Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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発送準備

2020-01-27 21:58:26 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰は雨の予報が出ていましたが、出勤した時点でまだ雨が降っていなかったですね。
今日は朝から雨が降ると言う予報だったと思いましたので意外だったですね〜。

出勤した時点で雨が降っていないと言えば・・・やることは一つです
畑に出てタマネギ畑の草取りを進めましょう・・・1時間ほどですが畝の1列の草を取りました。
開店まで草取りをしていましたが終わる寸前に雨が降ってきました。
まあポツポツくらいなんですけどね〜

アトリエの中に戻って何気なくヤフオクを見ていたら「ヤフオク毎日くじ」と言うキャンペーンをやっていまして・・・
これもまた何気なくクリックしたら・・・なんと本日落札分の20%を(限度額4000円)ポイントで返すと言うのが当たりました。
今までは最大でも10%だったので今日は何かツキがあると実感!!
小さな幸せですが・・・
まず落札しないとダメですからね〜(笑)


今日の仕事を始めます。
昨日印刷したブログをクリアーファイルに入れてゆきましょう。
1枚のクリアファイルに面裏2枚の紙を入れて通しで読める様にします。
印刷の問題で文字が2ページに分かれてしまって読みにくい部分もありますが、まあご勘弁をいただきます様にお願いします。
最初の部分は特にプリンターが不調だったので印刷ミスが多くて困りましたね。

実はこのクリアーファイルに綴じ込む仕事も意外と時間がかかります・・・まあ紙の枚数も600枚近くありますからね。
しかもプリンターの不調であちこちのページが1枚だけないなどと言うこともありましてその都度その部分を出して印刷のし直しを余儀なくされましたね。
最後に背表紙の部分の見出しを印刷して貼り付けます。
そうそう、あの不調だったプリンターは本日夜にメーカーさんに修理に出しました・・・10日ほどで修理完了するらしいです。

そして実際のミニカーを送るための梱包をします

が・・・まずはボディのクリーニングをします
と言うのもやはり加工の途中でカウルの開け閉めなどをしますとどうしても傷がつきますからね。
このクリーニングの時点で再研磨しておきます
カウルなどの脱着できる部品は外して送る方法もありますがどの様に取り付けられるのか(又は本当に取り付けができるかどうか)分からない場合も出てきますから取り付けた姿で納めるのが基本ですね。
ボディをマスキングテープで留めるのですが直接マスキングテープが当たる部分はビニール袋をカットした物をマスキングテープに貼っておきましてマスキングテープと粘着剤がボディに直接当たらない様にしておきます
フロントウイングの下には厚紙を利用してスペーサーを入れてあります。

リアウイングはこの様なステーを厚紙で作っておきましょう
これがあれば落下などの強い衝撃でも耐えてくれるかもしれません。
絶対大丈夫と言うのはないですけどね・・・。

送って頂いた外箱に収めてこんな感じで送ります
赤いフェルトはこのアクリルケースに合わせて当方のフェルトをカットした物です。
メイクアップ さんのグレーの物は付いていましたが・・・まあ担当者さんが良い方を使って納品して頂けると思います。
これで明日にでも発送して製作完了になります。






完成目前です

2020-01-26 21:22:29 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰は晴れてとても天気がよかったです。
久しぶりじゃないかな〜こんな天気は!!
今日も朝からタマネギ畑の草取りです、今日の目標は畝を1列ですね。
何本あるんでしょうかね〜畝1列で・・・多分500本くらいかな・・・。
草を取って肥料をやって・・・大きくなってほしいですね。

さて1台目の312Tですが実はまだ手元にあります
アクリル製の展示ベースの方も届いていましたが配置が決まっていなかったのでお客様に確認をして頂いていました。
こちらの配置はまあ普通ですがこれが一般的ですかね〜!?

