2013年には、意識が大きく変容した人が多かったと思う。「多かった」と言っても、世の中の全体から見れば、少数派であることに変わりはない。ただし、着実に増えている。
意識が変容してくれば、この世での状況にかかわりなく、上機嫌になってくる。さらに進めば、ワクワクしてくる。
もちろん、それは一般論であって、この世での状況によっては、無理があるのも事実だ。現在の状況が悲惨そのものなのに、妙にうれしそうにしているのは、人間として不自然そのもの。それは無理としても、全体としては、やはり上機嫌になる方向に向かっている。
もっとも、以前と比べて、意識の変化が、現実の変化へと結びつきやすくなっている。だから、「これで上機嫌になろうったって、とても無理だ」というほどの悲惨な状況には、だんだんならなくなってくるから、心配は要らない。
変化のスピードは、ますます速くなる。2013年も、世界的なスケールで急激な変化が起きた年だったけど、これからは、さらに加速するだろう。
政治的には、毎年のように言ってることとは言うものの(笑)、そろそろ、「中国が崩壊する」ということが、誰の目にも明らかになるんじゃないかと思われる。というより、2013年には、もう崩壊がハッキリと見えてきた。今までは、「崩壊する、崩壊する」と言われながらも、経済はメキメキ高度成長して、人々の満足度もそれなりに維持されていた。それが、明らかに反転したのが2013年。今年、さらに経済の停滞と、環境の悪化が目立ってくるのは間違いない。
一方、アメリカも、今までほどの覇権国家じゃなくなってきた。2013年にも、「オバマ大統領がシリアを攻撃すると決意したのに、議会に否決されて実行できなかった」とか、「また、なんとか議会で話がついて、アメリカの財政危機は先延ばしされました」とか、そんな話ばかりだった。本当は、石油や天然ガスの採掘技術が発達して、アメリカの国力はますます磐石になっているはずなのに、「国家の意思決定」というようなところで、つまずきまくっている。
「大国に支配されない世界」に向かって、地球は着実に進んでいる。
でも、それより重要なのは、意識を進化させることだ。人類全体としても意識進化が進みやすくなっているけど、全員がそれに参加しているわけじゃないし、ここはまず自分自身の意識進化がモノを言う。
そのためにも、雑念を排除して精神統一し、せっせと瞑想するに限る。
(つづく)