Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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BBR1/43Ferrari 360 Spider "Montezemolo" Special Version

2018-04-18 21:30:08 | 只今制作の御相談中のキットたち
今日は製作ができていないので製作のご相談を受けているキットをご紹介しておきましょう

私には車の好きな友人がいます
私自身が車が好きなので車の好きな友人はたくさんいますが・・・
その中に自分の子供の名前にちなんだモデルカーをプレゼントする友人がいます
彼は3人の子供さんがいますがすでに上の2人にはプレゼント済みなんですが一番下の息子さんにはまだなんですね。
私も何がふさわしいのか・・・色々と考えていたのです

そして少し前に良いものを見つけました
それがこのキットです!
BBRの1/43Ferrari 360 Spider "Montezemolo" Special Versionです
僕が知っているのはまだまだ子供の時の姿ですが・・・多分大きくなったんだろうね〜。

この車は普通のFerrari 360 Spiderではなくウインドウのフレームがなくて背の低いウインドウがついたもので、スパイダーと言うよりもバルケッタと言った感じの車なのです。
そして当時フェラーリの社長だった Montezemolo氏にプレゼントされた車なのです
確か記憶ではボディカラーはシルバーだったはず。

キットの中身はこんな感じです
BBRのキットらしく硬質のレジンを使ってあります
ピラーがないのでウインドのピラーが折れてしまうような危険もない(笑)
他は一般的なモデナスパイダーのキットと同じですね。

気をつけなければならないのはヘッドライトの部分です
モデナのヘッドライトの部分は初期型と後期型で形状が少し違うのです
多分ですが・・・Montezemolo氏のものは後期型だったんじゃないかと思います
初期型は少ししか無かったはずですから。

後半部分は普通のモデナスパイダーの普通のものと同じですね〜エンジンが見えるので作り甲斐がありますね。

細かな部品もモデナと同じですね
以前作ったので大体構造はわかりますが、タイヤは少し直したほうがいいかな〜
トレッドパターンが入っているのはいいけどスノータイヤみたいなんですよね。

エッチングも普通のモデナと同じものが入れられています
一度メーカー完成品を見たことがありますが形状はそんなに悪く無かったように思います
その時はキットがあるかどうかわからなかったので完成品を買って作り直したほうがいいか散々迷いましたがキットを入手できたので完成品を買わなくてよかったです。
完成品って結構高かったんですよね〜


製作は少し先になるかもしれませんが・・・そのうちに作りたいと思います

本日は見積もりをしていました

2017-04-05 21:41:52 | 只今制作の御相談中のキットたち
The person who hopes for the English version click this, please.

本日の山陰は雲が多いながら晴れていまして少し蒸し暑い感じがするほど暖かだったですね。
ニンニク畑の草取りは少し置いておきましてバラ園の枯れた木の整理をしておきました。
バラ園にはバラ以外にも木が植えてあります、それはオリーブだったりアーモンドだったり桃だったりするのですが冬の寒さや害虫によって枯れてしまうこともあります。
今年はオリーブが1本とグリーンコーンが1本枯れてしまいましたのでオリーブは掘り取って処分、グリーンコーンは代わりの木を植えておきました。
家内とバラ園に出ますと何かうまく使われてしまうような気がします・・・(笑)

その後アトリエにて仕事を・・・
昨日揃ったメイクアップさんへの荷物を納品書とともに梱包して発送準備をしました。
残った時間でこの1週間の間にご相談いただいた修理と制作の見積もりを致します。
少しだけご紹介しておきましょう・・・。

現在ご相談をいただいている物はMeri kitsのルノーターボRE60です。
この最近MeriKitsのキットをご紹介していましたらMeriKitsのキットのご相談が来てしまった・・・と言う事ですね。

最近私がFー1の作品を作っていないのでStudio_RossoはFー1を作らないと思われているのかもしれませんが・・・
ご依頼をいただければFー1でもバイクでも作ります(笑)

Meriのキットは確かに作りにくいものが多いのですが他では見当たらないものも多くコレクションの中では大変貴重な存在なのかもしれませんよ。
このルノーターボRE60など完成品も見たことがないキットですね。

