Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

納品の準備完了しました

2019-05-10 21:26:34 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日も山陰は天気が良くて気温も結構上がりましたね〜
26度くらいは有りそうかな・・・

朝一番で畑のタマネギの跡を耕耘機で耕しておきました。それだけですけど額からは汗が流れましたね・・・
まだまだ荒起こしですけどね・・・青々した草も一緒に数寄込んでおきました。
その後、朝のコーヒーを飲んでから隣町に・・・
先日納品した宇宙戦艦ヤマトで収め忘れていた展示用のスタンドを届けておきました。
うっかりとアトリエに置いたまま納品に出掛けてしまって途中で気が付いたのですが時既に遅かった・・・もう目的地は目の前でした。
でも行くと良い事も有りまして・・・まだお客様は取りに来られていなかったですが制作料を頂いちゃいました。
臨時収入が入ったので・・・嬉しい!!

お昼頃には帰らないと・・・今日はCafeのカウンターに置く冷蔵ケースが来る予定なんですね。
送料は無料なんですが、再配達になりますと配達料金がかかるとの一文が配達メールの中に有ったのを思い出しまして少々焦りました。
午後になっても配達がないので日本通運に確かめますと夕方になるらしい・・・その後夕方に配達がきまして無事に受け取りました。
一人で設置しようと思っていましたが重量が64kgも有るらしい・・・
戸や棚などガラスで出来ている物を外しても結構重いのでガレージに来ていた友人のSさんに手伝って頂いてやっと設置しました。
有り難うございます、Sさん大変助かりました!!

この所色々な事が有りましてね・・・
親戚や知人が亡くなる事が続きます
昨夜も自宅の近くの料理屋さんの女将さんが亡くなりました。
市内の料理屋さんで一番気に入っていたお店の女将さんでした。
安来アサヒほろにが会に所属していた頃は年に何度かお世話になっていました。
また当家の法事の仕上げなどもお世話になったり・・・
また女将さん自身も当店に来て下さっていました、一番直近は4月29日だったかな・・・娘さんの運転でお昼ご飯に来られたんですよね。
お帰りの時にご挨拶しましたが、調子が良く無さそうだったので駐車場まで出て「お大事に〜!」とお見送りをしたのですがそれが最後でしたね。
私よりだいぶ若いはず・・・ご病気が有るというのは伺っていましたが自分より若い方が亡くなられるのは凹みますね〜。
心よりお悔やみ申し上げます

合掌

さて、雑用が多い一日では有りましたが一応雑用も一段落したはずなのでここからは心置きなく仕事をしましょう。
昨日、ウレタンクリアーを塗っておいた展示ベースですが。
今日にはもう完全に硬化していますのでこれを研ぎます。
木の表面はいくら綺麗に仕上げても繊維の毛羽が出ていますのでどうしてもウレタンクリアーを一層塗っておきまして表面を研磨する事で毛羽を無くし綺麗な仕上げにすると共に木の中の水分が有る程度一定の水分量を保つ様にします。
サンプルを含めて5枚作りましたので5枚とも塗っておきました。
白っぽく見えるのは研磨済の物で濃い色の物はクリアーを塗ったままの物・・・つまりこれから研磨する物ですね。

研磨が完了したら次はセミグロスクリアーのラッカーで仕上げます。
一枚だけ黒っぽい物が有りますがこの木は原木の状態で日光に当たっていたらしく一部分に赤く変色が見られた為にスモークブラックで少し染めています。
白っぽいボディカラーの物ならこの黒っぽい物が似合うかもしれませんので作って置きました。
個人的には余り着色はしないのですけど板に変色が有れば自分の創意と工夫で使えば良いのです。

展示ベースへの配置を決めます。
お客様のご希望でメイクアップのアイドロンコレクションのアストンマーティンの様に斜めに配置をして欲しいと負う事なので・・・
しかも反対側からも見たいのでプレートは取付けず置いておくだけに・・・
ですから反対側に置いた場合でもバランスが乱れない様な位置関係に微調整しておきます
台の大きさは同じなのですがアストンよりも車が大きいので配置が難しいですね〜

