コルマン・インデックスでは、2011年10月28日に、マヤ・カレンダーのあらゆる周期が、超長期から超短期にいたるまで、すべて終了する。これは、人類の意識進化が完成する、究極の日となるはずだ。
現在のわれわれがいるのは、第8サイクルの「第6の夜」。ここでは、人類に大きな意識の変容が起きるとされ、アセンションに向けた、最も重要な準備期間と位置づけられている。
もちろん、単に意識が変容するだけではない。意識が変容した結果、現在の社会システムは放棄され、まったく新しい世界になる。人々が経済成長を希求しなくなることにより、大量消費に支えられたアメリカ型の資本主義が崩壊して、「長期にわたって持続可能な社会」に移行するらしい。
それにしても、これから今年の晩秋くらいまでの短い間に、それほど意識が変容するのだろうか。コルマン博士によれば、答えは「イエス」だ。
>言葉を換えれば、これから起ころうとしていることは、これまでの宇宙の歴史で一度も起こったことがないようなことなのだ。しかし、おそらく多くの人は、この差し迫った変化を受け入れることは困難で、拒絶すると私は思う。・・・大多数の人は・・・2012年12月21日にとてつもない天文学的な変化が起こる日として、ファンタジーのように扱うことを好むのだ。しかし、現実のマヤカレンダーは、・・・宇宙的なエネルギーの変化が引き起こす、意識進化の神的な予定表なのである。
それにしても、「人々が経済成長を希求しなくなる」というのは、どういうことなのだろう。ここがコルマン博士のユニークなところなのだが(笑)、今までの人間の意識は、右脳と左脳が分離して統合できなくなっていたおかげで、心に空虚感が生じていた。その空虚感を物質的な満足で埋め合わせるために、ひたすら経済成長を目指してきたのだという。つまり、これからは、分離していた「右脳と左脳」が統合され、人々の心は満足感でいっぱいになるらしい。
確かに、もっと豊かになりたかったのは事実だ。その欲求が、「右脳と左脳の分離」によるものだったとは・・・!?
>だが、意識の統合とバランスの回復がテーマとなるギャラクティック・アンダーワールド(註:第8サイクルのこと)では、経済成長と人口の増加を希求する欲求そのものが消失してしまうのである。
>より多くの人々がギャラクティック・アンダーワールドのエネルギーと時間の加速を感じるようになり、・・・左脳の支配の終焉は、われわれの中では左脳と右脳とのアンバランスが終わりを告げることでもある。そして・・・まさに、「今の一瞬一瞬」を充実して生きるようになることなのだ。これこそが、マヤ・カレンダーの終わりにやってくる覚醒への準備なのである。
コルマン博士によれば、第6の夜において、人類は「経済成長を希求しない」意識への進化を遂げる。その意識とは、「今の一瞬一瞬を充実して生きる」ことにあるという。
つまり、「今の一瞬」を最大限に充実させて生きている人なら、心に空虚感を感じることもなく、至福感に満たされてくるということ。それなら、もはや経済成長を目指して、「明日はもっと豊かになろう」などと思う必要はなくなる。それによって、経済成長は終焉する。経済は成長しないが、その代わり、人々はワクワクする充実感と、至福に満たされてくる。
もっとも、「今の一瞬」のみに生きることができたとしても、そこで終わりではない。それは、「マヤ・カレンダーの終わりにやってくる覚醒への準備なのだ」とある。ということは、2011年10月28日にやってくる覚醒は、それ以上のものだということなのだろう。さしあたっては、「第6の夜」において、「いま、ここ」の生き方を確立することが当面の目標だ。
>だが、それにしても、この変化はどのように個々人に影響するのであろうか。・・・多くの人々は、テレパシーのような能力の増進、精神的な進化の感覚、高次元の目的には役立たなくなった人間関係の亀裂などのような出来事を体験した。宇宙の流れと呼吸が合っている人々は、こうしたことを、ほぼ毎日のように経験するようになるはずだ。
(引用部分は、高島康司著「未来予測 コルマンインデックス」より)
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