宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

意識の変化は本当に進行しているのか?

2013年12月13日 | 精神世界を語る
  
2年前の2011年10月28日は、「コルマン・インデックス」のマヤ暦が終了する日だった。従来、「2012年の冬至」とされていたマヤ暦の終了を、北欧のコルマン博士が、独自の暦数計算により、「それは間違いで、2011年10月28日が正しい」と主張し、論争を始めたのだ。両方とも過ぎ去って久しい今となっては、どっちでもいいと言ってしまえば、それまでなのだが・・・(笑)。
 
そんな中、コルマン・インデックスを日本に紹介した人・高島康司氏のブログに、「あえてコルマンインデックスを振り返る。意識の変化は本当に進行しているのか?」という記事が出ていた。

確かに、あれだけ精神世界ジャンルで一世を風靡した話だけに、忘れてしまうのはモッタイない。常に振り返って、現在・未来を考える材料にするべきだろう。

この高島氏という人は、主としてスピ系の予言や占いを取り扱っているとは言うものの、いつ見ても政治や経済の話ばかりしている。それも、反原発や安倍政権批判・アメリカ崩壊論といった左派系の話題が中心で、ブログに「参考図書」として挙げているのも、マルクスの本。国際関係を見る角度はいつも中国寄りで、まるで中国・人民日報の社説みたい。

そういうスタンスが個人的には嫌いなんだけど(笑)、ブログ記事のタイトルは、やはり気になった。

かなり長くなるとはいえ、ここは引用するしかない。


>これまで何度も言ってきたことだが、2011年10月28日にマヤカレンダーが終了するとしていたコルマンインデックスは、この日に巨大な出来事が起こり、世界が劇的に変化することを予想したものではまったくない。コルマンインデックスが主張していたことは、2011年10月28日から、ある方向に向かう変化が加速するいうことである。

>これもすでに何度も掲載したことだが、以下がコルマンインデックスが主張していた変化の方向性だ。

>人間の意識の変化

1)物欲や他者の支配を欲する権力欲が衰退し、人間関係に最大限の喜びを見いだす意識状態になる。

2)将来の計画を志向する目的合理的な行動が希薄になり、生きている「いま」に最大の幸福を感じる意識に変化する。

3)競争で勝利し、権力を追い求める強い自我を持った権力型の人格から、多くの人を対話で説得できる対話型の人格へと変化する。

>社会システムの変化

4)ピラミッド型の階層構造やそうした構造に基づく権力型の組織が崩壊し、メンバーの協調によるフラットなネットワークの組織が社会のあらゆる側面を担うようになってゆく。

5)無限の物欲の再生産と、無理な成長を強いる消費社会から、社会の実質的な必要性に基づいて生産する実質的な経済へと移行する。

6)根拠のない幻想的な価値に基づく金融資本主義から、必要なものとサービスの生産を中心とした実体経済に移行する。

7)第6サイクルの意識に基づいた古い社会集団への帰属意識が衰退し、国家の弱体化と消滅に向かう流れが出現する。

思想の変化

8)特定の民族のアイデンティティーに過度に固執する民族意識や国家主義が衰退し、普遍的な人類意識が出現する。

9)左翼と右翼、保守と革新というように二極に分化した見方から、どんな対立した見方にも共通点を見いだし、対立を統合する総合的な知へと移行する。

10)人間の外部に存在し、人間を支配する超越的な存在としての神の概念から、一人一人が神や仏の一部であることを実感する方向へとシフトする。

>ハンク・ウエスルマン博士の段階論

>さらにハンク・ウエスルマン博士は、やはりコルマンインデックスと同じような意識の変化が、歴史的な段階として起こるとして次のような段階論を提示している。いま最後の第5の段階に入り、意識の驚異的な覚醒が進んでいるのではないかと考えている。
 
(長いので省略・・・要するに、古代のシャーマニズム信仰から、一神教を信仰する時代になり、近代になって一神教が信じられなくなる)
 
>第5段階ー2012年前後からやってくる新しい精神の時代

>これまで「神」と呼ばれ、崇拝されてきた超越的存在を個々の人間が自分の内面に直接体験できるょうになる時代。このため、聖なるものを信者に伝える聖職者の必要性はなくなるので、宗教教団のような組織も消滅する。新しい神秘主義のはじまりの時代。

>ウエスルマン博士は、このような人間の精神の進化をベースに、いままさに人々が覚醒し、新しい精神に目覚めようとしていると考えている。

>変化の中核、個人こそが偉大な力

>さて、こうした変化をまとめると次のようになる。変化の中核となるのは、やはり個人が自分の内面に超越的な力を感じ、自分こそが神であり仏であると強く自覚する意識の変化であろう。

>このような意識の変化を個々の人間が体験すると、自分の内面には目の前の現実を変革し、新しい現実を生成できる偉大な力が内在していることを実感する。自分が思うように現実を変革できるのだから、この現実生成の力こそ、個人が自立する根拠となる。すると、保護と引き換えに個人を組織に埋め込むあらゆる権力や階層型の組織に依存する必要もなくなる。また、自分の存在根拠を特定の集団に求める民族主義やイデオロギーからも自由になる。

>そのように意識が変化した個人は、必要に応じてそれぞれが相互に結合するので、社会全体が階層化されないネットワーク型の社会へと移行する。

(つづく)