スペーサーもいつもの様に真鍮の丸棒を削って作ります
私のスペーサーは少しおおきめなんですね。
前にどなたかからご質問を受けた事が有ります、なぜ大きめなのか。
小さな直径の物の方が目立たなくていいと思いますがミニカーに当たる面積が小さくなりますと左右の横ブレの様な力がかかった場合に横ブレを押さえられずタイヤの関係が破損する恐れが有ります。
ホイールがメタルの場合はスポークの部分が曲がってしまう恐れが有りますしレジン製のホイールですと折れて破損する事も考えられます。
繊細なモデル程(クラシックカーのスポークホイールなどは特に弱いですからね)その影響を受けやすいのでスペーサーは少し面積を大きくしている訳です。
またミニカーの裏側に当たり面が大きいので変形をする恐れが低くなりますね。


ミニカーを固定致しました。
プレートは貼付けず置いてあるだけです。

これで完成なので外箱に収めようとして気が付きました・・・
赤いフェルトの在庫が無い・・・
と言う事でフェルトを買って来て切っています。
普段は布などを切る事が無いのでなかなか要領を得ませんね(笑)
買って来たフェルトを全て切っておきましたよ・・・物はついでですから。

これで納品の準備も完了しました、今夜はお客様にご連絡致しましょう。


明日からは作りかけだったフォードトラックのホットロッドを再開致します

最終組み立てVer.9

2019-05-09 21:43:03 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰も大変良い天気でしたね。
今日からCafeの方はオープンガーデンという事でご案内をしておりましたら朝からたくさんの方が中庭の散歩を楽しんでいただきました。
今日から先着100名の方にはポットの花の苗をプレゼントしています。
もしお近くにいらっしゃいましたら是非お立ち寄りください。

出勤したらあまりにも天気が良かったので・・・畑のタマネギを収穫した跡を片付けました
切った葉っぱを全て回収して堆肥ウィ作っている山の方に運びまして、黒い穴付きのマルチシートから止めるためのピンを抜いてマルチシートを片付けました。
マルチシートは汚れていますので当方の市のゴミ出しのルールに従って処理いたします。
その後にこの冬の間に薪ストーブで出た草木灰を撒きまして畑起こしの準備をしておきました。
順調なら明日は畑を荒起こしできると思います。
夏野菜の植え付けの都合もありますから準備は素早くしておきたいですね〜。

さてここからは製作の仕事です
Ferrari Rossaの本体は昨日で完成しました・・・一応ですよ。
でもまだならなければならないことがあります。
その1つが・・・例のホイールナットの件ですね
結局決定的な写真がないのです。
ピニンファリーナが作った時をモデル化するかそれともその後に中国で宣伝を兼ねて公道を走らせた時(実は多少手直しをされていて完成時とは若干違う部分があります)の写真なのか判断できる写真がないということなんですね。
どれが正解というのはないのかもしれませんが、こんな場合はお客様の好みに合わせて作るというのが最良の解決方法でしょう。
お客様の結論は頭の丸いホイールボルトにして欲しいということなのでした。
まあどちらになっても良い様にパイプにしてありましたのでどの様な結論でも全く困らないのです。
使ったのはアドラーズネストの丸頭のリベットですね・・・サイズはSを使うことにしました。
リベットは1つずつバフがけをしてピカピカに磨いておきました。

ホイールのボルトの部分に取り付けますと・・・こんな感じです
如何でしょう?
どちらになっても困らない様に準備だけはしてありますからすぐに対応できます。

そして展示ベースに取り付けるためのプレートのデカールを印刷しました
データでは当方のStudioの部分はグリーンでRossoの部分は文字通りレッドで印刷しています。
カラーで印刷の場合はこの様な色の配置になっているのはアトリエにいらっしゃったお客様なら入口のドアの文字でお分かりだろうと思います。

