Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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5号車リアアクスルの製作

2016-05-07 23:29:49 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は朝から畑仕事をしていました。
先日収穫した極早生のタマネギを植えていた場所を耕耘機で起していましたら突然雨が降り出しまして体中ずぶ濡れになってしまいました。
まあ着替えは準備していましたので全く問題は無かったのですが、もう少し時間が欲しかったですね。
なぜそんなに焦って畑を耕したのかと言いますとレタスの苗がもう食べれるくらいに大きくなっていますし、ズッキーニの苗ももうそろそろポットの中で苦しくなって来た様なのです。
だから今度のお休みに植え付けをしてやりたいのですよ・・・その為には早く耕したい訳です。
この5月の始め頃には夏野菜の苗を植えなければなりませんからね・・・今年の夏野菜はこの1~2週間で決まると言っても過言では有りません。

そう言えばサツマイモのツルは今年は植えられないかもしれませんね~だって忙し過ぎますもの・・・(笑)


さて今日の製作はリアのアクスル関連を作ります。
まずはリアアクスルを支えるリーフスプリングからですね。
ブガッティの場合リアは10枚ものリーフスプリングを重ねた物でリアアクスルを固定しております。
なので10枚のリーフスプリングを幅1.2mmの洋白の帯板から切り出します。
1台分ですから左右1セットずつ作れる様に同じ長さの物を2枚切ります・・・切ったらわかりやすい様に並べておきます。

切り口の部分を一方に揃えてハンダ付けします
もうこれで立派なリーフスプリングに見えますが、ちょっと一工夫致しましょう。
実はこのリーフスプリングは1/2リーフと呼ばれる形状をしています斜めに階段状になった部分はリーフの片側に寄っていまして反対側は真っ直ぐに揃っています。

揃った方を削って加工します
揃った方をリーフの端が丸くなる様に削っていますがこれはこの後もう一度分解して丸く削った部分が階段状になる様に付け直します。

切り口を丸く削ったら一度分解しましてもう一度丸くなった部分が階段状になる様にハンダ付けをやり直します。

丸くなった部分を階段状になる様にもう一度ハンダ付けをします

フライス盤を使いましてリアのリーフスプリングを固定する為の取り付けボルトを再現する為に穴を開けました。
穴は0.6mmですね、

貫通した穴に0.6mmの線を植え込みます。

リーフスプリングをシャーシに固定する場合にはちょっと特別な形状のステーを使います。
真鍮の板と真鍮のパイプを使いますがハンダ付けは必要になりますね。

リーフスプリングをシャーシにとり付けてみました、なかなか難しいですね。

リアのアクスルを取り付ける為にデフのサイドに有るベアリングケース(真鍮挽きものですね)を作ってみました。
最初に作っていた部品が全く問題なかったので今回も同じ様に作っています。

デフの部品ですが・・・バラバラですね。
デフギアの部分は今回初めて当方が準備した部品を付けたいですよね(笑)

デフは後日ケースの部分をレジンの複製品になる予定でした。
今組み上がっているデフはT57Gの物です
良く見ますと今回作った物はちょっとだけ長さが短い様なんですが・・・
これはわざとでしてタンクのT57Gの場合ボディの幅が短いのでタイヤの位置がボディの外板の部分とパツンパツンなのです。しかし実際の数字はわからないですが、それで間違いが無い様でししてね

実際にはこれでなかなか格好が良いというのはわかってるとは思いますが

手前側の部品がT57Gの物ですが、なかなか大変なんですね。


じつは本日作ったリアのリーフはT57G用と違って少し短く作っております。
追加で作ってアトランティックもT57Gもさらに良くしようと言う実に都合の良いお話ですね・・・新しいのはT57Gに、古いのはアトランティックに付く様にしておきましょう。
その方がバランスが良いのです。