Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディ塗り分け及びデカール貼り

2016-11-30 19:23:11 |  Stratos JeansChicago

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本日は定休日の2日目でして今日もゆっくりと時間が過ぎます。
天気は曇り時々晴れでして日が当たっている時間も有りますのでそこそこ過ごしやすいですね。
ずっと忙しかったので(今も忙しいけど・・・)お休みの時は比較的ゆっくりと過ごす事にしています。
やっている事は毎日余り変化が無いのですが、気分的にはかなり違いが有ります。
営業日はお客様が来られますのでレジンのキャストとか塗装はなるべく避けていますし、時間を変えて閉店後に行なったりもします。
お休みの日は何か用事がない限りやりたい放題ですから・・・気楽な物です(笑)

塗装のついでにこんな事もしてみています・・・
どっかのミニカーの塗り直しですね。
同級生のI子さん(イニシャルだとA子さんなのですが・・・読み方ではこちらの方が良いかな)からもらったスマートの模型を作る予定です。
同じ仕様に作り直してお渡しする予定なんですね。
まあ時間が有る時に・・・と言う事で待って頂いていますが、これも早く仕上げてお渡ししたいですね。
このスマートですが元々はパトカー仕様だったのであちこちに穴が有りましてそれを塞ぐのがなかなか大変なんです。
しかもプラスチックの部品は質が余り良くないらしく塗装を塗りますと表面が荒れてきます。

さて本題のストラトスですが、塗り分けの為のマスキングをしています。
次に制作する仕様ではリアスポイラーとルーフウイング、ルーフの上側のインテーク、フロントのライトポッド本体がオレンジ色なのです。
他の部品はボディとは別部品になっていますのでマスキングは不要なのですがリアスポイラーだけはリアカウルと一体の構造になっていますのでここはマスキングが必要なのです。
デカールを使ったアレナのキットでもここはマスキングをする様に書いてありました。

塗り分けるのはウレタンカラーなのですが私が持っているオレンジは原色に近い物なので刺々しい位派手なオレンジ色なのです。
しかし実車の写真を見てもキットのデカールの文字を見てもそんなに派手なオレンジでは有りませんから少し黄色と濁りを出す為にホワイトを入れて調色してみました。
一度塗れば大丈夫なのですが何かの問題でタッチアップが必要になる事も有りますから調色した塗料は小瓶に入れて保管しておきます。
日本では「転ばぬ先の杖」と言うたとえ話が有ります、まさしくそれですね。

アレナのキットから流用するデカールです。
LatteLactisのロゴが赤い物とオレンジの物が付属しています。
恐らく赤で印刷したのだけど本当はオレンジだったのですね、その部分だけ刷り直したのでしょう。
ちなみに予備デカールとして買い入れた同じデカールにはオレンジ色の物は付属していなかったので貴重ですね。
失敗したらアルプスプリンターかレーザープリンターで印刷し直さないといけなくなります。

リアスポイラーの塗り分けを行ないました。
オレンジ色を塗っているのがわかりますね。
他の細かな部品もほとんど塗り終わっています。

完全に硬化する前にマスキングテープを剥がしてみました。
完全に硬化してからマスキングテープを剥がしますと境目の部分に段が出来てしまいます、私は硬化前に剥がす方が良いと思います。
ただリスクは有りますよ、剥がしたテープが他の部分に付いたりしますとウレタンカラーがその部分に付いてしまったりしますからね〜指にも付きますので他の部分に付着しやすくもなります。
どちらが良いとは申しません、ご自分でどちらの方が良いかお考え下さい。

塗り分けが終了してから1時間程自然乾燥し表面が程々に硬化しましたら今度は乾燥機で熱を掛けて強制的に乾燥させます。
熱を掛けてやりますとそこから数時間で完全硬化しますのでデカールを貼る事が出来ます。
まずは塗り分けに関係のないライトポッドのカバーから貼ってみました。
アレナのデカールはちょっと固めですが貼れない事は有りません。
マークソフターは余り効かなかったのでタミヤの水性アクリル用のシンナー(アルコール系)を使って馴染ませました。