デカールをアルミ板に貼って乾燥させてラッカークリアーをパラ吹きしておきました
そしてまた乾燥させます

そしてウレタンクリアーを塗っています・・・
ほんの僅か(細かなものが1箇所だけ)にゴミがつきましたので磨いて仕上げます

訳あって貼り付けはしませんが裏には両面テープを貼っておきましょう


車体自体は完成していますのでギャラリー用の写真を写しました
ギャラリーにアップするのは納品の後になりますからとりあえず代表的なものを1枚だけご披露しておきます

そんな作業をしていましたら友人のN君が展示ベースを持ってきてくれました
(昨日のブログに書いちゃったからプレッシャーをかけてしまったかな??)
お客様からのご依頼では先日修理したメイクアップのアストンマーチンの様に斜めに配置して欲しいとのこと・・・
メイクアップのアストンはアイドロンコレクションというシリーズの物でして台やカバーはメイクアップ のハンドメイド完成品の物と大きさは同じなのです。
と言うことは当方が使っている標準のケースとも同じ大きさなのです
ではなぜ余分にお金がかかるのに展示ベースを特注したのか・・・
実は標準の展示ベースは四方の辺の角が飾り切りしてありまして展示ベース上面の面積が小さいのです。
この面積が小さいと斜めに配置した場合にプレートを貼り付けるスペースが狭くなってしまいます。
なのでアイドロンコレクションでは飾り切りを廃してカバーの収まる凹みのみにしてあるのです。
これは都合が良いことに外箱がそのまま使えるのです。
まずは色の調整のために着色しました。

そして裏側にウレタンクリアーを塗って硬化待ちです・・・

いい加減硬化したら(気温が高いので1時間ほどで触れるくらい硬化してくれます)表面にクリアーを塗っておきましょう
今日ここまでしておけば明日はセミグロスクリアーで仕上げられます。


明日は展示ベースに止められるかな・・・
そして次の作品に取り掛かることができますね〜
1つ完成してもお休みはありません・・・(笑)



最終組立てVer.8

2019-05-08 21:01:50 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰も大変天気が良くタマネギの収穫にはもってこいの天気でした。
朝一番から・・・ではなくお休みなので10時半頃からタマネギの収穫を始めましてお昼過ぎに早生のタマネギの収穫を完了しました。
中には小さい物も有りましたが・・・使う方が優秀(かなり煽てていますね)なので美味しいメニューに変身してくれるんじゃないかな。

まあ詳細は畑ブログの方で近い内にお知らせ出来ると思います。

さて仕事の方ですが・・・ROSSAは完成が近くなりましたね。
本当にもう一息なんですよね〜。
じっしゃのFフェンダーのウインカーはこんな部分に取付けられていましてね
良く見ますと5個くらいのLEDが見えますね〜。
2000年頃と言いますと既にLEDが最先端の技術だったりしますからね〜
今ではヘッドライトもLEDが珍しくない位ですからね〜時代を感じます
私が全盛時代はヘッドライトはまだH4のハロゲンライトが最先端でしたが・・・(笑)

そして作品のウインカーはこんな感じになりました
昨日の写真でも一部はこんな感じに見えますがあれは取付けする予定部分にシルバーを塗っただけです
まだ取付けていませんでしたので悪しからず・・・

昨日作ったバキューム型を使ってフロントウインドウをバキュームしました。
バキューム自体は難しい物では無く案外簡単なんですよ
但し作品に合わせて削り合わせるのが大変難しいです・・・ですから何個も消費してしまう事も有るので余分を作って置きましょう。
またゴミを噛んでしまうと歪みが出来てしまうのでその修正の問題も有りますからね〜
余分を作って置くに限ります。

ざっくり切り出しました
さすがに作ったままで全てを保管するのはスペースも有りますから難しいです
必要な部分だけをカットして残しておきましょう。
私が使うのは2個くらいでしょうか・・・
一応プロですから失敗しても1個くらいですかね〜(笑)

