Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ジュリエッタ・・・完成させたいです

2020-01-30 22:41:56 | Rossoの休日
本日の山陰も雨が降ったり止んだり晴れ間が出たり・・・これが数十分置きに繰り返される様な不安定な天気でしたね。
気温は思った程低くは無さそうですが・・・遠くには厚くて黒い雲が見えますしこんな雲が上を通りますと雨が降るんでしょうね。

今日からまた新しい一週間が始まります、でも早いもので明日で1月も終わりになりますね〜
つまり今年に入ってからもう一ヶ月経過してしまった訳でして・・・何と早い事でしょう。
そう言えば昨日制作していました312Tが旅立ってゆきました。
今日の午後にはメイクアップさんに到着するのではないかと思います。
お客様に楽しんで頂きたいし「可愛がってもらいなよ〜」と言う思いで送り出しました。
いささか寂しいと思うのはやはり歳のせいかな〜
今までそんな事を感じた事は余り無いのですが・・・

さて今日もジュリエッタの続きをまず始めましょう。
このミニカーはウインドウの周囲にゴムのウェザーストリップが再現されています。
と言っても軟質プラではないかと思いますが・・・
この細い部品をボディに合わせるのはなかなか凄い精度で部品を作らないと合うはずも有りません。
案の定と言いますか・・・きちんとフィットしておらず削り合わせを行ないました

ウインドウも当然ながら全く合っていない訳でして・・・
4枚のウインドウをバラバラにカットして取付けます。
この辺りは理想に設計と組立てが追いついていない感じですね・・・まあ気持ちはよくわかりますけどね。

リアウインドウを取付けてみました
最初は上の方に隙間が出来ていましたがバラバラにして削り合わせてやりますと厚みは仕方が無いのですが表面上はきちんと合うのです。

そしてここからナンバープレートのデカールを作ります。
まずはデータからですね・・・
ついでに鳥取県の方のナンバーも作って置きましょう。
プレートが読めると困りますから少々加工しております、雰囲気だけお楽しみ下さい(笑)

ナンバープレートのデカールを貼りまして乾燥機で乾燥させる事1時間
水分も抜けて乾いたみたいなのでラッカークリアーをパラ吹きしました
これで密着は大丈夫そうですね〜。

ゴミが付いていたままメッキされたバンパーは噛んだゴミをペーパーで均しておきまして・・・
ウレタンクリアーを塗りまして硬化後にメッキ調塗料を塗りました
もうこれで十分かな?っていう感じに光っていますがこの塗料が硬化後にはもう一度ウレタンクリアーを塗ってコーティングします。

ドアの内装はマスキングをします
一見ホワイトに見えるのですがここはライトグレーの様です
ファブリックなのでその布目がそう見せるのかもしれませんね
その布の部分をマスキングしておきましてレッドのレザー部分を塗らなければなりません
室内ではここのツートンは見せ場なので大事な部分ですね。

シートもマスキングをします
ちょっと面倒なのは座面の部分は赤いパイピングがありますのでこの部分はレッドに塗りましてその部分以外はライトグレーに残さなければなりません。
繊細な塗り分けなので時間がかかりますね〜。

そしてレッドを塗りました
ボディカラーと比べますとこの内装の赤は明るく軽い感じに見えますのでレッドをそのまま塗ってみました。
この後にはフラットクリアーを塗りますが少し白っぽく見えるのを見越して色を決めています。

ウレタンクリアーを塗ったバンパーは残念ながら金属色が弱くなってしまいました
仕方がないのでもう一度メッキ調塗料を塗っておきました
万が一剥げても下にクリアー越しに同じ塗料が塗ってありますから目立ちにくいのではないかと思います。

ナンバープレートにはウレタンクリアーを塗ってみました
これはデカールを保護するためのものでして、長持ちして欲しいですね。

内装はレッドを塗ってからマスキングテープを剥がしてみました
何箇所かはレッドの塗料が漏れていましたのでグレーをタッチアップしておきました。
まあ繊細な塗り分けなのでそう簡単に成功するとは思いませんが・・・
今回は吹き漏れが少ない方ですね。

艶消しのクリアーを塗りました
レザーの部分は新品時は結構艶消しになっていることが多いのでフラットクリアー仕上げとしました
ファブリックの部分も布ですから当然艶消し仕上げの方が自然な訳でしてね・・・

次はサイドウインドウのサッシを磨きます
実車はここがメッキでピカピカの仕上げになっています
模型でもやはりピカピカ仕上げの方が雰囲気が良いのでバフをかけて磨きました。

フロントとリアのウインドウはすでにボディに取り付けていましたが、ここでサイドウインドウを取り付けてみました
このウインドウはフィッティングが良くなかったのでウインドウ全体を4つに分割して削り合わせたものです
特にサイドウインドウは合いがよくなかったので念入りな作業が必要でした

