Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日はCafeドーフィンの3周年記念イベントを開催中です

2012-10-27 18:23:46 | Wolf-Ford WR5 1978
本日は朝からこのイベントの為に力仕事は全て私の所に回って来ていましてかなり大大変です。
そんな所にもって早生のタマネギの苗が入荷したとの事、今日明日に植えておかないと日曜の夜からちょっと出張をしますので時間が無いですね(笑)
なにか一番具合の悪い時に予期しない事が起きる確率がかなり高い様に思いますね~。
人生そんな物かな~(爆笑)

そんな忙しい中でも一日の中でコレとコレは完成しておこうという目標は大切ですね。
そんな今日の目標はスタビライザーからアップライトまでのリンクを作る事でしょう、これが完成すればブルーバードに移行出来ます。
勿論その次はスーパー7その後またWR-5と言う事になります。
インターバルをおく間になれてしまった目をリセットしたり調査をしたりと作ってなくても結構する事は有ります。

さてリンクを作ってゆきます。
真鍮の帯金0.2×0.8mmの中央に0.4mmの穴を開けます。
勿論位置を決める為にポンチを打っておく必要が有ります、画像でもそのうっすらと付いたポンチの傷がわかりますね。


穴は出来るだけ中央に開く様に手加減をしながらピンバイスで開けてゆきます。
こんな微妙な穴開けでは人間の手や目は良い仕事をしますね・・・手加減は大切な物です。


時計ヤットコの先を加工した物でつまんでU字型に曲げておきます、開けた穴が正確に中央に来る様にこれもまた手加減です。


曲げてから穴を0.4mmのキリでさらっておきます、理由は曲げる事で穴が変形して規定通りの0.4mmでなくなっているからですね。
洋白線の0.4mmを穴を通してハンダ付けしてリンクらしい形に・・・
アップライト側の取り付けは0.4mmの洋白線を潰してから中心に穴を開けますがここで失敗をしたら今までの苦労が水の泡になってしまいます。
そこでまた出て来るのが手加減ですね出来るだけ中央に穴が来る様にしますよ。


アップライト側の穴を開けたらそこに0.4mmの洋白線を差し込んで止めボルトを表現しておきます、反対側は長めに残しておいて差し込みのピンにします。


車体に取り付けました・・・。

しかしやっと片側だけです・・・もう一方はピンセットでつまんでいる時に『ピン!』という音と共に異次元空間に旅立ってしまいました。
最初から作り直しになってしまいました・・・気分を変えてからもう一個作ったのは言うまでもありません。

ベルトーネンさんのご紹介頂いた動画はかなり様子がよくわかる画像でした

2012-10-27 15:39:11 | 只今制作の御相談中のキットたち
ベルトーネンさんからアドレスを教えて頂いた動画は結構良い物でした。
さすがに真上とはいきませんが正面の斜め上から俯瞰した物でボディサイドの絞りの様子がよくわかりますし遠近感を考えればこの車両は後の幅がかなり広い事を確信するのに十分な物と言えるでしょう。
画像は動画を止めておいてカメラで写してみました。
形状を検討する上でかなり参考になる画像ですね。


この画像からエーダイもオートクリエーションも一長一短が有る事がわかりますね。
一番ビックリしたのはこの動画の中の音声でこの車はアメリカの百貨店で売っていたという事でしょう。
時代を先取りしていたし経済状況やワンオフに近い価格によって結局そう沢山は売れなかったらしいのですが・・・私はこの車はショーカーで有るとしか思っていませんでしたよ。
またレインボーというネーミングのいわれも興味深い物ですし後にフィアットX1-9にも影響を与えたと言うのもちょっとした驚きでしたね。

もしもコメント欄をご覧になられたらアドレスが貼って有りますので一度ご覧になってみる事をお勧め致します。




本日はライトケースを修理しておきます

2012-10-27 15:31:45 | その他
カワサキAR50は30年も前のバイクですのでどこそこと無く傷んでおります。
本日はライトケースの傷をパテで埋めておきました。
細かな傷を拾うと結構傷が有るんですね~。


ペーパーで削っておきますがこの辺りは模型と一緒です(笑)

まだ肝心の本体が届いていません、でもどうせやらないと前に進みませんので少しずつでも進めておきましょう。
と言うか丁度ポリパテに硬化剤を入れた物が余っていたという事なんです(笑)

カテゴリーを変更しました

2012-10-26 23:18:49 | その他
近所に出掛ける為の便利な足として活躍していたヤマハMR50ですが先日パンクしてしまった事は書きました。
その中で◯◯km/hは速度違反だと言う突っ込みが息子から入りましてあの記事は修正させて頂きました。
確かに原動機付き自転車の制限速度は30km/hです。
但しそのスピードで道路を走りますと自動車の方から見ると動くシケインとなりまして追い越す方も追い越される方もかなりの危険が伴います。
今の技術力からいけば50ccで50km/hは全く無理のない所でしょうし交通の流れに沿って車間距離を十分とって走った方が安全に思いますがいかがでしょうか?速度違反は確かに悪い事なんですが30km/hではよけいに危ない様に思いますが・・・。