残った物は黄ばんだ元々のキットの部品と一緒に元箱に入れておきます
将来作られる方の為にね・・・

バキュームの合間を見ながら・・・
お客様のご希望のプレートを作っております
私の完成品は基本的にプレートは付きませんあくまでもオプションなんですね
なぜかと言いますとプレートと作品が同じベースの上に乗っていますとスケール感が違ってきまして作品がおもちゃっぽく見えてしまうのがその理由です。
作り手は大きさこそ違いますが実車と同じ様に作ると言う事を目標としておりますのでね・・・
しれが達成されているかどうかはかなり怪しいかもしれませんが(笑)
展示ベースの上は1/43の世界で有りたいと言うささやかなる願望なんですね。
ですがお客様のご希望なら有る程度叶えるべき物でありますからご希望が有れば作ります。

さて次はヘッドライトのカバーですね
ここも塩ビ板のバキュームパーツを作ります
ボディの前の部分をシリコン型で型取りしてヘッドライトの穴をパテ埋めしていたのはもう皆さんにご案内しておりましたね。
ライトの部分にフェンダーの峰の部分がきますので出来るだけそれが再現出来る様にパテを削っておきました
バキュームにした時に再現出来るかどうか・・・微妙なんですけどね。
努力する事が大切です、結果も勿論大切ですけどね。

ライトカバーのバキュームの完成です
と言ってもボディ全体なのでライトカバーの部分に応じてカットが必要ですね
まあこれでも普通の平板を接着すれば出来るんじゃないかと言われる方も有るかもしれませんが・・・長い間に接着剤が緩んで来た場合に形状が違う平板を強引に接着した場合は剥がれる可能性が高くなるのは今までの修理の経験から学んだ事ですね。

ボディに当てて必要な部分にケガキ線を入れましょう・・・
直接ボディに当ててケガキ線を入れますからこれは難しい事では無いですね。

ピンセットの先がボケています
余りにも小さいのでなかなかピンとが合いません

そして接着します
接着剤はゴム系のクリアーボンドでライトカバーの断面の部分に少しだけ付けて接着します
接着剤が硬化するまではマスキングテープで押さえておきましょう

その次は同じバキュームパーツつながりで・・・フロントウインドウですね
カットした物を接着しますがこちらも接着剤が硬化するまではマスキングテープで押さえておきましょう
一見接着面積は大きい様に見えますが断面の部分しか無いので接着はなかなか困難ですね

全ての接着剤が硬化しましてマスキングテープを外しました
如何でしょうか?
完成までもう一息ですね〜

次はフロントとサイドウインドウの間に有るピラー(ひょっとしたらピラーではなくゴムのウェザーストリップだけかもしれません。
写真では何か付いている様に見えますが・・・インストにはエッチングの板を黒く塗って取付ける様になっていますのでそれに従ってみました。
ただ取付け位置や角度が左右で狂ってしまうと見苦しいのでマスキングテープの細切りで目印を付けておいて接着しました。


展示ベースは特注品を依頼されていますので昨日N君に依頼しておきました、多分数日はかかると思いますので・・・明日は完成写真ですかね。

最終組立てVer.7

2019-05-07 22:26:25 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰は晴れて良い天気ですね。
本日は久しぶりの定休日です、GWはよく働きましたからご褒美の様な天気ですね。
こんなに天気が良いと・・・家内から依頼される事が有ります。
何かって?
バラ園の消毒ですよ!!
この時期薔薇には色々な病気や虫が付きますので消毒をしなければならないのです。
その役目はもっぱら私の役目なんですね〜
朝から噴霧器を使って消毒です・・・
来週はオープンガーデンなので出来ませんから今週がチャンスなんですね・・・うすうすプレッシャーを感じてはいましたが(笑)

