坂本政道氏の著書「分裂する未来」には、「2012年以降の世界」という章がある。
それによると、2012年から先のポジティブな地球では、「どんどん多くの人が目覚めていく。そういう人たちは第4密度の世界に入っていく。ただ前に言ったように2012年にすべての変化が起こるのではなく、30~40年かけてゆっくりと変化が起こる。ゆっくりだが着実な変化だ」という。それに伴い、地球も第4密度に移行する。
第4密度になると、今までの第3密度とはどう違うのだろうか。
人々の意識は、常に喜びに満たされるようになる。というのも、現在の地球では、人々はおおむね将来への不安や恐怖を原動力として行動しているのだが、2012年以降の地球では、そのような不安や恐怖が徐々になくなっていき、「喜び」が人々の行動原理になるという。
また、意識の統合も進み、人々の意識がある程度、テレパシー的につながるようになる。とはいっても第6密度のように、完全に意識が統合された集合意識の複合体になるのは、はるか先の話なのだが、それでもかなり、心が通じ合うようになる。
まさに結構ずくめの第4密度なのだが、そこに上がるためには、自分が「一なるもの」とひとつである、ということに気づく必要がある。
万物の根源、創造主である「一なるもの」とひとつになること。そのためは、「自分で自分のリアリティを創造している」という真実に気づき、実際に創造するようにならなければならないという。「自分で自分のリアリティは創造していない」という信念、恐れが、それを妨げる。
・・・そうはいっても、いまだ多くの人々が失業や病気・犯罪・貧困、はたまた超過労働や厳しい競争に苦しむ、殺伐とした不景気な世界。隣の国が日本に向けてミサイルを打ってくるという、物騒な世の中だ。
「こんな現実を創造したのは俺だ、と言われてもなあ・・・」というのが、多くの人々の率直な感想ではなかろうか。だが、そこをなんとか、踏み止どまらなければならないのである(笑)。この現実を創造しているのは、やはり、われわれの意識なのだ・・・。
2012年以後、地球環境の物理的な現実は、いままでのように堅固なものでなくなっていく。今よりもずっと、気の持ちようで現実が変わりやすい世界になるのである。
それを可能にするのが、「パラレルワールド」の原理だ。
第4密度は、無数のパラレルワールドの中に、無数のバージョンの地球が存在する世界となる。どのバージョンの地球に生きることになるかは、ひとえに自分の意識の波長がドコと合うかにかかっている。
パラレルワールドには、蜜と乳が流れる理想郷の地球もあれば、殺伐とした戦乱の世の地球もある。もちろん、そんな極端な環境ばかりでなく、中くらいの地球もある。自分の意識の波長次第で、その中のどれかへと自然に引き寄せられていく。
今までは、「地球人類の集合意識」を初めとする厚い壁があって、「自分のリアリティを創造しているのは、自分自身である」ということを実感するのが、なかなか難しかった。でも、これからは、「自分に合ったバージョンの地球」という選択肢が広がることにより、オーダーメイドに近くなる。
さしあたり、地球は「ポジティブな地球」と「ネガティブな地球」の2つに分かれるらしい。どちらの地球に住むことになるかは、これから過ごす数年間の、気持ちの持ちようにかかっている・・・。
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