マフラーはミニカーが私の手元に届いた時点ですでに脱落していましたが・・・
そんなことは何ら問題ではありませんでした。
問題はその形状が余りにも安物然としていた事でしょうか・・・!
エンドパイプの中央には穴はなくただ丸く黒い塗装が施されてるだけでした。
仕方がないので太すぎるエンドパイプをカットして外径が1,4mm程のアルミパイプに取り替えました

そろそろ、展示ベースに取り付けるためのスペーサーを真鍮の丸棒で削り出さなければなりませんね。
まあこれは旋盤がありますからそう難しい作業ではありません
展示ベースにはミニカーのフロント側がくる様に矢印を書いておきました

う〜ん・・・
展示ベースにミニカーを止めてみました
やはり木製の台の方が私の好みですね

マフラーはアルミパイプに取り替えてからサフを塗りましてシルバーで仕上げてみました
マフラーの位置はなかなか良さそうな位置になりましたね
金属製でスッキリしていてなかなか良さそうです

ナンバープレートのつく部分の部品を取り付けてみました
ここは余りシビアにならなくてもナンバープレートが付きますと隠れて見えなくなってしまうと思いますけどね〜。

このあとナンバープレートを取り付けてみました
この角度からではよく見えないのですけどね
なかなかスッキリと決まった様な気がします

次はクリーニングですね
3Mのクリーナーを使って磨きます

これでやっと完成が近くなりましたね
なかなか良いですよね〜(笑)


明日は再び312Tに戻ります・・・よろしくお願いいたします。

スマート車検

2020-01-28 20:20:23 | Rossoの休日
本日の山陰は朝からず〜っと雨でしたね。
それでも本日は定休日の初日なのでゆっくりと過ごしたい所ですが・・・

本日は朝から発送業務と車検の準備で大変忙しい1日になりました。
まずは発送と発送の準備ですね
スズキGSX-R750の輸出用のデカールとスズキGSX-R750ヨシムラのデイトナ仕様のデカールがメインなのですが昨日は各ショップさんに向けて発送をしました。
本日は個人の方に向けての発送です・・・皆さん結構複数枚数のオーダーが多くてこんなに沢山作られるのだろうか??とか思いながらの作業です(笑)
まあ皆さん待ちに待ったという事かもしれませんし、それともお友達同士で一緒にご注文を頂いたのかもしれませんね。
そう思っていたら修理や製作の見積もりの為にキットやミニカーを送って来られる方が何人かいらっしゃいましてこちらも有り難い事なのですが・・・少々お時間を頂かないと手が回らないのです(笑)
ショーケースの前には出荷する荷物や送って来られた荷物が並びます・・・写真は3つだけですが・・・もう少し有ります(笑)
現在制作用の机の横は修理待ちと見積もり待ちのキットで足の踏み場が少なくなっています。

こちらもその一つ・・・
実車を買われたお客様が元のオーナーさんが寂しくなるからと思われて実車仕様のミニカーをプレゼントする事にされたらしくそのご依頼品です。
仕様が違う部分を塗り替えて・・・外れているマフラーを作り直しウインドウも少し手を入れたいですよね〜。
そうそう!ナンバープレートも元の物をご希望です・・・こちらのリクエストでケースも入れ替える事になりました。
こう言う配慮はやはり苦労された方だからでしょうね〜こう言う仕事はなんとなく心が温まる様な気がしますね。


さて午前中はもう一つ大事な事が有ります。
車検は午後からユーザー車検で陸運事務所(最近は中国運輸局島根運輸支局と言うらしいです・・・笑)に車を持ち込むのですがもう一度車両を点検しておかなければなりません。
灯火類は直前にもう一度確認しておかなければ安心出来ないのですよね〜
足回りのブーツとかはもう事前に問題が無いのを確認しておりますが電気周りは接触の問題で点かなかったら目も当てられませんからね〜。
普段使わない補助灯も点灯するかどうかは確認が必要です、有れば必ず点灯させてみせなければなりません。
車検の受付は1日の営業時間が4つに別れていまして予約は午後一番の3ラウンド目を予約していますので、お昼のご飯は少し早めに食べて出発しました。
到着したのがこちらですね〜

最初にユーザー車検は5番の窓口に行って受付をします、次に隣りの振興会に行きまして検査料と重量税を支払います。
重量税はスマートの場合総重量が1t未満なので16400円、自動車印紙が400円、自動車審査証紙が1300円の合計18100円を支払います。

そして検査ラインの列の最後尾に並びます・・・
検査ラインの中は写真がNGなのでここまでですね。
後はラインからで手からまた撮影しましょう〜(笑)

と・・・ここまではいつもの流れなので緊張をしながらも普通だったのですが検査ラインを出たところで真っ青になりました。
なんとライトの光軸が不合格だったのです
それも左側ですね〜
右側も不合格だったのですがハイビームでもロービームでも不合格、スマートは4灯式なので検査官の方の判断でロー側を覆っておきまして右側は合格しましたが左側はどうしても不合格でした。

こんな紙をいただいてしまいました・・・
フェラーリ以外は大体ユーザー車検で車検をしていますが不合格をくらったのは初めてですね〜
学校の成績は良い方じゃなかったですが・・・車検の方は成績良かったのに!!