午後からは仕事を進めようかと思っていたら隣町のSさん登場!!
先日岡山で開催された「ベッキオバンビーノ」と言う旧車イベントの動画を持って来て頂きました。
実際に見に行く事は出来ない日程(当方が休めないのです)なのでこの動画は嬉しいですね。
毎年有り難うございます。

さてその後に仕事を再開致します。
今日はここからですね〜
いきなりフライスで何かを削っています
実はFフェンダーに付くウインカーのレンズを削っているのです。
Fタイヤのすぐ後に付くのですが実車の写真を見ますとLEDが5つ並んでいるのが確認出来ましたので0.2mmの塩ビ番の裏側に直径0.5mmのエンドミルで裏から少し掘りまして如何にもLEDが並んでいる様実見える様にしたい訳ですね

余り細かくて見え難いですが・・・こんな感じですね。
5つの凹みが見えますか?
丁度蛍光灯が反射している部分ですね
この部分の凹みは貫通したらダメなので半分位掘っていますから・・・深さは0.1mmですね。

ウインカーの形状にカットしまして裏側になる部分にシルバーを塗っています
シルバーを塗る事で裏側の凹凸がよく見える様にしようと言うのが狙いですね。
ホワイトか迷いましたがシルバーの方がその形状が良く見えるでしょう。

昨日作ったピニンファリーナのマークを接着してみました・・・
とても小さいですが・・・陰が有るので厚みが有る事がわかりますよね〜
全体の雰囲気が変わっていくのはわかって頂けるでしょうか??

次は昨日のシリコンで型取りした物ですね・・・
ヘッドライトの透明なカバーをバキュームする為にライトの周りだけ型取りをしたいのです。
シリコンは気泡が多いながらも硬化していまして・・・型取りには十分ですね。

こちらはフロントウインドウのバキュームでシリコンを流した物ですね
何か杏仁豆腐みたいな感じです・・・(笑)

こちらがレジンの樹脂です
まだ混合前なので・・・急がなくても良いですね・・・凄く臭いですけど(笑)

混合してシリコンに流しました
こちらはフロントウインドウの方ですね
少し溢れてしまいましたが・・・プラ製のバットの上で作業していますから全く問題は有りません。

実にいい加減な状態なんですが・・・こちらはボディの前側の部分です
隙間から溢れていますが、重要な部分は残っていますから気にしてはなりません(笑)
実にB型な作業です・・・A型の人が見たら卒倒しそうですね。

レジンの樹脂は混ぜたら3分程で硬化が始まりますね
この様に白くなってきますと硬化開始です・・・もう触ってはいけません。

固まったレジンをシリコンから取り出しました。
バキュームされた部品から型を作るのは簡単なんですね〜
バキュームする時の穴の位置まで凹みになって残っていますからね・・・参考になりますよね。

ボディの先端部分はこんな感じです
ライトの部分のみ必要ですからこれで十分です。
粘度とかでとっても良いのですがやはりシリコンが一番正確に型取り出来ます。

ライトの部分にポリパテを詰めて埋めてボディラインを再現します
僅かですが3次曲面ですし上の尖った部分には多少峰の様な形状が入りますのでここは平板を貼付けるだけではなく丁寧にバキュームを作りましょう。
先々の耐久性にも影響する部分なので丁寧にね・・・。

ウインドウの型にはバキュームでひく為の穴も開けました。
無くても絞れると思いますが・・・念のためにね。

ほんの僅か気泡が有りましたのでデザインナイフで穴を広げてパテを打っています。
僅かな歪みがバキュームには大敵なんです・・・急がば回れですね。

パテをペーパーで削ってから最終的にはコンパウンドでピカピカに磨きます
素材の傷が綺麗に転写されてしまうのがバキュームの困った所です・・・
まあ磨くのは慣れていますからね。


今日は特注のケースの注文をしておきました。
ついでにいくつか頼まなければならなかったのでまとめて注文です。

明日も雑用を少しこなしておいて畑の荒起こしをしておきましょうかね。
その後は・・・多分仕事ですね。

最終組立てVer.6

2019-05-06 19:51:03 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰は曇りでしたね。

