Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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それにしても気に入らないな~!!

2013-05-31 21:53:03 | Lotus Seven S2
今日の山陰は、天気が良く絶好の畑日和でした!
でも午後からは少し暑かったかな~

アトリエにはエアコンを入れてましたからね。

さて昨日フロントサスペンションを作ったのですが少し気に入らなくてボツになってしまいました。
一日中製作をして一日の終わりに部品がボツになるのは大変凹みますね(笑)
昨日作った物のどこが気に入らなかったのかと言えば一部分が左右連結した物だったのですが再組み立ての時に調整代が無い事でして実車の構造とも少し違いますしね・・・
今度作る物は左右を完全に別の部品としてシャーシに取付けられる様にしておく事が先決ですね。
どのようにするかと言えばシャーシのパネルを全て取り除いておいてサスペンションを差し込んで接着出来る様にシャーシに差し込み用の真鍮パイプをハンダ付けしました。
これも左右で位置関係が狂わない様に1本の真鍮パイプで取付けておいて中央の部分を糸鋸でカットして差し込み部分としました・・・こんな感じですが如何でしょう。

サスペンションアームを作る前にエンジンやセンタートンネルを形にした方が良い感じがしてそちらを先行する事にいたしました。
センタートンネルはレジン製の物が付属していますが長さと角度を調整して治めてみるとこんな感じになります。

センタートンネルの位置を決めるのにはエンジンの事も考えておかないと後で納まらなくなってしまいます、こんな感じで良いでしょうか?
エンジンはシャーシに極小ビスでとめる様にしておくのが良いようですね・・・

センタートンネルの部品には下面の中央に溝が有りまして下からビスで留めたりデフの前側にピンを付けて固定したりするのに中央部が空洞では困りますからGCオルソファスト(プラリペア)で埋めておきます。このレジンは硬いのでネジを切ったりするのはもってこいですね。

次はエンジン/ミッションをシャーシにとめる為のステーを1mm真鍮板で作ります。
穴開け加工は真鍮板を切り出す前に穴をあけておきました。ビスの頭が真鍮板から出っ張らない様に穴の周りをザグっておきます。

ステーを切り出してみました。

ハンダ付けでシャーシに取付けてみました、寸法は組み上げたシャーシの間にピッタリと納まる様にしてあります。

エンジン/ミッションを搭載してみました。
大体検討はつけていたのですがこうやって実際の形になるとなかなか良いですね。

デフとセンタートンネルとエンジンを全てビス止めして位置関係を確認してみました。
リアのアクスルの構造が少しひ弱で位置決めがし難いですね・・・。

コクピット後ろ側のバルクヘッドが少し寸法が足らないので1.0mmの帯金をハンダ付けして延ばしました。

リアのバルクヘッドを取り付けてみました、フレームが少し当たる部分が有りますのでその部分を少し削って合わせています。
ついでにセンタートンネルの周りにアルミ板を貼っています。
前側の部分は少し上に上がっている様な形状になりますのでこの部分は分割してアルミ板を貼る事になりますがこれも実車通りかな?

センタートンネルの前側もアルミ板を貼ってみました・・・

シャーシに取付けるとこんな感じです。


とここまでお読みになった方はタイトルの[気に入らない」部分が全くわからないかもしれませんが一日製作をして満足感の様な物が無いのです。
多分キットをベースに作る限界という物が見えて来ているのではないかと思うのです。
そしてこのスーパーセブンと言う車が余りにも裏の裏まで見えてしまうのでどこまでも作ってみたいという衝動に駆られてしまいます。
しかしここでキットの限界が出てしまいますね。
もう十分自作部品だらけになっていますがサイドパネルとかはキットの物を使っていますので限界が有りますね・・・ウ~ン満足感が無いな~(笑)

本日の製作はセブンのフロントサスペンションです

2013-05-30 21:31:04 | Lotus Seven S2
今日の山陰は午前中少しぐずついたのですが11時頃からは太陽の光が戻って来ましてジリジリと暑かったですね。
初夏という言葉が現実的になって来たような気がします。
でも夕方になるとずっと気温が下がって過ごしやすい気温になりますから気持ちいいですね。

今日の製作はスーパーセブンのフロントサスペンションを検討してみます。
スーパーセブンのフロントサスペンションはご存知の方はご存知と思いますが、コーリンチャップマンの設計によるアッパーアームの一部分をスタビライザーが兼ねると言う実に合理的な設計になっています。
このコーリンチャップマンという人は実に何かと何かを兼ねさせて省略する事が好きですね、ロータスヨーロッパではリアサスペンションのアッパーアームはドライブシャフトに兼ねさせていましたしF-1でもドライサンプのタンクをクラッチケースの部分に付けておいてクラッチケースとオイルタンクを兼ねさせていましたね。しかもクラッチケースの全長を長くする事でエンジンの搭載位置を前側にして重量バランスを取っていましたね。
実に良い設計ですね。
まあそれは置いておいて製作にかかります。
どこから寸法を決めてゆくのかと言うとタイヤホイールの位置が決まらないとサスペンションのアームの長さが決まらないですね、なのでホイールを支えるブレーキとアップライトの作り方を検討する事にしました。
ホイールのすぐ内側はディスクブレーキになっていますのでブレーキディスクを作ります。
一応キットにはエッチングのディスクが入っていましたがそれでは余りにもチープなので洋白丸棒を旋盤で挽いてブレーキディスクを作りました。

