チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

床屋

2010年01月21日 10時43分08秒 | 日記
最近床屋さんでカラーリングをしている
とてもうまい
紳士相手なので
シャンプーの力の入れ方も違う

近くのホテルの中の床屋
VIPの殿方も多いらしく
個室もあり
昨日は予約が男性ばかりだからだと
個室で染めていただいた
テレヴィ付きお茶つき
良い休憩所だ

男は一度此処と決めたら必ず月一
お洒落な人は月二回通ってくるという

そこへ行くと
女はチャコちゃん先生のように
チョット浮気
あそこへ行ってみようかな?
とふらつく
根本は変わらないのだがチョロチョロするのが本性

変化をしながらいろんなことを学んでいく

女相手の商売はこの女の浮気を最小限にとめることが肝心
今の呉服屋さんは
この浮気女に愛想を付かされているね
販売している男がやぼったいもの

幼少の頃
母についていった呉服屋の番頭さんは
その頃から「お嬢ちゃん御じょうちゃん」と
私を手なずけ、食い物で釣った

同級生達と町をプラプラしていると
その店に呼び込まれケーキをみんなに振舞ってくれたり
映画のチケットを配ったり
その子たちも結婚支度をその店でと
番頭さんに海老鯛やられた

ご自分の仕事に誇りを持っていたんだろうなあ

この感覚は
「きものふーる」の店長さんに通じる
浮気女はこの店長さんにメロメロになっている様子

この店でチャコちゃん先生考案の
秋櫻舎小物も置いて頂いている

男相手は誠意をきちんと理解してくれるが
女は感性なので
其処のところ間違えると
商売は成り立たない

そうそうこのホテルの床屋
紹介してくださったのは能州紬の上島洋山先生
能登から飛行機に乗ってこの床屋と何十年の付き合い
聞くとそのような殿方ばかりらしい

「今度は顔をあてませんか?気持ちいいですよ」
と誘われている
つまりフエイシャル
耳の掃除もしてくれるのだという
次回楽しみ
コメント
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