旋盤で切り出します・・・そうそうインマニとつなぐ為の四角い冷却フィン付きのパイプと接続する為の0.8mmの穴をあけておく事を忘れずにね!

スーパーチャージャーの本体には補強のリブを付ける為にこのフランジが付く部分に0.2mmの段が付いているのです。
そのままフランジを付けますと隙間が出来てしまいますのでぶぶんてきに0.2mmの洋白板をハンダ付けして隙間が出来ない様にして置きます。

接続用のフランジの近くにポップオフバルブ(アクセルを閉じた時に急激に加給圧が上がるのを防止するバルブ)が付いていますのでその取り付け穴を開けます・・・
もちろん穴無しでも接着剤で付ける事は出来ますが取り付け強度は穴がある方が高い訳ですし穴の無い状態で取り付ける事を誰も許してくれないでしょう(笑)

試作のポップオフバルブはこんな感じですね。

ポップオフバルブは0.8mmの洋白線に内径0.8mmのアルミパイプと内径0.8mmの金属リングを組み合わせて作っています。

5台のスーパーチャージャーにポップオフバルブを取り付けました。

ここからが新しいカメラの画像になります・・・充電しないと使えない状態だったので・・・ず~っと充電していました(笑)
この部品はスーパーチャージャーとインテークマニホールドをつなぐ部品の一部ですがこの画像でトリミング無しですよ。
しかもシャープに撮影出来ています。

画像だけではどんなに細かな物か分らないかもしれませんが・・・マッチ棒はこんなに大きいのです・・・
これでやはりトリミング無しです・・・・

こんな風にまとめておきまして削っています・・・
余りにも綺麗に写っていまして少々いびつな事もバレてしまいますね(笑)

明日はこのフィン付きの接続パイプやインテークマニホールドが作れると良いですね~。

スーパーチャージャーの製作Ver.4

2015-09-25 22:29:25 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日もいつも通りイチジクの収穫から・・・
畑で収穫していたら突然雨が降り出しまして全身ずぶ濡れになってしまいました、しかし収穫を途中でやめる訳にもゆかず・・・全く酷い目に有ってしまいました。
その後一旦は雨が止んだので続いてオクラと四角豆をやっつけました(笑)

そう言えば数日前に1通の往復はがきが届いていましてね。
20代後半から30代の始め頃まで松江青年会議所に所属しておりまして最後の方だったと思いますが中国地区協議会の方にも出向していたのですね。
詳しい事はすでに忘却の彼方でして忘れてしまったのですが・・・
その出向から20年が経過しまして同窓会の御案内を頂いた様なのです。
このハガキにもありますが青年会議所は40歳で卒業なので、すでに皆さん青年会議所を卒業しておられる方ばかりでしょう。
私は当時社内の転勤の為に松江青年会議所を途中退会しておりますので松江青年会議所のOBでもありませんからお呼びがかかる事も無かったのですが・・・今になると何人かの方はFBでつながっていますが・・・その多くの方とは音信不通です。
まさか出向した先の同窓会のお誘いを頂くのは嬉しい事ですね。
隣の鳥取県での開催なので何とか時間を作って参加したいですね。

一昨日スーパーチャージャーの本体の両サイドの部品を削り出したのですが、その時に即席で部品を組み立ててみたのが一昨日のエントリーの一番最後の画像ですね。
しかし、本体と取り付けた部品の隙間が大きいので再び分解して擦り合わせをしてから再び組み立てましたら隙間も少なくなり良い感じになりました。

そのスーパーチャージャーをエンジンにとり付けて見たくなるのです・・・・(笑)

本日は残りのスーパーチャージャーの部品も切り出して擦り合わせをしてエンジンに取り付けてみました。
この切り出しと擦り合わせに本日の大部分の時間を費やしました。
ここの擦り合わせを疎かにしますと上側のインテークマニホールドの取り付け位置の誤差が大きくなってしまいますからかなり重要なんです。

エンジンをシャーシに搭載してみました・・・
これはT57Gのシャーシですが

ところがここで間違いに気が付きました、T57Gに搭載されているエンジンにはスーパーチャージャーが取り付けられていないNAのエンジンの様なんですね・・・まあこの対策は後で考える事にいたしましょう・・・。

まあこの画像は雰囲気という事で。

スーパーチャージャーはだいたい上手く作れたのですがシャーシの載せてボディに干渉が無く収まらなければどうにもなりません。
と言う事でアトランティックのシャーシにエンジンを載せてボディを載せてみました・・・
ボンネットを開くとエンジンとスーパーチャージャーがチラッと見えます。
実にいい感じじゃないかと・・・

上手く収まっていますので
ここで気分良く次の部品を作ります。
この画像はCMC製のミニカーなのですがスーパーチャージャーの上側の部分に横長のプレートが沢山のビスで留められているのが分りますね。
このブガッティのエンジンはこの部分のウォータージャケットがアルミの板で塞がれているのです。
このプレートは他の部分と干渉する事は無いので少し気楽ですね。

板厚は0.2mm幅は2.0mmの洋白板を重ねておいて穴をあけています。
ここは最終的にアドラーズネストの六角ボルトを差し込んで接着します。

作ったプレートをエンジンの所定の場所に取り付けてみました。
この部分にはエンジンブロックを作った時に洋白板を貼り合わせた合わせ目が見えていましたから丁度良いですね。

このプレートはもちろんエンジンの左右両側にあります・・・

今度はスーパーチャージャーの加給した混合気の出口の部品を作ります。
ここを通ってインテークマニホールドにつながる訳ですね・・・