車を運転中にお客様から電話をいただいたので道路の脇に止めてお話をしましたが、ご依頼者の方は古いモデルカーズで完成品をご覧になったことがあると言われていましたので一緒に送っていただきました。

どうやらずいぶん前の作品のようですね。
作り方は作り手の数ほどありますからどれが正解ということはありませんが私が作るならここのインテークは少し薄く見えるように削るでしょうね。
デカールのラインがこのインテークで切れて曲がっているように見えますがここは面が違うのでラインを合わせるのは難しいでしょうか・・・

この写真では分かりにくいですが翼端板は真鍮板か何かに替えてあるのでしょうか?
見た目は意外と薄いですが・・・
ここは真鍮板に交換するのはもう今では定番工作という事になります。

サスペンションはこの写真を見る限りエッチング製のものに交換されているように見えます。
あとでご覧いただきますがこのキットのサスペンションはまだホワイトメタルの物なのです。


さてここからは実際にキットの中身をご覧いただきましょう。
キット全体はこのように比較的シンプルな部品構成になっています。
ボディはフロントロアアームからフロントウイングの翼端板の部分まで一体のホワイトメタル製です。

ボディのフロント部分はこんな感じです・・・
ウイングが一体なのはちょっとつくりにくいかもしれません、サスペンション関係は全て作り直しになりそうですね。
ボディとシャーシ部分の分割が難しい構成になっていますのでこの分割は変更する必要がありますね。

ホイールは内側の部分がホワイトメタル製で少しダルイ感じがします。
外側のリムはアルミの挽物になっています。
このまま使えるかどうかは作って見ないとわからないのですが・・・作り直しした方が良いかもしてません。

このまま使えるかどうか・・・といったのはオフセットの問題なのです。
ざっくり見ただけですがフロントとリアと同じものが入っているような気がしますが・・・。
絶対にそのまま使えないのはタイヤですね。
形状もサイズもちょっと使えそうもないのです
素材も考えないと耐久性のない物に見えますね。


次は修理です。
この修理は制作とは別の方なのですが、同じようなタイミングでのご相談になりました。
メイクアップ製とありますがご依頼者様によりますとBBR製という事でお買いになられたようです。
どの様な完成品なのかよくわからないのですが・・・

中のプレートにもメイクアップ製と書いてありますね。
ボディの感じはメイクアップのF355と言うよりもBBR製の物に近い感じがしますが・・・・
しかも輸送中にドアミラーが外れてしまったようでしてケースの中で遊んでいました。

このリアウイングが曲がって取り付けられていると言う事で修理のご相談を受けました。
元々はウイングが付いてなかったようですが部品は存在していまして前の所有者の方がエポキシ系の接着剤で取り付けられたようでウイングの傾きは左側のウイングステーのピンがきちんと穴に入らないままに接着されているようです。
ウイングステーの後ろ側に隙間があって光が漏れているのが分かりますね。


右側のステーは下まできちんと入っています。
ただしステーの前側は左右とも浮いていますけど・・・
と言うことはウイングがもっと前下がりに設計されていると言う事になりますね。
ただし上から見た写真がないので説明が難しいのですが上から見た場合にも少し曲がっているようなのでリアウイングを取り外したらステーを一回分解して再塗装から始めないと治らない可能性があります。
そしていちばんの問題はリアウイングを取り外す時にボディの塗装が剥がれてしまう恐れもありますからここは慎重に・・・
いくら慎重にしても剥がれる部分は剥がれますから・・・見積もりが難しいな・・・。


1/43 Ferrari F355 加工見積もり中

2017-03-04 19:00:00 | 只今制作の御相談中のキットたち
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本日は数日前に告知させて頂いていましたが兵庫県西宮市まで修理の為にお預かりしておりました1/18Ferrari SAアペルタを納品に出掛けていますので予約投稿をさせて頂きました。
下の写真が送って頂いたベースになるミニカーですね。
メイクアップアイドロンのアウトレットでお買いになられたもので外箱が有りません。
今はどうか知りませんが一時期(昨年だったかな?)このF355のミニカーがヤフオクでかなりの高値を付けた事が有りました、まあそれは多分外箱の有る正規商品と思いますが・・・今でもフェラーリの版権が有ったら・・・と思うのは私だけでしょうか!?