ちょっと変わった配置でこの様な配置もお客様に提案してみました・・・。

配置は上側の斜めのものになりました
確かにこれが一番バランスがいいですよね〜。
と言う事でマスキングテープで配置をマーキングしています

その上にモデルカーを置いて確認中・・・
リアウイングの部分が少しカバーに近いかな
それにフロントウイングがプレートに近いですよね
少し角度を変えましょう・・・
ちなみに斜めにスチールの定規が入っていますがこの部分にミニカーを止めるためのビス穴が付いています
その位置関係を上からよくわかるようにしています

ミニカーを台から下ろしましてスチールの定規の部分にマスキングテープを貼って位置を決めましょう
ついでにカウルスタンドも位置関係を決めておきましょう
あくまでも車体とのバランスが必要です(笑)

位置関係が決まったら
カウルスタンドの固定用のピンを取り付けましょう
まさかピンもなくアクリルのベース板にカウルスタンドを接着したら簡単に外れてしまうに決まっていますからね〜
アクリルの表面はツルツルなので接着剤の効きが良くないのです
アクリル同士なら溶かして接着する接着剤があるのですけどねアクリルと金属ではちょっと難しいですね。
カウルスタンドに穴を開けて0.8mmの真鍮のピンを2本取り付けました。

アクリルの台にピンバイスを使って穴を開けました
アクリルは比較的柔らかいので穴は開けやすいので指で揉むだけで簡単に穴を開けることができます

ピンはそんなに長く無くても強度は十分にでます
ピンの長さは4〜5mmあれば十分でしょう

カウルスタンドやミニカーを取り付けるまえにアクリル専用のコンパウンドを使って表面を磨きます
手垢や保護用の紙の粘着なども一緒に磨き落とします。

車体をビス留めしてからスタンドを接着しました
固定するために明日まではスチールブロックを載せておきましょう


明日はブログの印刷をして製作解説書にします
お客様はこのブログをご覧になっていらっしゃるかもしれませんがこのブログも永久に有る訳ではありませんので印刷してお渡ししておきましょう。
全部終わったらメイクアップ さんに発送しますが車名の入ったエッチングプレートを準備されるとのことなのでお客様にお渡しするのは少し先になりそうですね。




給油口の蓋再塗装・・・これでほぼ完成です

2020-01-12 14:16:29 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰は曇りですね。
天気予報によりますと下り坂の天気らしくて夜には雨が降るらしいです。
昨日通勤の時にはこんなに良い天気だったのに・・・もうちょっと天気が続いて欲しいというのは人間だけではなく白鳥もそう思っているのではないかと思います。
水をはった水田で一生懸命何かをついばんでいますね。
中には羽の下に頭を入れて眠っている白鳥も居たりします。

こちらが給油口の蓋ですね
填めてみますと塗料の厚みが干渉して上手く収まらない部分もあります
削れば当然下地が出てきますからやり直しですね〜。

この蓋の塗り替えですが結構手間がかかるのです
何故か・・・
筆で剥げた部分だけタッチアップすると言う事にならないのです
金属地が出た部分にホワイトのサフを塗ってから赤をタッチアップしますと赤の塗料が重なった部分は色が濃くなりまして見た目が非常に良く無いのです。
だから一度剥がして全体にサフを入れてボディカラーのレッドを塗ります
何度も塗りますとやはり色が濃くなりまして他の部分と色が合わなくなって来るのです
なので少しずつ塗ってゆきましてボディのパネルと色合わせをします、ピタリと合った所で塗装完了とします。
この見極めがなかなか難しい・・・
少しでも過ぎますともう一度降り出しに戻らなければなりません。
上にクリアーが乗る事を考えますと同じ色になる寸前で止めておいた方が良いのです・・・何度やってもうまくいかないのです。
下の画像は何度かトライしてやっと納得のいく色になった時の写真です。

クリアーを塗りました
まあここからはいつも通りに出来ると思います。


これでほぼ完成になりましたがメイクアップさんから展示ベースが送られて来るまでしばらくアトリエのショーケースの中でお休み頂きましょう。

今日の仕事はこれで終わりになるはずが有りません、昼間の内に途中経過を報告がてら更新しておきまして夜には新しいのも更新します、お楽しみに〜!!

