Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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塗装とポルシェだす!!

2017-11-30 21:21:02 | その他
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本日の山陰は曇り一時雨・・・
夕方は一時的でしたが結構強く降ってきましたね・・・まあアトリエの前の側溝が溢れる様なことはなかったですがね〜
気温は比較的高めで過ごしやすかったですね

今日もいつもの様にパーツの塗装からですね
本日は排気管のサフを塗って完了しました、明日はシルバーを塗ることができそうですね。
ポルシェを進めながら部品の塗装も進めなければなりません
この比率が中々難しい・・・ポルシェを多く進めれば部品の塗装が遅れてしまいます
ポルシェを多く進めれば部品の塗装が遅れる・・・
Sさんの所の塗装済みパーツの在庫の様子を見ながら塗っていかないとSさんにご迷惑をかけてしまいます
それはなるべく避けたいですからね〜その部分が中々難しい・・・

スパークのミニカーはフロントのメッシュの部分が未塗装なのであまりにもプラスチックっぽくて何だかな〜と思いまして
せめて塗っておこうと思いましてフラットブラックで塗っておきました
細かな部分ですが・・・
本来ですと金属メッシュのエッチングに置き換えたりする部分ですが金属メッシュを使いますとその内側も作らないといけなくなってしまいますからこの辺りのバランスとかますかしいですね。

タイヤを削る為にバラバラにしていたシャーシですが
削ったタイヤを使ってシャーシを組み立て始めました
気をつけないといけないのはブレーキキャリパーの向きとタイヤのマーキングの違いで組み合わせがバラバラにならない様にそしてホイールのロックナットの色の位置関係ですかね・・・。
このベースはスパークのダイキャストミニカーですのでホイールとホイールを結ぶシャフトの固定が甘くてタイヤの位置が左右前後に動いてしまいます
普通私が作る作品ではホイールは回らない様にしていますがこれはタイヤの位置とボディのホイールアーチの位置関係が変わらない様にしたいからですね
今回はこの為にシャフトを固定することにいたしました
簡単に言いますとシャフトを接着するのですがボディを載せて見ないとバランスが取れないので外して不要になったボディを載せて組み立てています

一応使わないボディも保管してありますのでこんな時は使えますね〜(笑)


明日はホイールの塗装とウインドガラスの掃除、ヘッドライトのレンズの修正くらいかな・・・

ポルシェの部品準備と部品の塗装

2017-11-29 20:27:19 | その他
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本日の山陰は朝方雨が降った様なのですが・・・
昨日の持ち帰り残業で爆睡していた為か全く気が付かずでした。
本日は朝通常通り起床して出勤です
と言うのも・・・
家内の実家まで義父の牛を見に行きました・・・
ここではっきり言っておきますが、牛ですランボルギーニでは有りませんよ(笑)
今日は庭木の仕事があったので外出していますがお産の予定日が過ぎた牛が大変気になっていたらしく見に行ってくれと・・・
牛の方は私がよそ者だということがわかるらしく「なんだお前は〜!」
と言った感じでジロッと見られてしまいましたがまだその気配は無かったですね。

さて本日の仕事のご紹介ですね
本日も盛りだくさん!?ですよ(笑)

塗装の部品の方は昨夜バリを取った排気管のセンターパイプの部分にサフを塗っておきました
ここは珍しくないから写真は無しですけどね・・・(笑)

ポルシェ991GT3カップカーのミニカーのダッシュボードには今や珍しくない車載のカメラが取り付けられている車も多いですからダッシュボードのアシスタントシート側にはこんなステッカーが貼ってあることも珍しくないですね
まあ車載カメラならこの位置だと必ず映りますから宣伝効果が高いのかもしれません。
しかし今回はただ単に邪魔になるので取り外します

スパークのミニカーはクリアーがコートされていませんからこんな風にP.Pテープを貼って剥がせば大体の物は剥がすことができます
ただ余計な部分に貼らない様に気をつけないと余計な所も剥げてしまう恐れがありますからね〜

一発でこんな風に綺麗に剥げてしまいました
ここに今回ご依頼をいただいたお客様の会社の名前を貼ります
実車を確認したときにここにステッカーが貼ってあったんですよね〜そして以外に目立つのですよ。

塗り替えのモデルなので旋盤加工をする様な部品の追加はないはず・・・と思うでしょ?
これはタイヤを一皮むくためのアダプターですね
リューターのチャックにかます為に細い部分はサイズを合わせておきます

先ほど削ったアダプターをリューターにくわえておきましてタイヤを取り付けました
そして400番程度のペーパーを当ててタイヤを削ります
削ることで安っぽいミニカーの雰囲気が消えると言いますと言い過ぎでしょうか!?
しかし一手間かける事でぐっと良くなる場合もありますからね・・・
この一手間が大切だと思うのです。

タイヤを全て一皮剥いておきましたよ
これが全てではないですが・・・これだけ見てもずいぶん雰囲気が変化したと思いませんか??