色々な加工をご相談頂く事が有るのですが今回はメイクアップアイドロン1/43のFerrari F355ベルリネッタをベースにホイールの変更と室内のオーディオ、そしてリアのチャレンジグリルの制作と取り付けと言うご相談を頂いております。
ホイールは既に原型を作っていますので金額はだいたい出ています室内のオーディオもまあ作れるでしょう。
最後の難関であるチャレンジグリルは1/18のミニカーでは作った事が有ります。
しかし1/43となりますとかなり細かな物になります。
実際メイクアップのショールーム限定品だったと思いますがF355チャレンジ仕様が販売された時にはリアのチャレンジグリルは黒く塗っただけの物だったはずです。
大きさ的にもそれが限界だろう事は私自身もよくわかりますが、どうせ作るならメッシュで何とか作りたいという気持ちも無い訳では有りません。

しかし作れるか作れないかわからない物を見積もりする訳にもいきません、今回は見積もりに先立ってリアのチャレンジグリルの制作を始めて見ました。
まずは真鍮のエッチングメッシュで私が持っている一番目の細かな物を使いましてボディに当ててみますがどうも作れる様な気がしませんね・・・。

まず最初の試作ですね
金属メッシュをリアグリルの大きさにカットして両サイドを折り曲げて形状を合わせます。
この状態でテールランプの穴の周りを瞬間接着剤で仮固定しておきましてテールランプの穴の部分をリューターで開口しようと言う作戦を試してみました。
この方法で穴は空きます比較的きれいにリアグリルを作る事が出来ましたが・・・

取り外そうと思いますとこの通りテールランプの上下の部分が寸法が無いので折れてしまうのです。
アセトンに付ければ綺麗に外れるかもしれませんが、それではボディの方にも悪影響が出てくるので・・・この部品はダメですね。
もう少し接着剤を少なめにして・・・と言う方法も有りますがリューターの刃物が当たりますと部品が振動しましてすぐにとれてしまうのです。
だからガッチリと取付けるしか選択肢が無いのです。

次はテールレンズの穴の部分を先に矢坊主でプレスして凹みを付けておいて位置決めをします。
そして接着をせずに形状をじわじわと合わせてゆきました。
この状態で接着はしていませんがボディにはピッタリとフィットしていますね。
右の端が少しボディラインと合っていないのでこの後修正をしておきました。

修正した所はこんな感じです。
これならピッタリですね〜!
少しメッシュが粗いですが塗装の厚みを加味しますとこれ以上細かくしますと塗装で潰れてしまうのです。

時間にしますと結構かかりましたが・・・さて工賃はおいくら頂きましょうか!?
作る事が出来る事がわかりましたのでこれでやっと見積もりが完成致します。(笑)



このF355のボディは送って頂いた物とは違います。
お客様のミニカーをこんなにしちゃったら怒られますからね(笑)
確かこれはヤフオクにジャンクが出ていた物で部品取りの為に購入した物だったのです、Kさまご心配無く。
ちょっと遅くなりましたが早めに見積もりをお送り致します、今しばらく待ってやって下さい。

Le Phoenix 1/43 Ferrari 288 GTO

2016-07-12 23:40:59 | 只今制作の御相談中のキットたち
今日は朝から雨の予報でしたが、たまに降る程度で道路も濡れる事は無く・・・
この所夜間にだけ雨が降って昼間は高温多湿と言うなかなか過ごし難い気候が続きますね。

本日は定休日なので朝からガレージでニンニクの掃除をしていました。
まあその様子はダイアリーの方でご紹介出来ると思います。
時間が有る方はまた後でのぞいて見て下さいね・・・まあたいした事をしている訳ではないですが・・・。