忘れ物・・・もう一つです

2020-01-11 20:34:16 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰はとても天気が良くて久々に青く穏やかな空を見た様な気がします
先日の爆弾低気圧が日本海を通過してから天気が良く無かったですからね〜。

天気が良くなりますと必ずしなければならない事が有ります・・・
そうなんですよ〜窓掃除です。
雨が降ってそれが乾きますと窓ガラスに水滴の痕が付くのです、それをそのままにしますと内側から見た時によく見えるんですよね。
窓が汚いお店は中も綺麗でない事が多くて・・・もう10年以上前になりますがお店を作る前に色々なお店に偵察に行きました。
今となっては懐かしいですが、その時の経験からしてそうだったのです。
窓とトイレは綺麗な方がいいです、どんなに美味しいお店でも窓とトイレが汚いのはどうも良い印象が無いのです。
当方はトイレは家内が窓は私が掃除します。
年末に掃除はしていますがやはり窓は気が付いた時に掃除しないとね・・・
寒くて面倒なんですが・・・自分自身が嫌だからそれは言えない(笑)
家内が後からこっそり写してPCに送ってくれました

展示ベースとの水平状態と寸法をとる為にグラフ用紙を貼った木の板に治具を作りました
キットの部品を置いて木片を両面テープでとめれば簡単です

たまたま寸法が同じだったので先に下側のH型のステーを作ります
ハンダ付けをする場合に下のグラフ用紙を目安にする事で直角が出ます、寸法もとれますので中央部分にきちんと付ける事が出来ます、さすが治具は便利が良いです。
材料を探す事や作る時に若干時間はかかりますがその先の作業を考えますと作って置いた方が楽ですね。

最初に気が付いたのですがこのカウルスタンドですが前側と後側の高さが違います。
通常は同じ物が多いのですがカウルの形状から展示した時の見栄えを良くする為に高さが変えて有る様ですね。
ちなみに低い方が前側で高い方が後側になります

まずは高い方を作りました
上側がキットの物、下側が洋白線と洋白角線で作った物です。
クロスになっていますのでその部分は一方の洋白線をカットしてハンダ付けします
この場合も治具に斜めの線を入れておきますと角度を決める場合に目安になりますから楽ですよ。
反対側のクロスの部分をハンダ付けする時には作りかけのスタンドを裏表をひっくり返して治具に装着しますと反対側の斜めの部分も目安にする事が出来ます同じ線を使いますので角度が狂ってしまう事も有りません。

こちらが前側の低い方ですね
洋白角線は1.2mm角です、洋白の丸線の方は直径を1.0mmにしています
キットの物はキャストの都合も有って少し太い様に感じたので0.2mmだけ細くスッキリした印象になった様に思います。

ここまではキットの部品を作り直しただけでしてまだ組立てはしていない状況です
ここからは本格的に組み立てを始めましょう。
治具に前側の部品を立てておきまして下側のステーを押し付けておきます。
そしてハンダ付けします。
一度に両方ハンダ付けするのでは無く片側付けて一旦外して角度などを確認してから左右のハンダを付けましょう。
細かな事ですが手順は手順です。
後でやり直しになった時に被害が大きくなります(笑)

同様にもう一方の部品も取付けます
実際には斜めの補強も有った方が強度的には高くなりますが・・・カウルはそう重く無いので強度が問題になる事は無いかもしれませんね〜。
実際にはこの後余分なハンダを削ってからバフがけをしてピカピカに仕上げます
またバフを掛けますと研磨剤が付きまして黒くなる部分が有りますからシンナーで掃除をして完成ですね。
実物はピカピカではなくシルバー塗装かもしれませんがあくまでも模型的にピカピカの方が似合いそうなのでこの仕上げにしてみました。
勿論ですが後で「シルバーの方が良いぞ」と言われれば塗装するのは難しい事では有りません。

バフがけのついでにバックミラーの鏡にバフ掛けしておきました。
キットに付いているエッチングの部品ですがバフをかける事でピカピカの鏡に見えます
一手間ですが大事な一手間ですね。

塗装の済んだバックミラーに鏡を接着します
ここまで来て接着剤のはみ出しは許されません(笑)

カウルにミラーを取付けました
そして作ったばかりのカウルスタンドに載せてみます
前側が下がっていて丁度良い感じですね。
この辺りもメイクアップさんのこだわりかもしれませんね。

これでほぼ完成となりました・・・行ったり戻ったりと長かったですね(笑)
記念写真です!

