チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

うつわ

2008年05月17日 09時49分30秒 | 日記
植木鉢とプランターで薔薇を育てているチャコちゃん先生、
大きな器が必要な薔薇に普通の植木鉢を与えているため、其の薔薇は蕾のまま朽ち果てた。二輪も。

前年一番大きい鉢に入れて育てたが、其のときやたら木が大きくなり、どこまでも伸びて一輪だけしかそれも直径15センチも有る白薔薇が咲いて狂喜乱舞したチャコちゃん先生。

今回浅はかな考えで、花を咲かせるためには小さい植木鉢にし、茎の成長を止めようと思った。

ところがどっこい、もともと器が大きいので、もっと大きな舞台が必要だったのだ。茶褐色に変色して咲ききれない蕾を見つめながら、深く深く反省。

茎を伸ばすことより、花を咲かせるエネルギーがどれだけ凄いことなのかも分かった。、持って生まれた器と、育てようとする人の器の兼ね合いが、命あるものを預かる者の裁量でもあることも理解できた。

人を育てる立場にいる人も、相手の器を見定める目を持っていないと、相手も育たないし、自分もストレスがたまるであろう。

器がありながら花を咲かせることができないとしたら、それは社会や宇宙にとって損失。咲かない花が多い社会はヤハリ病気、病気の気が充満すればそれは自然もおかしくなる。

育てようとする立場の人は、先ず自分自身が育たないとダメだわね。もっともっと勉強をしていれば、器の大きい薔薇のこと理解できていたのに、失敗失敗。
コメント
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