ホイールのデカールはちょっと悩む所なんですが・・・
実車の画像は余り鮮明ではないので付いているのかよくわかりません。
ここからは想像なんですがこのホイールがリペイントならカンパニョーロの文字は無くなっているかもしれません、しかし一応新品の時にはホイールメーカーの宣伝にもなりますから付いているだろうという事で貼っておきました。
このデカールはウェーブのクリアーデカールに印刷した物なのでマークソフターが良く効きますから馴染みが良いですね。

さて次々にデカールを貼ってゆきますがまた疑問が出てきました。
それはフロントフードの上のラリープレートなんですが、アリタリアのモンテカルロの物はアルミ板の上に貼って再現していましたが、実車の画像を見る限りボディラインの部分で折れ曲がっている様に見えます。
ラリーイベントによってはこの時代にステッカーだった可能性が有りますね。

インストにもボディの角で折れ曲がる様に貼る指示が有りますね。

ボディサイドはこんな感じでドアの開口部分にデカールがかかります。
ドアを閉めた状態で先に貼付けまして半乾きの状態まで待ってからドアの開口部分に合わせてデカールをカットします。
念のためですが、この時には新しいデザインナイフの刃を使用される事をお勧め致します。
このオレンジ色のデカールはもう予備が無いですから・・・

LatteLactisのロゴですがドアの下のラインに合わせるのでは無くボディサイドのキャラクターラインに合わせて貼られているのがわかりますね。
実車の雰囲気を大切に作るならば実車通りにしておきましょう。
写真なので確実とは言いませんがそう言えばゼッケンの21も少し左側に傾けられている様に見えますね。
これはドアハンドルを避けたから斜めになったのでしょうか?
必要以上に傾けてしまうと全体のバランスが良くないのでその部分は少し控えめに傾けておきました。

フロントカウルはこんな感じにデカールを貼っています。
ラリープレートはインストですともう少し後側かとも思いましたがドアにかかってしまうのでこの辺りがベストポジションでしょうか・・・。

半乾きになったデカールをカットしました。
このカットの作業は一発勝負なのでなかなか難しいですね。
切った部分は密着を上げる為に水性アクリルのシンナーで軟化させて押さえておきました。

リアカウルはデカール少なめですね。
ラリーカーのスポンサーさんも目立つ方が良いからフロントカウルに貼る事を希望されるのでしょうね〜。
リア側は走行中には汚れて見えなくなる事も有りますからね〜何となく大人の事情が見え隠れするデカール貼りでした。

一応全てのデカールは貼りましたが・・・
この時点で最大の不明点が有ります。
左側のドアの後側にはパンダのマークが有るのですが右側用のデカールがキットの中に無いのです。
左に有って右に無いと言うのも何か変な感じですよね・・・。
色々調査はしましたがどうもこの部分の画像が無いのです。

貼るのであればクリアーを塗る前に貼らなければなりませんのでこの実車をお持ちのお客様に直接伺ってみる事に致しました。
電話で確認しましたらやはりこの部分には左右ともパンダのステッカーが付いている様なんですね。
アレナのモデルを作った方も右側の写真が無かったのでデカールを準備しなかったんではないかと想像されます。
色々考えましたが予備のデカールからこのデカールを切り出して貼っておく事にしました。
左右で色が変わってくるのも変ですしね〜。

フェンダー修正及びタイヤホイールの仮組

2016-11-29 16:29:53 | Ford ModelA Hot rod

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本日の山陰は晴れだったはずなんですが、朝方雨の音で目が覚めました。
多分6時頃だったと思いますが、通り雨の様でしばらくしたらぱったり音がしなくなったですね。
多分、夢ではなかったと思いますが。

夕方になってやっと晴れ間が出てきました。
朝からほぼ曇り状態だったのですが・・・これでも晴れって言う事なのかな?
もう少し天気が良ければ車を少し動かしてやるのですが・・・。