次は牽引フックですね
実車は鉄かアルミの板を加工して作ってあるのですが
素材が板であるのですがミニカーの部品は細い線を曲げたものを赤く塗って貼り付けただけなのですが素材が板の様に見えないのです
だから何か牽引フックの様なものはあるのだけど・・・という感じに見えてしまうのです
なので今回はエッチングで作っておきました
サフを塗っていますが今回のホワイトサフを使っています
これなら後でレッドを塗れば下塗りが不要になってしまいます・・・一つ工程を省くことができるんですね。

レッドを塗っておきました
こうすれば牽引フックに見えますよね〜(笑)


明日はポルシェのウレタンクリアーを塗りたいですね〜

ホイールの塗装とポルシェ〜!!

2017-11-28 21:51:39 | その他
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本日の山陰は大変穏やかで暖かい1日でしたね〜
小春日和と言うのはこの事でしょうかね〜
部屋の中よりも外の方が暖かく汗が出るほどだったと家内が言っていました
私はアトリエから一歩も出ずに制作をしておりましたから外のことはほとんどわかりません(笑)

朝一番の仕事はホイールのサフを塗っていましたね
今回はホワイトのサフを使っていますが間違えて100gほど小分けしておいた方に間違えて硬化剤を入れてしまいまして3割ほどしか使わないうちに固まってしまったのは内緒です(笑)
勿体無い事をしてしまいました。
まだ塗っていないホイールが80本も有るのにね〜サフが固まるまでに塗れなかったです。


ポルシェの方はボディにウレタンクリアーを塗ってしまいたいところですが明日色が間違っていた部分のやり直しデカールが届きますのでそれを貼ってからウレタンクリアーを塗ろうと思います。
それまでに細かな部品の仕上げを行なっておかなければなりません
本日はドアミラーからですね
昨日準備したドアミラーのパーツにサフを塗っておきました
このサフは模型用のラッカーではなくウレタンのホワイトサフですね
下塗りもこれ一回で済みますから楽だし塗膜も薄くなりますからかなり便利ですよね。

続いてボディカラーを塗っています
この塗料は模型用のラッカー塗料をデカールに合わせて調色したものですね

ミラーの本体にも塗装が終わったらデカールを貼ります
このデカールも今回誂えたものですね。
デカールが乾燥したらウレタンクリアーを塗って仕上げておきましたよ
もうピカピカです(笑)

続いてリアウイングの翼端板を仕上げます
この部品は完成品のミニカーについていたもので分解して塗料を剥がしてからサフを塗ってブラックを塗ります
そしてデカールを貼ってからウレタンクリアーで仕上げますよ
そしてクリアーとデカールの段がありますからそれを研磨して平面を出しておいてからもう一度クリアーを塗っておきました
面が出ていますのでピカピカですね

次はシャーシですね
シャーシにはベースになったスパークのロゴが入られていましていかにも市販品らしく見えてしまいます
それを消すためにシャーシを塗装します
カラーはセミグロスブラックがそれらしいかな〜
塗装の前に展示ベースに止めるための穴を開けておきます
ミニカーのものを使えば楽なのですがそれではあまりにも安っぽいのではないかと思いましてね・・・

サフを塗ってからセミグロスブラックを塗っておきました
やっぱりここを省略することは出来ないんじゃないかな〜

テールランプのレンズですが
ミニカーにはインジェクションのミニカーのパーツが付属していますが瞬間接着剤を使って組み上げられているミニカーを分解するときにいくつかはバラバラになってしまう場合もありますからね〜
いつでも複製品が作れる様にシリコン型を作っておきましょう


本日帰りにシリコンを流しておきました


明日はヘッドライトのレンズなどを作りたいですね

本日もポルシェを全開で製作中です

2017-11-27 22:03:09 | その他
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本日の山陰は少し暖かくて天気の良い1日でしたね。
朝はそこそこ冷えたんですが日が昇ってからは暖かく過ごしやすかったですね午後からは友人のN君(展示ベースを作ってくれている人ね!)が12月に納めるポルシェの桐箱を持ってきてくれました。
一人で行っているミニカーの製作ですが、作品を作るだけでなく梱包用の資材や準備など色々と手伝っていただけるのは大変ありがたいことですね。
私一人ではここまでできませんからね。

本日もポルシェを作っています
一昨日くらいからデカールを貼っていますがリアのデカールの一部がちょっと問題がありまして・・・
ボディカラーがブラックなのでその上に貼ってしまいますと発色しないのです
おそらくデータが間違っていた?
マゼンタで印刷してあるのですが下にホワイトの印刷が入ってなかったのでしょう・・・
仕方がないのでその部分だけのデータを送ってもらいましてデータを作り直しております。

印刷してデカールにして見ました
ホワイトを印刷してから重ね印刷でマゼンタを印刷しました
字が細かい上に線が細いから見えにくいのですが・・・まあ1/43なのですしPCデカールですからね、ある程度仕方がないでしょう
それでもそのままよりはいくらか良いと思います・・・。