その部品にキットに標準のエッチング製のアップライトを合わせます、ちょっと見た目が良く無いので・・・

中央に外径1.4mmの真鍮パイプを通しておいて・・・

これでハンダ付けします。

実はこの後サスペンションアームも作りましたが今一歩気に入らなかったのでもう一度やり直しをする事にいたしました。
ですから画像は無しですね(笑)
明日はもう一日スーパーセブンを制作します・・・・!

本日も定休日なので・・・

2013-05-29 23:59:19 | Rossoの休日
本日も水曜日なので定休日になりますね、定休日なので更新が早いのか・・・いや何時もよりも遅くなってしまいまして次の日になりそうな時間ですね。
今日の山陰は午前中に雨が降りまして午後からは曇りでしたが湿度の高い一日になりましたね。
そのせいか夕方気温が下がったらモヤが発生した様で遠くが霞んで見えました。

今日の製作は何時もは作業出来ないSAアペルタですね。
先週は納品の為に製作が出来なかったのですが今日はいつも通りの製作ですね。
先々週はボディまわりの後部の作業を中心に行いましたが本日はボディ全体の修正になります。
ボディラインのピシッとしていない部分にパテを盛って削り直します。
ダイキャストのボディの傷の有る部分にもパテを盛ります・・・

この車で目立つボディラインはドアの中央上側に有るものやフロントフェンダーの峰の部分などですがリアバンパーを599GTBの物を移植していますので599GTBの元々のボディでラインが乱れた部分も直しておきます。

ドアのキャラクターラインは少々難しい部分でフロントフェンダーの後ろ側からプレスの峰が通っていなと雰囲気が良く無いので注意が必要ですね、何度でもやり直しが必要になる部分です。

同時にリアのトランクのラインも直しておきます、まだ画像では完璧では有りませんが大体のラインが出来ていますね。
欲を言えばリアスポイラーの盛り上がりがもう少し足りないかもしれませんね~。

最終的にはポリパテを盛りますがリアトランクのレインドリップの部分をプラ板で作り直しております。

作った部分を仮組してみますが、少し削ったら下のカラーがでて来ましたね、何とにぎやかな事でしょう。



どうも内装の制作には時間がかかりますね

2013-05-28 19:27:46 | Maybach Zeppelin
今日は朝から強い風と雨が降ったり止んだりで安定しない天気でした。
山陰の梅雨って言うのはシトシト雨がずっと続いて風は無くただ雨が・・・と言う感じだったのですが今日の雨はどうもそんな感じでは無いですね。
これで梅雨なんでしょうか?

今一番進めておきたいのはマイバッハでして本来ならもう塗裝直前になっていないといけないのですが・・・前々塗装が出来る状態では無いですね。
まだまだ作らないといけない部品が沢山有りますし、どうして作れば良いのか考えられない部品とかも有ります。
その第一候補がグリルですね、これってクラシックカーの顔ですからね~。

まあその顔は保留しておいて内装を作ります。
キットのエッチング板のドアの内装にはドアオープナー、ウインドのレギュレーターとその他に丸い物が有ります、想像ですがこれはドアのロックかと思われます、断言はできませんが・・・。
三角窓が有ればその開閉用のレバーという事も考えられますがこの車には三角窓が無いのです。
なので昨日の二つのレバーの他に丸いノブも作ります。
素材は0.6mmの洋白線と内径が0.6mmのアルミパイプです。
差し込んで接着して削るだけですが引きやすい様にそろばん玉の様な形状にしてみました。

出来上がった12個の内装関係のレバーをバフ掛けして仕上げております、細い物をバフ掛けするのはなかなか時間がかかりまして12個を仕上げるのに1時間近くかかってしまいます、仕上げが大切ですからここは時間の事を余り言う訳にはいかないですね。


次はまた洋白線とアルミパイプの出番です。
今度は0.4mmの洋白線と内径が0.4mmのアルミパイプで同じ様に差し込んで接着します。
今回は削り方が違いますよ本当に小さな樽状に削っています。
これは何になるかと言うとレギュレーターハンドルの持ち手の部分になります。
つまりここを握ってぐるぐる回す部分ですね。

作った樽状の部品を先程バフ掛けしたハンドルにハンダ付けします。
切り取ってしまわないうちにハンダ付けをする事が大切ですよ、切ってしまったら保ち手も少ないですしハンドルの差し込み部と平行になっているかわかり難くなりますからね~。