さて本日は飲み会の関係で少し早めの更新です。
この所色々やっている事は有るのですがどうも断片的な作業が多いのでまとまった所からお知らせしてみましょう。
FordModel A Hot rodは先日タイヤとホイールを作りました。
ここからする事は決まっていますね、そう車の姿勢を決める事ですね。
個人の印象はそれぞれ違うかもしれませんがホットロッドと言いますと私の印象では前下がりでフロントタイヤは細くリアタイヤは目一杯大きくて後ろ上がりな姿勢がイメージなんです。
元々のミニカーでは幅が狭かったフェンダーも少し広く加工しました。
後は姿勢が決まれば制作が大きく前進した様に見えますね(笑)

さてまずはフェンダー裏側のパテを削ります。
この部分のパテは入り角が多くて作業をしにくいのですがやらないと前に進めませんから時間をかけてゆっくり作業をします。
最終的にはこの部分は一度レジンでキャスティングし直す事になると思います。
パテ細工になっても気にしなくても良いのです。

フェンダーの裏を削っていましたら気になるモールドが有りました。
これはノーマルの直列エンジンのノーマルマフラーのモールドですね。
ホットロッドはV8エンジンが大多数ですからこのノーマルマフラーは不要です。
この際削っておきましょう・・・。
下側なので見えないからそのままで良いと思われる方も有るかもしれませんがこの辺りの細かな部分は実車を理解していないとそのままになってしまいやすい部分です。
お客様の為に作る訳ですから自分の知識の中で間違いない物を作るべきであると思います。
市販ミニカーの中にはミッドシップのはずなのにフロントエンジンのモールドが有ったりする物も有ります、見た時に興醒めしてしまうのは私だけではないでしょう。

さてダミーホイールを取り外しまして少し前に作ったホイールを取付けてみました。
ダミーホイールは1.0mmのシャフト、今回の物は1.5mmのシャフトを使いますので車高が0.25mm上がってしまいますが、真横から見た印象は悪くないですね。
下げるのは車軸の受けを少し削ってやれば良いので調節は難しく有りませんがほぼこれで良いのではないかと思います。

フロントのホイールとフェンダーの位置関係はこんな感じです。
現代の車の模型ではホイールにかぶる位低くした物を見かけますが、エアサスでも付いていない限りこれでは走れない様な物もあります。
まあ好みなんでどれでも良いのですがクラシックカーの場合はフェンダーの奥まで皆見えてしまいますから車高出しはシビアになりますね。

リアはこれくらい上げてあります。
ホイールはほんの僅か大きい、タイヤの外形はかなり大きいのですが、その大きなタイヤを持って来てもフェンダーとの間にこれだけのクリアランスが有ります。

多少タイヤがはみ出していてもアメリカでは多分なんとも無いでしょう。
ましてこれ位ははみ出しているとは言わない可能性が有りますね。
フェンダーが無い車両も有りますからね。
グンと踏ん張ったフロントタイヤがやる気にさせてくれますね。

この角度から見ますと前が下がっている印象は無いですね。
ボディがバンのボディなので少し上側が重い印象ですが・・・まあこんなのも良いのではないでしょうか!?



ストラトス2号車ボディカラー塗装の準備

2016-11-28 20:43:39 |  Stratos JeansChicago

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本日の山陰は60%と言う高い確率で雨が降る予報でしたが夕方までは曇り夕方暗くなってから雨が降って来ました。
気温は少し低めかな・・・
11月初旬は出勤したときだけ薪ストーブを焚いていましたが、さすがに12月が近くなりますとお昼頃までは焚く事になりますね。
少しづつでは有りますが確実にストーブを焚く時間が長くなってきました。

