ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

わたしの中に住んでいるもう一人の人格

2012年11月02日 | えっせー
★ 困ったり、得したり?
美容院で「女性自身」のわたしの取材記事を見たと 昔心理仲間だった
友人か昨夜電話をくれ、「まだ現役なのね、ビックリした、すごい!」と
褒めてくれた。約一時あまりお互いの近況や、思い出話に華が咲いたが
最後にこう言った。「相変らず父性本能刺激している?」と。
その頃のわたしは恥ずかしながら、天真爛漫、無邪気、我が儘、自己主張
が強く短気で、まるで子供のようだった。
時代の流れで違うかもしれないが、その頃心理学を勉強する人達は、比較的
慎重で内向的な人が多く、そんなタイプの仲間から見たら、相当突起していた
ようだ。友人がそう言った理由は、わたしに先生方が大変やさしかったからだ。


ある先生はわたしが質問すると「本当に小池さんは良く勉強しているね」と
褒められ、他の人が同じような質問をしても「だからあなたは理屈っぽい
いんですよ」と言い放ったこともあり、「何故、どうして?」と、わたしは
とても辛かった。もう一人の先生は「あなたのような人がいると助かるよ」と
おっしゃったし、他の先生は、「あなたの天性はチャームポイントだから、いつ
までも持っていた方が良いですよ。誰でもそうなりたい気持ちはあるけれど
なかなかできないのだから」と言われた。
そのため、女性の仲間は当然わたしが目障りだったはずだ。
しかし久しぶりに聞いた「父性本能」は、確かに思い当たることは、今でも
沢山ある。最もダイレクトなのはある友人から、「ときどき我儘でヤンチャな
娘を持った父親のような気分にさせられる」と言われたことだ。
その大分以前にも「もしもあなたが、自分の言動をすべて計算していたと
したらすごい悪女だね」とか、「天然の悪女」とも言われたし、大学生だった
娘は「ママはまるで魔女よ」と言った。
 わたしの性格は責任感が強く、義理人情に厚く、愛情深く素直なのに…
また今思い出したが、最近友人に「何かしてあげたいオーラが出ている」
とも言われたこともあった。

過去には自分では、まったく悪気なく、随分人を振り回したようだ。
熟慮とは言わないが、プロの心理カウンセラーとして、それなりに考え
行動しているつもりだが、もし心理学を勉強しなかったら、一体わたしは
どうなっていただろう?時折少女の自分が顔を出して、今でもそんな感情
に振り回されることも実はしばしばある。だが、ユニークな発想や、創造性や
向上心は、「わたしの中の少女」から生じることは紛れもない事実だ。
それにしても、メンタルな意味では、老成した自分はどこにもいない
のは困りものだが。これからも年齢とともに、そのギャップにますます気を
つけなければと思いながらも、何かあると必ず突然自分にとって、プラスの
事を思い出すのは、それは潜在意識からのメッセージだと捉えている。
思い起こせば、長年ズッート得して生きていたのは、ラッキーだった。
これからも年齢とともに、気をつけなければと今朝は気を引き締める。
でも、バーさんの体に少女の心。これってアンバランスで面白いでしょ!
 ああ、また長文になってしまった。
 


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