ボディの写真は出せませんがクライアント様には現在の進行状況をご連絡しておかなければなりません
ボディは出せませんが・・・製作中の写真を出しておきましょう
ボディはデカールを貼り終えましたので筋彫りの上にかかった部分を新しいデザインナイフでカットしてマークソフターで定着しておきます
こうすることで筋彫りがはっきりいたします

そしてフロントのインテークの部分のカラーをタッチアップしておきます
この部分はデカールを貼り込むのが難しいのでラッカー塗料を調色しておきましてタッチアップしておきます
デカールにぴったりに調色するのはなかなか骨が折れますね(笑)
ここで一度デカールを落ち着かせるためにラッカークリアーをパラ吹きしておきました

ボディが一段落しますと細かな部品も準備を始めておかなければ組み立てを開始してから余分な時間がかかってしまいます
本日はミラーですね
ミラーはプラスチックのインジクションのパーツでして当然強いシンナーに浸けますと溶けてしまうでしょうからクレオスのシンナーで剥がしますが中にはデカールが禿げないものもあります
ですから剥げないものはこのままペーパーをかけておきましてウレタンサフを塗ります
こんな場合はホワイトサフが役に立ちますね〜そのまま上にボディカラーを塗ることができます

サフを塗る前に確認しておかなければならないことがあります
それは左右の別です
左右がセットで14台分無いとあとで困りますよね(笑)きちんと左右が合っているのか?数はあるのか?確認ですね


明日はミラーを塗ってからデカールを貼っておきます
その後は頼まれものの塗装を再開したいと思います・・・。

Voiturette 1/43 Alfa Romeo P3

2017-11-26 21:19:46 | その他
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本日の山陰は、雨時々曇りでしたね
気温はさほど低くは無かった様ですが、これは慣れも有りますので余り定かでは有りません(笑)
朝少し畑を見回っただけで外の作業は無しでしたね。

裏作のポルシェですがいよいよ時間が無くなってきました、遅くとも今月中にウレタンクリアーを塗っておかないと間に合いません(笑)
いやいや笑っていられませんよ・・・

画像が出せないのでここはキットのご紹介をしておきましょう
あれだけキットを持っていてまだ買っているのか?って話しも有りますが・・・こう言う場合には大変助かりますから・・・。
仮にキットが1万円でも安い物です。

本日ご紹介するのはVoiturette 1/43 Alfa Romeo P3ですね。
Voituretteと言いますと私が真っ先にイメージするのはミニですが、本日は大変珍しい1/43 Alfa Romeo P3のキットなのです
このキットお客様がヤフオクに出していらっしゃった物を落札したものでして以前同じキットをもう一つ出品されていた様に記憶していますが・・・
その時も欲しかったのですがここはじっと我慢をしていましたが、今回は辛抱出来ずに入札してしまいました。
比較的安かったので応札が有るかな?と思っていましたが・・・その時はそのまま終了でした。
何かお忘れになっていたのかもしれませんし・・・何か他の事がお忙しかったのかもしれませんが、私は助かりました。
箱のラベルは旧SMTS風なんですがSMTSのキャストだったのでしょうか?そう言えば箱自体も古いSMTS風なんですが・・・

ボディは大変立体感に富んだ物でしてボンネットのフィンも綺麗にキャストされています。
多少凹凸は有りますがこれは致し方が無いでしょう。
先日メイクアップの植本社長がいらした時にホワイトメタルのキャストは大変難しくボディの形状は偶然の産物だと言っておられたのが思い出されます。
アトランティックで随分苦労された様です・・・。

全体の部品構成はこんな感じです
部品点数はクラシックカーと言う事で多めですね〜。

ホイールのリムは真鍮の挽き物です
当時のホイールはメッキでは無く塗装で仕上げていましたので真鍮製のリムで十分ですね。
タイヤは市販品なので時代考証をして作り直しますとカッチリすると思います

ホワイトメタルの部品はこんな感じ・・・
僕が作るなら大部分は作り直すと思いますので全く問題ないですが・・・このまま組んでしまうとちょっと残念な完成品になってしまいそうですね。
せっかくのキットなのですから出来るだけ手を入れて作りたいですよね。

デカールは・・・
はっきり言いますと使えません
英国風のデカールの糊を使っていますので黄ばみ切っています・・・このデカールの黄ばみを見ますとお里が知れてしまいます
この黄ばみ方は英国風ですね。

エッチングのパーツはこれだけです
一部はメッキが施されていまして親切な構成ですね

インストを見ますとやっぱりSMTS風のインストであると感じますね
どこにも書いては無いのですが・・・何となく・・・
この車を作るならやっぱりスクーデリアフェラーリとして作りたいですね(笑)
そして赤の色は真っ赤ではなく暗い赤にして思いっきり時代感を全面に押し出してね・・・
良い作品になると思うんだけど・・・楽しみですね・・・老後が(爆)