こんな説明でした・・・こんな報告書をくれるんですね〜不合格にもなってみる物ですね、なってみないと分からないのです。
多分ですがヘッドライトから1mほど離れたテスターの位置で15cm以上もライトの光軸が下がっていたらまあ不合格ですよね。
対向車は明るくなくて良いけどね〜

こんな時は車検場の前にあるテスター屋さんで光軸を調整してもらうなどと言う裏技!?を使いましょう
今まで使ったことがなかったのですが・・・今までですと夜間に壁にライトを当てて適当に調整していました(笑)
テスター屋さんに既に先客があったので行列の一番後ろに並びまして・・・
調整をしていただきました・・・
外車ですし嫌われるかな??と思いましたが若いお兄さんはテキパキと調整されて・・・
なかなか愛想が良いぞ!!
今度から車検に行く前にここでテストをしていくのが良いかも・・・

光軸の調整は3300円也ですね〜
まあ安いと思いますよ。
これで終わるのですから・・・

検査ラインは一度の申し込みで3回まで入れます、最初の1度目で不合格なので今回は2度目ですがこれで合格しました
ラインで受け取った書類を窓口に出してしばらく待ちますとこんなふうに新しい車検証が発行されます


今日の車検代ですが自賠責保険25830円、重量税16400円、自動車印紙400円、自動車審査証紙が1300円、光軸の調整が3300円の合計が47230円で2年間の車検が取れました。
普通に業者に車検を出しますといくらかかるのか知らないのですが・・・フェラーリもユーザー車検をしたほうがいいのかな!?
まあ挑戦する価値はありそうですね〜(笑)

ラジエターアウトレットの位置決め

2016-09-14 20:37:49 | Rossoの休日
今日は朝から曇りで涼しい様な蒸し暑い様な・・・変な天気でしたね。
当方は相変わらず火曜水曜をお休みにさせて頂いていますので今日も少し遅めの出勤・・・
本日、家内は用心の為に午前中は自宅にて休養を頂き、私だけの出勤でした。
いつもの様にイチジクの収穫をしオクラは明日に備えて温存しておきました・・・
お昼までまだ時間が有りましたからガレージからCafeまでの通路の整備をする事にいたしました、少し前に一度画像を貼っておきましたね〜あの続きをしたのです。
本日、午後までかかって全線開通致しました(笑)
まだ当分の間は目地の砂を入れないといけませんのですぐに完全に完成と言う訳にはゆきませんが・・・まあ一応完成という事ですね。
まあ一人の方が気楽と言えばそうなんですが、ティータイムにお茶を入れてくれる人もお昼ご飯を作ってくれる人もいないですからね〜何時も一緒にいますから少々寂しい様な気もいたします(笑)
まあお昼ご飯は無いし午後からは家内が出勤して来ますから迎えに帰る必要も有りますし、お昼ご飯の問題も有りますから一旦自宅に戻りました。
午後からは家内も仕込みの為に出勤してこれでいつも通りですね・・・。

夕方少し時間が有りましたので今度は本業の方の仕事です。

昨日のフロントカウルの問題ですがどうも上手くゆきませんね〜
ラジエターのアウトレットですが、この部分は昨日の下の画像を見る限りフレームの前側の高さよりも少し上側に上げてやらないとカウルの部分にフィットせず隙間が開いてしまうのです・・・
しかしサイドの板より他に支える物が何も無いのです・・・特に一番前側の丸まった部分ですね。
実はその後ろの板は脱着が出来る様でしてこの下に有るブレーキシステムやシートの前後の位置調整が出来ない替わりにペダルの位置を調整する様になっているのです。
前側の丸くなった部分はその後ろのパネルを支える役目も有りますので結構ガッチリと固定されていないとまずい訳ですね〜

フロントカウルを外した状態ですとこんな感じになりますが両サイドの板以外には支える物が何も無いのはやっぱり変ですよね。
しかもフロントのフレームは補強が少ない様な気もしますし・・・

これは想像なんですがこの丸まった部分の内側にはもう一本フレームが有るのではないかと思うのです。
でないとどうもこの部分の強度が足らない様に感じるのです・・・
そこでその一本を付け足してみました・・・

酸化していないきれいな物がその追加したフレームですね・・・
これが有りますとこれに丸まったパネルを固定する事で位置関係を調整してゆく事が出来ますね・・・
そしてサイドに有るパネルを追加する事で強度も上がります。
ハンダ付けをしました!