まあそれは置いておいて、パンクした物は直さないと乗れません。
一人で近くの郵便局やホームセンターに行くのに車に乗って行くのももったいない様に思いますのでまだMR50には活躍してもらわなければならないでしょう。
と言う事で修理をする事にいたしました。
タイヤは何時変えたのかわからない位ひび割れていましたのでこの際前後とも新品に交換する事にいたしました。
車体を分解して前後のホイール/タイヤを外しました。
今まで効きが良く無かったフロント・リアブレーキもオーバーホールしたくなりまして分解してみました。

右側がリア、左側がフロントになります。
リアのブレーキシューは未交換らしくシューの部分にYAMAHAと文字が入っておりますがフロントは交換した際に社外品に交換したらしく違ったメーカー名が入っていますね。
シュー自体はどちらも十分に厚みが有る様なのですがフロントはブレーキレバーをグリップに付く程握っても効きが良く無いのです。
どうやらシュー自体の厚みが純正品とは違うらしくドラムにきちんと押し付けられない様ですね。
仕方ないからブレーキレバーのセレーションを1コマずらして装着してみました。
どうやらレバーの中心のシャフトの断面にポンチマークが打ってありますがそれがレバー側の切り目に行くのが標準らしいのですが・・・社外品は少し寸法が違うのかもしれませんね。

ドラムブレーキの中はダストで汚れていますのでクリーナーで掃除をしておきましょう。
シューはクリーナーで汚れてしまいますのでシューも手入れをしておきましょう。
ドラムとの当たり面に荒いペーパーをかけておきました。


こちらはフロントですがスピードメーターのギアが見えますね。
この奥の部分にグリースを塗って潤滑しておきましょう。

いよいよ最後の足回りリアスタビライザーですね

2012-10-26 19:40:39 | Wolf-Ford WR5 1978
山陰は明日から雨降りになるそうですが今日はいい天気でした。
明日は午後から3周年のイベントでしてその準備を少しずつしていましたが明日に迫って来ると少し焦りますね。

さてWR-5の制作の方はリアサスペンションの部分でペースが落ちていますね。
ただこの部分はシルバーラインのウィリアムズの部品を流用していますので難しくて当たり前でしょう実車と同じく新たに作っている様な物ですからね~。

本日の仕事のかかり始めはどうも気になるリアサスの上側のテンションロッドの前側のステーを直しておきましょう。
ここのステーの当時の向きを示せる資料はほとんど無いのですがここのロッドはサスペンションの動きを考えると主に上下方向に動きます。
よってステーも上下方向に動ける様な構造になっていないと変ですよね。また実車画像で上側のパネルにステーの一部が見えておりますがこれも縦方向にステーを配置すればどうしてもパネルを突き抜けて上側に出てしまうのは当たり前なんですね。
この小さなエッチングはキットの物ですが出っ張っている部分の後ろ側が丸くなっていますがこれは理論上有り得ない形状ですので四角に削っておきます。

ステーを縦方向にすると当年アッパーパネルよりも飛び出てしまうのは実車と同じ事です出っ張った部分を削って削り直したエッチングを取り付けてみます。

このままでは後ろ側のカウルがエッチングに当たって閉まらなくなりますのでカウルの部分をコ字型に切り取って合わせますともとからそうであった様に見えて来るから不思議ですね。


さて今度はリアのスタビライザーです。
このスタビライザーは製作当初リアアクスルの前側に有るのか後ろ側に有るのか随分迷いました。
原因は参考資料の実車画像の中に他の車種と思われる画像が混じっていた為です。
Webで見つけた物でWR-5/6と有った中に混じっていました。
この手の情報はよっぽど吟味しないと間違いを気が付かず・・・なんて笑えませんね。
どうやら実車はリアアクスルの後ろ側に有る様ですのでその様に作りましょう。
まずはスタビライザー本体を作ります。
昨日作ったテンションロッドより少し太い様ですので0.7mmの洋白線を使っております。
中央にはミッションに差し込む為のピンを付けますがこの場合は0.2×0.5mmの帯金を使い割りピン状にしてハンダ止めします。
このスタビは実車ではリアブレーキキャリパーの部分に共締めしてある様に見えますがキャリパーが邪魔をして確認は出来ません。そこで取り付けはピンを使いミッションケースの上側に取り付ける事にいたします。
ステーはブレーキキャリパーの後ろ側に伸びる様な物を作ってスタビ自身にと留めておく事にいたしましょう。


その後にキャリパーの後ろ側に付くステーを付けております。


このステーはかなりの強度を必要としますのでステーの断面がH型になっています。
その形状を再現する為に0.2×0.8mmの真鍮帯金をステーに巻き付けてハンダ付けします。

ミッションに付けるとこんな感じですね。
なかなか良い感じになって来た様な気がしますが・・・