ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

カウンセラーからのアドバイス 40回 

2006年12月07日 | アドバイス
  ☆ あなたは朝型それとも夜型?
 わたし達は大昔には日の出ともに起きて働き、日の入りと同時に眠りに
ついていました。そのため、いまでも人間の体に備わった体内時計は
そのリズムを、今でも刻んでいると言われています。
 けれど現代社会、ことに都会では24時間営業のお店が増えて、まったく
夜がないようですが、ことに盛り場では深夜まで賑わっています。
 わたしの住んでいる梅丘では、駅前通りの商店街のためか、一晩中人が
歩いています。テレビも毎日早朝までの番組が放映され、そのことなども
ますます夜型の生活に移行する原因の一つでしょう。
 
 おそらく「眠れない」と悩んでいる人の多くは、“夜型人間”になって
いるのではないでしょうか。それに対して朝型人間の方が、割合ぐっすり
良く眠れるようです。わたし自身もなかなか眠れないタイプでしたが、朝早く
起きるように(5時に起きて10時に寝ます)なってからは、寝付かれない
ことなど滅多になくなったのです。それは人間本来のバイオリズムにきっと
合っているからでしょう。それに朝が早いと午前の時間がたくさんあって、
いろいろな事がとても効率よく捗るのです。
  ☆不眠症の方に
 眠れないといって相談に来る方に自律訓練法(医学が元でつくられた科学的な
自己催眠法)をご指導すると、ほとんどの方が不眠症から解放されるようです。
 眠れないと考えるから余計に眠れなくなるようですが、そしてこれもよく言わ
れるのことは「眠れなくて死んだ人はひとりもいない」こと。
 でもわたしも経験がありますが、なかなか眠れないのは辛いものですね。
もしもあなたが夜型でしたら、ちょっと辛いでしょうが、思い切って早起き
に切り替えては如何でしょうか。夜の仕事なら別ですが、はじめの何日間は
とても辛いでしょうが、しばらくがんばって続けていると、朝型になって
「気がついたら不眠症から解放されていた」という人も大変多いのです。
 
 今まで12時前には絶対眠れなかった人も、慣れてくると「10時過ぎには
だんだん上の瞼と下の瞼が仲良くなってきて、眠くてたまらなくなった」と
いうことなども、よく聞くことですが----夜型の習慣を変えるのはなかなか大変
ですが、健康的な生活のために、思い切ってトライしてはいかがでしょうか。
 これも指導の一環ですが、「ベッドに入り緑色をイメージしながら深呼吸を
すると、よく眠れるようになった」「ラジオを聴いていると、いつの間にか眠
っていた」ことなどもあるのですが、試してみては如何でしょうか。
 いずれにしても睡眠は健康維持に不可欠な大切なものですので、あなたなりに
工夫し、毎日質の良い眠りをとるようにしましょう。
                             能里子

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