まだサイドの板は付けていませんが付けなくてもこの様にカウルとの隙間が無くなってきちんと位置関係が決まりますね。


次はサイドのパネルを作る事を考えましょう・・・。
キットをそのまま作るならこんな苦労は不要ですがフレームを自分で作ると余計な苦労をしなければなりません、皆様はキットのままお作りになられる事をお進め致します。
私ですか?そのまま作ると面白くないしキットの値段分楽しめないので別の作り方を進めます・・・(笑)

Ferrari330P4フロントカウルの合わせ

2016-09-13 20:50:05 | Rossoの休日
今日は定休日なんで何となくゆっくりと出勤・・・
昨夜は結構な勢いで雨が降っていましてガレージは浸水が無かったか心配では有りますがもう朝の時点ではすでに手遅れと開き直っていました(笑)
朝はかなり厚い雲に覆われていまし今にも雨が降って来そうな感じ・・・・アトリエに近くなるにつれて雨がポツポツ落ちて来まして到着する頃には霧雨の様な降り方でしたね。
そんな中ですが、ダメ元でイチジクを収穫しオクラを収穫しようとした時に・・・家内の姿が無いのに気が付きました。
Cafeの中を探してみるとどうも体調が悪くなった様でして・・・
病院に運んで欲しいと・・・
先日入院していた病院に連絡し車で運びました・・・
まあ結果としてはたいした事じゃなかったのですが、少々驚かされましたよ(笑)
点滴をしたりと処置をして頂いて夕方まで何も出来ませんでしたが、こればかりはしょうが無いですね。
・・・この件に付きましては皆さんご心配は一切不要ですので私の独り言としてサラッとお読み頂ければ大丈夫です(笑)

さて夕方30分程ですが休日らしい製作時間が取れましたのでFerrari330P4の製作を進めてみようと思います。
先日合わせたフロントカウルですがまだちょっと合わない部分が有りますのでこれを整形したいですね。
フロントカウルとコクピット前のカウルの間に隙間が有りましてこれを埋める為にフロントカウルの内側に0.3mmのプラ板を貼ります。
表側は段が付いていますのでこれを削りたいのですが裏側が無いと表側を削ってゆくとカウルが無くなってしまいますからね裏側を盛っておく訳ですね。

カウルの表側を削ってその後ろ側のパネルに高さを揃えて削ってみました。
この様に指で押さえなくても段が付かないですね〜
もっともキットでは極小のビスで押さえる様になっていますからそう神経質な削り合わせは不要かもしれませんが、何も力を掛けなくてもピッタリと言うのが最良ですよね。
いよいよ微細な合わせは双方にポリパテを盛って削り合わせる事になると思いますが、それでもなるべく薄くパテを盛りたいですからね。

問題はここから先ですね
フロントカウルのアウトレットの部分がメタルパーツですがここを支える部分が無いのです。

キットオリジナルを見てみますとこんな納まりになります。

フレームの上側にパネルが有りましてそれでこの部分のカウルを支える様な構造になっています。
この部分の構造をどのようにした物かな〜と考えていますと今日の製作時間が無くなってしまいました。
この部分を真鍮板で作ってアルミの素材感が必要な部分はアルミを貼付けて再現しようかと言う結論に達しました。
これで良いのか、これが出来るのかまだわかりませんが・・・
明日はこれを試してみましょうかね。

フロントカウルの合わせ

2016-09-03 22:44:57 | Rossoの休日
大変久々のロッソの休日ですね(笑)
やっと少し余裕が出て来ました・・・

この辺りで最近気になっていたフェラーリ330P4を再開しておきます。
まあ少しずつですが・・・

どこまで作ったのか・・・思い出すのがなかなか大変です。
確かフロントカウルを合わせるのがなかなか難しくて放置していた、と言いますかどの様な方法で修正したら良いのか考えるのに時間が必要だった訳ですね。
削ってしまってからではすでに遅いですからね、削る前によく考えておかないと生けませんからね。
もう一度カウルを合わせてみますとこんなにも違います。
フロントカウルの前側のシャーシと合わせてやりますと向って左側は隙間が小さいのですが右側は比較にならないくらい大きく合いません。


隙間にプラ板を接着して合わせて削ります。
次は厚みを調整しながら厚みが足らない部分は薄いプラ板を接着し削ります。

プラ板を接着して削りボディを合わせます。
一応隙間は無くなりましたね〜。
これでどうにか大まかな合わせは完成しそうですね、残るはラジエターの熱気の抜ける部分を合わせれば良いですね。