朝一番で隣町の松江市の模型屋さんに完成した宇宙戦艦ヤマト最終決戦仕様を納品してきました。
348Zagatoで行こうかと思ったけど、出がけに雨がパラパラしたので軽トラックでの納品になりました。
結局雨は降らずに止んでしまったのですけどね・・・
ついでにクレオスの塗料を有るだけ買い込んで戻りましたら鳥取県のOさんがご来店でした。
塗料を仕入れられたので丁度良かったです。

さて本日の仕事もご紹介致しましょう。
少し前に削ってクリアーを塗ったハイマウントストップランプとリアモニターのカメラですが資料写真はこの様な感じでしたよね。
ボディと色が同じ感じなのでクリアーの部品なのか判断がつきません、まあBBRさんもキットを作る時点で取材をしていると思うので間違いでは無いと思うので・・・ここはBBRさんを信じましょう(笑)この角度での写真はなかなか無いので貴重なんですよね〜。

と言う事で部品を取付けました
クリアーレッドの部品なのでクリアーの塗料を塗っても質感がボディとは全く異なりますね。
なかなか良い感じだと思うのです。

外装のパーツですがいよいよ残りが少なくなってきましたが、難問があります。
その一つがこのライトです。
キットではこんな透明の塊を差し込んで接着しましょう・・・せめて裏の方はシルバーに塗って下さいね・・・って感じでしょうか??
これを使ったらBBRの完成品と同じになってしまいますからここは作り直しが必要な所で頑張りどころですね。

実車の構造はよくわからないというのが正直な所ですが当時はまだ珍しかったLEDを多用した照明になっている様なので多分ヘッドライトもLEDを縦にいくつか配置してあるのではないかと思います。

と言う事なのでまずはライトの凹みの中をシルバーに塗っています。
これは難しい作業では無いですよね・・・ボディのクリアーがウレタンなのではみ出た部分はクレオスのシンナーで拭き取ればOKです。

そしてアルミパイプを5.0mm程にカットしてバフを掛けてピカピカに磨きました穴の部分はピンバイスでさらって掃除しておきました。
下の写真はまだバフをかける前ですね。

それをボディのヘッドライトの穴の部分に接着します。
下側が一番大きなパイプで上側に行くに従って細いパイプになる様にしています。

上まで接着しますとこんな感じですね〜。
何となく似てませんか?(笑)
もうちょっと実車の構造がわかれば作り方も有るのですけどね〜
今有る資料ではこれが精一杯かも・・・(汗!)

ここで昨日クリアーを塗って作って置いたピニンファリーナのエンブレムを取付けました。
このエンブレムですがデカールだけではなく洋白帯金をカットしておいてその上にデカールを貼ってクリアーコートした物ですね。
いくらか厚みが欲しかったのです。

次はライトのカバーを作りたい所なのですが、バキュームで作るなら同じ作業は同時にしておいた方が良いですよね、そこでフロントウインドウも作って置く事に致しました。
まさか完成品から型取りする訳にもゆきませんから新品のキットから対象の部品を取り出してきました。
しかしながらバキュームは新品の方も黄ばんでいまして使えそうにないのです・・・

ひょっとしてウインドウのスクリーンは黄色く色がつけられているのかな?
と思って実車の写真を見ましたがクリアーだろうと思われます。

現在組立て中の物と新品のキットは同じ時期に作られたのかどちらも同じ位黄ばんでいますね。
バキュームを作り直す型の為に新品キットを開けさせて頂きましたので余分を作って黄ばみの無い部品を作って同梱しておきましょう。

先日模型屋さんから頂いた硬化時間の短いシリコンを使います。
硬化剤と混ぜて流しておきました。

ついでにライトの部分が付いていますボディのフロント側の部分もシリコンを剥がしておきました。

ライトの周りだけ有れば良いのですけどね〜。

明日はライトのカバーの制作やフロントウインドウの制作を行ないましょう。