でもCafeのお客様は薪ストーブが珍しいらしく写真を写していかれる方が多いですね。
まあ家の中で火が燃えているのを見る事はほぼ無い時代ですからね。

さて今日も仕事を始めましょう。
ストラトス2号車はボディカラーを塗る準備を致します。
ちょっと余談なんですが、実は現在TV取材のお話を頂いておりました、11月末頃に取材と伺っていましたのでそのタイミングで完成品が1個途中の作業中が1個、仮組を完成したののが1個有るのがベストであると考えて準備をしてきましたがどうやら取材が遅れているらしく先日の連絡では12月半ば頃になってしまった様です。
当方は出来るだけ協力し良いタイミングで最良の画像を撮れる様に配慮しましたが、仕方が有りませんね。
これ以上遅れる訳にはいかないので2号車をどんどん進めてゆきます。
ストラトスのメタルボディには所々ス穴が有りましてサフを塗りますとそれが大変よく見える様になります。
パテを盛ってス穴を潰してゆきます。

ドアのプレスラインとつながっているフロントカウルのプレスラインも同様にマスキングテープを貼ってパテを盛り修正しておきます。
ここのラインも完成後に大変よく見えますから必要な作業です。

今回使用したキットはキャストが余り良くなかった様でス穴があちこちに目立ちます。
リアスポイラーの付け根の部分などなかなか修正し難い部分なんですが、ここにまた集中して穴が有るのです。

サフを塗ってみて気が付いた事は他にも有ります。
シートのヘッドレストとシート本体をバラバラにカットしました。
理由はヘッドレストの支えの2本のステーの間から4点式シートベルトのショルダーベルトが出てくるのです。
ですからここを分割しておかないとシートベルトを取付ける事が出来ないのです。

細かな部品を塗装し始めました。
細かな部品が多いですが単調にならない様に色だけでなく質感を考えて塗っています。
時間はかかりますが組立てを始めると同じ黒でも質感が違いますのでその苦労は報われると思います。

パテを研いでいます。
フロントカウルの前側はこんな感じですね。
ラインが乱れる事無くピッタリと決まっています。

ルーフも小まかなス穴が有りましてそれを埋めています。
サフが光って見え難いですが小さなパテ色の丸い部分はス穴ですね。

ボディカラーのホワイトを塗りました。
一晩おきますとデカールを貼る事が出来ますね。
今回はデカールが少なめなのでちょっとシンプルかもしれません。

ボディの修正とクレーガーホイールの制作

2016-11-27 19:10:54 | Ford ModelA Hot rod

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フェンダーのパテを研ぎまして上側を仕上げました。
スペアタイヤの部分はこんな感じで完全に塞がれています。
ステップの部分は長方形の凹みがモールドされていますが実車では凹みは考え難いのです、なぜならばここが凹んでいますと雨が降った場合に水が溜まってボディを痛める恐れが有ります。
仮にモールドが有るとしますと靴の傷が付かない様にゴムマット状の物が接着されていて盛り上がっているはずなんですが・・・
まあそんな事も有りましてこの凹んだモールドはパテで埋めてしまいました。

次は裏側の仕上げです。
クラシックカーの場合フェンダーの裏が見えてしまいますのでここの仕上げも手を抜けないのです。
パテを盛って丁寧に仕上げておきます。

一度で盛りきれなかったので2度目のパテを盛っておきました。

コチラが先日ストラトスのホイールと同時にキャスティングした物です。
これだけ見ますとスポーク部分の存在感がない様に思います。
スポークの部分のボリュームが無い・・・丸みが足らないのかとも感じますが、最後まで作ってみて使えるか付けないかの判断をしないと正しい判断であるかどうかはわからないと考えます。

リムの部分を旋盤で作っています。
中央の穴の部分はスポークの部分に合わせて直径が6.0mmになっています。

フロントのホイールが出来ました。
フロントはオフセットが大きめでFF車の様な感じです。
幅も狭くてこれで大丈夫?と心配になりますね。
リムの部分がガタガタになってるのは刃物の固定が十分では無かった様で刃物がビビってしまったからです。
仕上げ時には簡易旋盤に固定して研磨してから仕上げますので何とかなるはずです。