さて本日は製作の時間が取れなかったので本日届いたキットをご紹介しておきましょう。
このキットはLe Phoenix 1/43 Ferrari 288 GTOなのですが最近手に入れたキットでのご紹介が良いのか大いに迷いますが実際上は以前フェラーリ312T2をご依頼頂いた御客様からのリピートオーダーでボシカのフェラーリ288GTOをフルディティールでご依頼頂いていますのでそのベースにと思って入手してみました。
最終的にはボシカのボディを使うのかコチラを使うのかきわどい判断をしなければならないのですが・・・ここではボシカのキットと比較してご紹介してみましょう。

このキットはヤフオク等にも時々出て来ますがなかなか落札のチャンスに恵まれず・・・でした。
でも確かどこかに1個持っていたはずなんですが・・・倉庫の中で行方不明になってしまっていましたのでもう一個手に入れておかなければ製作にかかれないという心配も有りますので・・・転ばぬ先の杖(と言うのか!?)

製作をする場合にこのキットを準備した意味はこのボディに有ります。
ボシカのキットではウェストラインを境にボディが上下に分割されているのです、この分割ですとドアの開閉をする場合にドアパネルが大変問題になるのです。
このLe Phoenix 1/43 Ferrari 288 GTOではこの様に一体のボディなので大変ながらもまだ扱いやすいのではないかと思われます。

しかし、このボディにも問題は有ります。
ノーズ付近を真横から見た場合にボディサイドのウェストラインがホイールアーチの前側だけ前上がりになっています。
このままボディを力技で曲げる訳にはゆかないと思いますので一手間かかってしまうでしょう・・・ボシのボディのドアとどっちが使いやすいのか検討の余地が有ります。

キットの全体はこんな感じですね
このキットもボシカのキットと同じでプロポーションキットですね。

タイヤにはトレッドパターンが無いスリックタイヤですね。
この時代ですとピレリPゼロでしょうか・・・トレッドパターンが欲しい所ですね。

ほとんどのパーツがメタルパーツになりますね・・・シートが左右で連結されている所等はRuf氏の組み立てを簡略化を考えたパーツ構成ですね。

お預かりしているボシカのボディと今回のLe Phoenixのキットのボディを比べてみます。
左側がLe Phoenix、右側がボシカです
よく言われるのはAMR系のキットは大柄と言われていますが全長は4mm程長いですね
Le Phoenixのボディはテールランプの付く部分が幅が少し狭いですね・・・ここを狭める事でボディの絞りを表現している訳ですね。

これがボシカの288GTOのボディなんですがこの分割がどうもフルディティール化を阻んでいるんですね。
シャーシとボディ下部が一体ですとシャーシを切ってボディ下部をボディ上部にハンダ付けするにしてもホイールアーチのインナーはどうするのか・・・?などと考えますとどうもこの分割は具合が悪いのです。
ボシカのキットはフルディティールが多いのですがこのキットだけプロポーションにしたのは何かしら意味が有ったのでしょうか?私はどうもこの事が不思議でならないのです・・・。
フルディティールにするならこの構造は取らないと思うのです・・・何故この様な構造を採用する事になったのかご存知の方は教えて頂きたいのです・・・よろしくお願い致します。

まあわからない事は仕方がないのですが・・・他にも問題な部分が有りましてこのフロントウインドウの上側の角の形状ですがあまりにも丸過ぎること・・・
またルーフの先が少し下がり気味な部分も修正が難しいのです。
その上にここを直しますとウインドウのエッチングモールも使えなくなってしまうのです。

一方サイドウインドウの部分はLe Phoenixではメタルの一体物・・・ボシカの方はエッチングのウインドウサッシが付属していますからこの部分をスッキリと仕上げられると思います。
まあサイドウインドウのエッチングはLe Phoenixのキットには流用不可ですけどね(笑)

先程も書きましたがリアパネルの部分はこれだけ幅が違います。
どちらもそれらしいのですがLe Phoenixの方は絞りを効かせた形状になっているし、ボシカの方はグッと横幅が広く踏ん張った感じが出ますね。
どちらが雰囲気が良いのかな!?

