ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

能里子のワンポイントアドバイス

2007年12月13日 | 健康
   ☆腰や膝の痛を防ぐために
  あなたの利き足はどちらでしょうか?
 1まっすぐに立ちます。
 2無意識に一方の足を前に出してみます。
 どちらの足が先に出たでしょうか?実はほとんどの人は右足ですが、先
に出た方の足が「あなたのきき足」です。ではもう一度やってみましょう。
 同じように立って、両足にバランス良く体重をかけて、もう一度片方の
足を出してみてください。おそらく大変やりにくいはず。
 その実験でわかるように、わたし達はすぐに前に足が出られるように
立っているときには、利き足の反対の足に、通常は絶えず体重をかけて
います。そのため、それを長年続けていると、何時の間にか骨盤が歪み
やがて背骨にも悪影響があり、それらが腰痛や膝痛などの大きな原因の
一つになるようです。ですから日常生活の中でも、立っているときには
いつも体重を利き足の反対の足に、かけるようにするだけでも、大変
効果があることが、きっとご理解いただけたことでしょう。
   ☆立っている時の利用法
 エスカレーターや、電車の中、または人を待っているときなど、静止し
立っているときには、「利き足の反対の足に体重をかけること」を、必ず習慣に
してはいかがでしょうか。案外立っている時間はあるものですが、その時間を
利用して、いつも意識的に利き足の反対の足(右)なら左足に、(左)なら(右)
に体重をかけるクセをつけると、いつの間にか姿勢が矯正されてくるでしょう。
すると、ゆがんでいた骨盤が矯正され、それにより背骨も微調整されてきます。
 わたし自身も以前は膝の痛みに困りましたが、「立っているときには、いつでも
意識的に利き足(何時も初めに降出す足)ではないは方の足に体重をかけ
お腹を引き締め、骨盤底筋肉群を頭の方に引き上げるようなイメージ」で
背筋を伸ばすようにしています。
 これは外から見ても、他人からは決してわかりませんし、だんだん姿勢も
よくなってくるはずです。この方法は、最近女性に大変多いと言われている
「腹圧性尿失禁の予防」にも役立ちますので、立っている時を利用して
役立だてましょう。ことにわたしは、エスカレータや、エレベータなどが
もっとも適していると思います。
 気長に続けていると、必ずその効き目は現れるはずですので、少々努力は
必要ですが、ぜひお勧めしたいと思います。
                             能里子


人気ブログランキングに参加しました

人気ブログランキングへ