リアホイールは幅も直径も広くて大きな物になります。
と言ってもタイヤがついていませんから印象を捉えるのが難しいですね。
いわゆる「深リム」と言うやつです、アメリカでもこの時代はこんな深いリムの物が流行したんですね。

続いてタイヤも加工します。
また検討中なのですが、タイヤはスリックでしょうか?それともトレッドパターン付きでしょうか?ストリートロッドという事なら恐らくトレッドパターンが付いたタイヤになるかと思いますが、競技用のホットロッドという事ですとスリックが一般的かもしれませんね・・・取合えず仮組用なのでトレッドパター無しのスリックで作ってみておきます。
リア用として大まかに削ってみました。

コチラはフロント用です。
写真のカメラの位置が部品に近いので大きく映っていますがこちらの方が小さめです。

下はサイドウォールを仕上げて見たフロント用ですね。
なかなか格好良いじゃないでしょうか・・・?

コチラがリア用です。
大きさの感じはカメラの位置によって違いますから何ともわかり難いです。
でも雰囲気は良い様な気がします。

1号車フロントホイール制作Ver.2

2016-11-26 21:30:54 |  Stratos JeansChicago

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本日の山陰は昼間は天気が良いと言う予報から夕方はいきなり雨という予報だったのですが夕方雨がパラついただけで今の所雨は降っていません。
(帰宅時に雨が降って来まして、これで天気予報通りですね)
このブログを書いている間に降ってくるかもしれませんが・・・何しろ夜ですから空が暗いので曇っているのか晴れているのかよくわからないのです。
本日も朝は昨日届いたコンプレッサーの箱を始末したりアトリエを片付けたりと普段はなかなか手が回らない仕事を片付けておきました。

そして昨日の続きのホイールディッシュのキャストを続けて行ないました。
まあそんなに沢山作っても仕方が無いのですがレジンは缶から出してしまいますと劣化を始めます、特に硬化剤はダメですね。
だから出して小分けしてしまった物は使い切らないと缶に戻す訳にはゆかないのです。
一度それをやって硬化剤が変質して酷い目に有った事が有りましてそれ以降は缶に戻さないのです。

同様にウレタン塗料の硬化剤も恐らく水分かと思いますが蓋を開けている時間が長かったり湿度が高かったり容器の中の硬化剤が少なくなったりしますと劣化をする速度が速くなる様です、お気をつけ下さい。
当方のウレタンサフやクリアーは硬化剤だけ別売りをしています、主剤の方は劣化が遅いですから硬化剤がダメになっても捨てないで次に使う前に硬化剤をお買い求め下さい。

キャストは地道な作業です。
真空注型装置で流し込んで温風乾燥機を使って加温して硬化を待ちます、十分硬化していないとホイールディスクの様に薄い物は曲がってしまいます。
曲がったら使い物にならないのです。
ですからじっくり待って確実な作業をしなければならないのです
皆さんはキャストが出来ると正確な複製が取れる事を羨ましく思われるかもしれませんが時間と手間はかなりかかりますのでアドバンテージがそう多く有る訳ではないと思うのです。
取合えずこれだけキャスト出来ました、この中で出来の良い物だけを使います。

湯口をカットして整形致します。
湯口の部分はカットしただけでは使えません、バリが必ず残っているからです。
一つずつペーパーで削って整形致します。

複製した物が上手く使えない事も有りますから仮組をしてみないと使えるのか使えないのか判断は出来ません。
それはシリコンとレジンの置き換えの時に起る収縮が問題になるのです。
収縮して使い物にならなかったらガッカリですからね。

複製した物を使ってホイールを仮組してみました。
収縮は問題にならない範囲です、十分良い感じに使えますね。

1号車のホイール2個がやっと完成ですね。
これでまだ車体に仮組をしなければなりません、オフセットはキットのホイールに合わせてありますから多分問題ないと思うのですが・・・。


1/43の模型を作る場合にはあらゆる形状のホイールを作らなければなりません、例えば古い車ですとワイヤーホイールだったり、近代ならアルミホイールですし・・・
其の都度、御客様のご希望に合わせて対応致します。