2010年9月12日(日) マチネ 青山劇場 1階 M列 46番
井上芳雄くんのデビュー10周年記念コンサートに行ってきました。
その分オイラも歳をとったわけで(汗)
芳雄くんのコンサートは初めて行ったんですけど、素晴らしいエンターテナーぶりを発揮してました(そして若干のハラグロさ・笑)
第1部 ミュージカルショー―光と影― 構成・演出=小池修一郎、音楽監督:島健
第1部は芳雄くん出演のミュージカルからのナンバーで、「幸福の王子」上演30分前からという設定で、少しストーリー仕立てで進んで行きます。
芳雄くんのお面をつけた男性2人のダンサー(千田真司・五十嵐耕司。背格好も良く似ている。2人ともお面を付けっぱなしなので、息が上がらないか心配になる)と共に歌い、踊ります。
ナンバーの繋ぎのダンスと音楽が格好いい!
芳雄くんは作品をイメージさせる衣装を着て登場します。
・Welcome to the Theatre[アプローズ]
・影を逃れて[モーツァルト!]
・Casualty of Love[ウェディング・シンガー]
・Grow Old with You[ウェディング・シンガー]
「ウェディング・シンガー」はチケ取ってあったのに、大雪で行けなくなり諦めた作品なので、私も観てないワリに思い出たっぷりです(笑)来年の再演は絶対いくぞ!
ギターを弾きながらの客席降りもあり、きっと近くの人はキャーキャーものだったでしょう♪
・ジュ ヴォイ ベ/The Wedding[ミス・サイゴン]
・神よ何故?[ミス・サイゴン]
あらためて「ミス・サイゴン」のナンバーを聞くと懐かしくなり、生まれて初めて商業演劇を観に帝劇へ行った、あの感動が蘇ってくるのです。
・I will Wait for You[シェルブールの雨傘]
まだ記憶に新しい「シェルブールの雨傘」。上の「ミス・サイゴン」と続いてカーキ色の軍服姿です。そういえば両方戦争モノでしたな(あれ、どちらもベトナム戦争?)
・ミー&マイガール[ミー&マイガール]
・街灯の下で[ミー&マイガール]
タキシード姿に着替えてきて、ミーマイから2曲。タップも沢山披露してくれました。サリーは風船が代役です(笑)
・明日への階段[ルドルフ]
・闇が広がる[エリザベート]
またもやお着替え。今度は水色の軍服です(やっぱり似合うなぁ)。
「ルドルフ」のナンバーは全く記憶が無く…(汗)「あれ、これ何の曲だっけ?」と思っているうちに終わってましたorz
そしてまー!!「闇が広がる」ですよ。こいつぁーびっくり。ヨシオ君の2役ですたい!
閣下は後ろのスクリーンに映し出される、映像作品(もちろんヨシオ君)です。これがまた良く出来ていて、これ観るだけでも今日来た価値がありそう…な位。CGをふんだんに使っていて、ヨシオくんヴィジュアル閣下。うぉ。大丈夫です!! 閣下やれます!(実は先日、ヨシオ閣下の話が出たばかりで)
舞台ではルドルフなヨシオくんが、押したり引いたり廻されたり(←わかるよね~)してますよぉ。どっち観たらいいんだ!?贅沢すぎる(ナンバー後の拍手は一番大きかった。やっぱり特別な役だ、これは。)
・僕こそ音楽[モーツァルト!]
このナンバーが、スローなテンポで凄くアレンジが良かった。芳雄くんは自分に重ねてるんだよね、ヴォルフガングを。「自分の影から逃れられるのか。自分の過去から解き離されたい」――
第2部 スペシャルコンサート 構成=井上芳雄、監修=小池修一郎、音楽監督:島健、ゲスト:香寿たつき
第2部は芳雄くんが好きな、というか、これから目指して行くであろう世界をも見据えたようなラインナップ。
・Man in the Mirror(マイケル・ジャクソン)
・I Love You(尾崎豊)
マイケル好きなのね~。尾崎豊もそうだけど、芳雄くんの声質が良く合っている。
・愛しかないとき
・夜の通行人に捧ぐ
この2曲はシャンソンだったかな?確か。
・Come Fly with Me
・Cry Me a River
こちらはジャズ。ビッグバンドなナンバーもいいけど、アダルトな雰囲気が漂うのも、これからの芳雄くんが垣間見えるようで良し。
・愛していれば分かりあえる
・青い惑星(ほし)の上で←漢字合ってるか不明
んでもって今日のゲストは香寿たつきさん。「モーツァルト!」と「ルドルフ」で共演済み(カラミは殆ど無いとかで)
何を歌ってくれるのかな~と期待していたら、「愛していれば分かりあえる」です!
香寿さんのコンス、めっちゃ可愛いよーw 6月・9月と素晴らしいコンス聴いてしまったので、本公演が心配になるって、どーゆーコト!?
次は香寿さんのソロで、「青い惑星(ほし)の上で」。宝塚のナンバーだそうで、客席にもたつきファンが沢山いたらしく、知っていた人は結構いました。この漢字で合ってるのかなぁ?それとも“地球”って書いて“ほし”って読ませるタイプ?もしくは“碧い”か? 壮大なナンバーでした。
香寿さんはこの2曲だけです。少なっ!
・No More[イン・トゥ・ザ・ウッズ]
・Being Alive[カンパニー]
続いてはソンドハイムの2曲をメドレー風に繋げて。
・独房ソング[組曲虐殺]
芳雄くんも大変尊敬されていた、井上ひさし氏の最後の戯曲となった「組曲虐殺」からのナンバー。ずっしり来ます。
・Time to Say Good-bye
最後はイタリア語(たぶん)でこの曲を。
あと、どこかで「君の瞳に恋してる」も歌って客席盛り上がったんだけど、どこら辺で歌ったか忘れた…(1部で活躍のダンサー2人も、お面を取って再登場でした)
・アンコール2曲
うーん。曲名忘れた(汗)
いやー。たっぷり2時間30分以上、井上芳雄ワールドに浸りましたです。
このコンサートのDVDも発売決定とのことです。さすが、抜かりないねw
↑そして、この公演のプログラム… というか、ほぼ写真集です(笑)
素晴らしい作りの上製本です。価格も2200円と、プログラムとしてはチト高い(写真集にしては安い)。プログラムの役目は殆ど果たしていない(爆)