宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

パラレルワールドとなる地球 ~ 坂本政道氏

2009年05月03日 | 精神世界を語る
   
坂本政道氏の新著「分裂する未来」によれば、2012年になって、急に何もかも変るわけではない。変化は、ゆっくりと何十年もかけたものになる。
 
「2012年には、特に何も起こらない」とまで、坂本政道氏は言い切っている。
 
今までの、「2012年をピークに銀河系コアから膨大な生命エネルギーが流れ込み、地球に大きな変化を起こす」という話に慣れ親しんできた人にとっては、面食らう展開かもしれない(笑)。
 
実際のところ、坂本政道氏も、このストーリーを必ずしも捨てたわけではないようだ。やはり、「2012年をピークに膨大なエネルギーが地球に流れ込んでくる」という予感は引き続き、ビリビリと来ている。バシャールの影響を受けて方向転換したとはいえ、最終的な結論が出たわけではない。
 
でも、どちらにしても「2012年」が重大な分岐点であり、世界が大きく変容することには変わりがない。

従来、「アセンション」については、一般に、次のようなことが言われてきた。
 
  
2012年の冬至をピークとして、地球は次元上昇する。その結果、地球は愛と思いやりにあふれた、天国のような惑星に生まれ変わる。この次元上昇に合わせて意識を進化させた人々は、地球に残って愛と調和の日々を過ごす。そうでない人は残念ながら(?)、地球を去ることになる。とはいっても、消滅するわけではない。地球を去った人々は、今までの地球と同じような弱肉強食・生存競争の惑星へと移住し、あえて厳しい環境で刺激的な生存体験を続けるのである。
 

・・・一方、坂本政道氏が受け入れるに至ったバシャール的な未来観においても、地球人類は、統合と調和の道を選んだ人々(ポジティブ)と、闘争と分離の道を選んだ人々(ネガティブ)に分かれる。この両者は、2012年を境に、別々の世界に住むようになる。
 
ここまでは、同じなのである。違うのは、別々の世界へと至るプロセスだ。
 
バシャール的な未来では、地球は次元上昇すると同時に、パラレルワールドになる。地球は、「ポジティブな地球」と、「ネガティブな地球」に分かれる。だから、ネガティブな人々にとっても、わざわざ他の惑星に移住する必要はない。黙っていても、「ネガティブな地球」へと自動的に移行するから心配いらないのである。
 
ポジティブな地球には、ポジティブな日本やアメリカが存在する。ポジティブな中国・ロシアや北朝鮮(想像しにくいが・・・)も存在して、共存共栄の世界を実現している。そこには、ポジティブな私やアナタ、われわれ人類が住んでいる。「地球とは、もともとこういうところなのだ」と誰もが思っている。
  
一方、ネガティブな地球には、ネガティブな国々が存在して、引き続き、分離と闘争の世界を追求している。ネガティブな私やアナタ、われわれ人類が住んでいる。これまた、「地球とは、もともとこういうところなのだ」と誰もが思っていることに変わりはない。
  
この場合、「誰も地球からいなくなるわけではない」というのがポイントだ。両者とも、特に何もしなくても、自然とどちらかの世界に移行する。
 
ポジティブな人の目には、ポジティブな地球が映る。ネガティブな人の目には、ネガティブな地球が映る。どちらの目にも、地球はいつの間にか、そうなったようにしか見えない。それどころか、なんだか、もともとそうだったような気がしてくる。どうも、そういうことになるらしい。
 
この両者は、2012年を分岐点として、実は大きくタモトを分かっているのだが、それぞれの住人にとっては、別のバージョンの地球を見たことがないので、そこで分岐したということに気づかない。
 
とはいえ、いつの間にやら、すっかりポジティブな(あるいは、ますますネガティブな)世界となった地球を見れば、「地球は変わったな」としみじみ思うことになるのだろうが・・・。
 

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