最後にフロントウイングにフェラーリのエンブレムを取付けて完成

と思ったらまだ有りました!!
ガソリンの給油口の蓋がまだでした!

続きは明日ですね、明日は完成かな〜!?

フロントウイングやり直しました〜!

2020-01-10 20:29:47 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰は曇りのどんよりとした天気でした。
お昼頃に雨がパラパラしましたがそのあとは曇り時々日がさしていました・・・少なくとも私が外を見た時にはですが。
気温は低めで10度前後でしょうか・・・でもこの時期にしたら暖かい方でしょうね。
普段の年なら雪が降って氷点下になる事も多いのでね。

さてやり直しばっかりやっていても前に進みません、これではダメです。
仕事なんですから一発で決めないとね・・・(苦笑!)
リアウイングの翼端板にデカールを貼りました。
このデカールはあのクリアーを弾くデカールを加工した物です
マークソフターを使えば意外と馴染みが良いのは有り難いですね、何しろここはリベットだらけの翼端板なのです。
デカールの貼付け位置は中央部分では無く若干下側です、この年のモナコGPではこんな位置に貼ってあります。

昨日ゴミが付いてしまったフロントウイングはもう一度やり直しです
デカールの上でなかったらゴミを削除すれば済むのですが、デカールの上では突くだけで傷が残ります。
シンナーに浸けてまた綺麗になってしまいました。

再びデカールを貼ります。
幸いにしてデカールは一杯有りますから・・・(笑)
クリアーを弾くデカールでも加工すれば大丈夫なので心強いですね。

リアウイングの翼端板は裏表を別々に仕上げなければなりません何しろ持ち手が無いのですから・・・
表側のクリアーの寄りをペーパーを削っています
弾き止めを入れますとこの寄りが少なくなる事が判明しました。
まあ塗り方にも有りますけど・・・この弾き止めですが瓶に移しましたので使い易くなりましたがその時に気が付いたのはシンナーの匂いはするのですが移し替える時に泡が立つのです。
と言う事は界面活性剤+シンナーなのでしょうね。

何度かマスキング&塗りを繰り返して翼端板が完成しました
と言ってもまたもとに戻っただけです。
ウイングに取付けました。

フロントウイングのデカールの乾燥と塗直しの間に他の部分を組立てましょう。
少し前に塗ったフロントのスクリーンを取付けます
取り付けは5本のビスの様な物で取付けられていますのでクリアーボンドで仮組をしておきましてインセクトピンで作った極細のピンでとめておきました。

リアウイングのステーにも取り付け用のボルトを接着しておきました
と言うのも今までリアウイングのやり直しを検討していましたのでこの部分のボルトは取り付けを躊躇っていたのも事実です。
リアウイングの出来が納得出来た物なのでやっと心置きなく取り付けです。

フロントウイングがやっと元通りになりましたので取り付けです。
高さや傾きを決めて接着剤が硬化するまでは支えておかなければなりません・・・。

次はカウルスタンドを作りましょう
部品はホワイトメタル製でグニャグニャ曲がっていましてとてもこのままでは使えそうにありません
作り直すにしても形状を確かめるために一度作ってみなければなりません。
寸法を測って見ますと前側と後ろ側の高さが違います。
後ろの方が4mmくらい高いのです。
左右も違っておりまして・・・どうしたものかと・・・。
確かにアッパーカウルは左右が非対称でして重量バランスもありますからカウルスタンドが左右非対称でも不思議ではありませんが・・・

ちなみにインストはこの様になっております
右側が後ろ側なのですが後ろ側の右側が幅が広いですよね。

部品の方も下側のステーの取り付け位置が中央ではありません。

とりあえず洋白角線と丸棒を使って素材を切断して見ました
組み立てるには治具が要りそうですね。
治具がないと正確な組み立てができそうにありません


ここで終業時間になってしまいました
続きは明日治具を作る所から始めることにいたします

完成が近くなったので次の仕事を考えなければなりませんね。
比較的新しいフェラーリのF-1の制作がお客様の都合で延びましたのでここで修理を1台と312Tのタメオキットを作りましょうかね〜。
どちらもかなりお待ちいただいていますからね〜。