余分な部分をカットしてヤスリで仕上げます・・・握りの部分はこの後に塗装をしますと一層それらしく見えるはずです。色は内装の赤に合う様にしたいですが木調にするかブラックにするか迷う所ですね。

ウインドのモールも合わせてみます。
ウインドのモールは幸いな事にエッチングで準備されていますので何も迷う事は有りませんが合わないと困りますのでこの時点で合わせておきます。
ちょっとギリギリの部分が有りますがまあ大丈夫でしょう、この先でもう一度確認しておきたいですね。

サイドウインドも何とか・・・


反対側も・・・

ただ一つ気になるのがサイドウインドの前端下側の角で外側の角の部分にRがついていますね、ここは角が出ている方が良いと思いますね、後で何とか修正しましょう。


少し大きめな改修が必要な部分も有ります。
リアウインドですが何も窓枠が無い構造の様でして他のウインドとは構造が違うようです。
裏からガラスに見立てた塩ビ板を貼付けても良いのですがボディのメタルの厚さが気になります。
薄く削っても良いのですが薄くすればするだけ実車と雰囲気が近くなるのですが、雰囲気が近くなればなるだけ強度が無くなってしまいます。
なのでここを真鍮板に置き換えておく事にいたしました。
ウインドの部分にマスキングテープを貼って型取りまします、それを真鍮板の0.2mmに貼付けて・・・

1カ所だけ穴をあけて糸鋸で切り抜きます。


ウインドの形に削って修正致します。
かなりシャープな印象ですね、そうそう0.2mmの真鍮板は2枚重ねてハンダ付けをしてありますので同じ形状のウインドが左右作れる訳です。
これはいちいち説明しなくても何時もご訪問頂く皆さんにはわかりますよね(笑)


明日は定休日なので久々に朝寝坊をしてみたいですね・・・。

山陰は本日梅雨入りをしました

2013-05-27 21:00:55 | Maybach Zeppelin
本日は朝からじめじめした天候で空も曇りでした、数日前の予報では今日から2日間は雨が降ると言う予報だったのでまあこんな物かな~と思っていましたが、裏の畑のおじさんに『梅雨入りしたね~』と挨拶をされて??と思いました。
数日前に沖縄が梅雨入りしたらしいと言うニュースは聞いていましたが・・・まあ梅雨は6月になってからと言う頭が有りましたので全く気にしていませんでした。

ごごからPCを見て初めて山陰も梅雨入りをした事を知りました。
それで重苦しい湿った風が吹いていたんですね~と納得!
これで毎日の潅水は省略出来ますが湿度が気になる季節が来ましたね。
そうそうまだメロンの苗が来ませんしサツマイモの苗も後100本以上植えなければいけないのに・・・これも潅水は省略出来るけど雨の雨合羽を来て中芋のツルを植えるのは暑いんだよね~。
しかもラッキョウやタマネギソラマメの収穫も近いのにね~。

愚痴はこれくらいにしておいて・・・(笑)
昨日の続きのドアの内装です。
ポケットの蓋をアルミ板にしてみました0.5mmしか持ち合わせが無かったけどロールにかけて0.3mm程まで延ばして使いました。
これくらいなら丁度良いかも・・・。
そうそう312T2もアルミモノコックだから洋白のエッチングのシャーシの上にアルミ板を貼って質感を良くしてみようか・・・厚みは自由自在なんで・・・。



リアドアの内装も加工しています。
このポケットを落とし込む為の掘り込みはなかなか時間がかかりますねくり抜いた方が楽だったかしら・・・くり抜くならポケット自体をのう少し厚くするかドアの内装を薄い物で作らないとバランスが良くないかな~!?

ポケットを取り付けると・・・こんな感じです。
まだ蓋は付いていませんが・・・

蓋を付けた物をボディの内側に取り付けます。
蓋の留め金はまだ作っていませんが内装はダークレッドで光り物の金具が付くとなかなか良くなるかも・・・

しかしシートに隠れて見えない様子ですね・・・
シートの幅を少し詰めてドアとの間に隙間を作りましょうか?


今度は内装の小物になります。
今から作るのはインナーのドアオープナーです。
0.6mmの洋白線をリューターにくわえて削って尖らせます。
真っすぐにテーパーにしないで僅かにRを付けた方が良いですね。
太い側を潰します・・・

潰した部分の中央に穴を開けます・・・今回は0.5mmの穴ですね。
中央に開けるのはなかなか大変なんですが6個くらい作って一番良い物を4つ使う感じですね。


今度はやはりリューターを使って先の部分を太いまま残してテーパーを付けます。

先に残った太い側を0.5mm程残してカットして潰します・・・ここにまた穴を開けるのです。

今度は削っていない太い側を90通り曲げます・・・これはウインドレギュレーターになります。
詳細は明日に続きます・・・
無くなってしまうと困りますので小さな塗料皿に入れて保管しておきます。


思ったよりも時間がかかってしまいます、続きはまた明日になりそうですね・・・。