前側は分割が違いますので形状の比較がやり難いですね。
ルーフの高さが違うのがフロントウインドウの縦横比でよく分りますね。
これが私がボシカのボディのルーフの前下がりを気にする所なのです。
この修正は非常に大変だと思うのです・・・このまま作っても実車の雰囲気とは大きく違うと思います。
ボシカのボディを使うならここは絶対に修正をしたいところですね・・・。


Honda S600 1964

2016-06-24 17:36:14 | 只今制作の御相談中のキットたち
すこし前に長野県からお客様がお見えになった事はブログに書きましたね。
その方がご希望になられたのがホンダS600とダットサンフェアレディ1500の初期型だったのです。
どちらもフルディティールをご希望だったのですが、予算の関係もありますし・・・
お話をしながら「幸いな事にどちらもオープンカーですのでドアを開かなくても室内は丸見えな訳ですし、トランクの中もスペアタイヤとガソリンタンクしか無い訳でして・・・せいぜい作っても車載工具くらいでしょうか・・・エンジンを作ってボンネットだけを開閉すると言う事をご提案致しました。
それなら一応見積もりを・・・と言う事になりました。

そうなればベースになる物を探さなければなりません、どれが一番良いのかは迷うところでは有りますね。
キットで言えばホンダS600はボディの形状がほぼ同じS800がプロバンスで発売されていました。
余談ながら同社からS600として発売されていたのは極初期のS500のボディにS600のエンジンを載せて発売されていた物がキット化されています。
しかしフロント周りがS500なのでS800から修正した方が良いと思われます。
ただどちらのキットも形状の解釈が違っている部分が有りまして今ホンダのSシリーズを作るベースにはなりえません。
実車を良く知る者の一人としてちょっと許せない部分が有るのです。

ミニカーとしても各社から出ていまして
古くはビテスとかノレブそしてエブロでしょうか・・・!?
これらのメーカーの物は一長一短が有りましてなかなか選択が難しいのですが・・・
今回私が選んだのはMark43でした。
このメーカーはすこし前に作ったいすゞ117クーペを出していたメーカーと言う事で覚えていらっしゃるでしょう。
今のところこのミニカーの形状が一番実車に近いのではないかと思われます。
もちろんこれから先まだ良いミニカーやキットが出てくるかもしれませんが現状一番良いと思われるのはこれだと思います。
まあ実車を何台か隅々まで分解してレストアした私が細かな事を言えばキリが無いのですが・・・基本的な形状は十分合格点であると言えます。
それに海外のメーカーさんのミニカーはなにげにLHDだったりしますからそれを直すのも結構大変なんですよ(笑)
まあそれは輸出仕様を取材されて作ったでしょうからLHDになっても仕方が無いのですが・・・。
こちらがMark43のホンダS500です
佇まいはなかなか良いと思いませんか?少なくともプロバンスをどう丁寧に作ってもこんな感じにはなりません(笑)
キットは沢山持っていますが・・・(汗)

フロントのライトもきちんと初期型になっています・・・
後期型との違いがわからない方の為に説明をしておきましょう。
初期型ではライトとその下側のスモールランプを覆う様にガラスのカバーが付いています。
後期型ではS800と同じくカバーが無くなりメッキ製のリムに変わっています。

そしてS500の特徴である一直線になったバンパーですね・・・格好が良いと思うのは私だけでしょうか?
その昔この形のS600が欲しくて探したのですが私の捜査網には全く引っ掛からなかったですね。
恐らく全てレース用として売られたのではないかと思われます・・・だから残っていないのではないかと・・・。
唯一残っているのは比較的最近ドイツのミハエルオルトマン氏の所から里帰りした個体のみかもしれませんね〜。

後から、見た感じも他のミニカーと比べると実車の雰囲気に非常に近いですね。
重箱の隅を突く様に文句をつければテールランプのメッキのリングが少し厚みが有り過ぎるかな・・・
それとFウインドウの上側に付くサンバイザーは肌色ですね。

少しだけ悔やまれるのはこのサイドエンブレムの場所ですね。
少々前過ぎです・・・
残念な事にこのエンブレムはデカールの様な物でして外して付け直しが効かないのです・・・

反対側も左右対称にもなっていないし・・・場所も違います。

でも値段を考えれば十分納得のいく内容ですね。
ベースはこれにして見積もりを致しましょう・・・。


もう一台のフェアレディは次の機会にご紹介致しましょう。