miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.185 「恋の骨折り損」

2007年03月22日 23時31分19秒 | 過去の観劇記録
2007年3月18日(日) マチネ 彩の国さいたま芸術劇場大ホール 1階 E列 30番

ファーディナンド=北村一輝、フランス王女=姜暢雄、デュメイン=窪塚俊介、ビローン=高橋洋、ロザライン=内田滋、マライア=月川悠貴、キャサリン=中村友也、ロンガヴィル=須賀貴匡、他。
作=W・シェイクスピア、演出=蜷川幸雄、翻訳=松岡和子、振付=広崎うらん、他。

ナヴァールの若き国王ファーディナンドは、己が名声と国の発展を手にするため、臣下であり親友でもあるビローン、デュメーン、ロンガウィルの3人と共に 「3年の間、あらゆる欲望を捨てて学業に専念する」という誓いをたてる。国中に法令として発布されたその中身には、「1週間に1度断食をすること」「睡眠は1日3時間とすること」などと並んで、「女性には近づかず、恋もしない」という条項も含まれていた。
そこへ折悪く、フランスの王女が3人の侍女、ロザライン、マライア、キャサリンを連れてナヴァールへとやってくる。病床の父王の代理として、両国の間の借金完済に伴う土地返還の交渉にやってきたのだが、件の法令があるために、国賓であるにも関わらず宮廷に入ることができない。そこで王たちは一計を案じ、野外に張ったテントの中で接見するが、なんと彼らは、それぞれが王女や侍女に恋をしてしまう。
宮廷には、風変わりなスペイン人の旅行家アーマードが出入りしていた。彼もまた法に反してジャケネッタという村娘に恋をしてしまい、彼女あての恋文を田舎者のコスタードに託す。しかしコスタードは、ビローンからも侍女ロザラインに宛てた手紙を預かっており、取り違いが起きて全ての恋が発覚してしまう。
そもそも法令に無理があるのは明らかであり、そのことに気づいた王は、王女たちのために宴を開く。そしてそこで恋心を打ち明けようとするのだが…
(あらすじは さいたま芸術劇場HPより)

オール・メール・シリーズは初の観劇。もちろん全員男である。
観劇当日の午前1時30分まで仕事、というカコクな状況で行ったにも関わらず、笑って楽しく帰れて良かった。

ナヴァール王と、3人のバカ仲間(?)達が勝手に制定した法令を読み上げる時。コスタードが間違って渡してしまった手紙を読む時。シェイクスピアなのにラップ!
おもしろーw

かなり客席使いが多いので、E列と比較的前に座った私は、結構後ろを振り向くことも多かった。そしてカミテの端の席。袖が良く見えるのぉ~
セットは大きな柳の木があって、舞台の床には芝生っぽいファーが敷き詰めてあった。最近、このファーは流行なんだろうか?(「動物園物語」でもファーだ)

北村さんは、(私が)思った程活躍してないですが、若干胡散臭い国王(笑)っぷり、上背があるので、たっぷりとしたブラウスと細身のパンツがお似合いです。(国王って何歳の設定なのでしょうか? オトコって幼いわw←なんつって。)
真の主役はビローン演ずる高橋さんでは? めったやたらにセリフが多い。蜷川さんが信頼しているのが解ります。
そのビローンは、例の法令に関してはとてもクールなんですけど、少し色の黒いロザラインに一目惚れしてからは恋の虜。その恋文が一波乱の元でもあり。
他の方々も、皆 示し合わせたように(そりゃそうだ)お互い相手が被ることなく恋に落ちていきます。そして 駆け引きは、いつの時代も女の方が一枚上手。
フランス王女の姜さん、デカいですなー。さらに思ったほどカワイクない所も共感もてます(笑)
ロザラインの内田さんは、プログラムで本人も書いてますが、かなりオバちゃんキャラです。
マライア役の月川さんは細くて綺麗で、羨ましい限りです。ちょっとクールな感じがとても似合っています。
キャサリンは、まだ“あどけなさ”が残る中村さん。そばかす顔がキュート。

ナヴァール国に滞在しているドン・エイドリアーノ・デ・アーマード(長いな…)役の藤井びんさんが爆笑です。ていうか気持ち悪いです(笑)
ドン・キホーテか、バカ殿か…?
演出家としても知られている青井陽治さんがフランス王女達の側近、ボイエット役を演じてらっしゃいました。
まだ開幕して間もないこともあったと思いますが、けっこうセリフ噛みまくり(汗)

2幕で、王女たちを歓迎する余興のシーン。歌舞伎調だったり、講談調だったり、本当に良く、蜷川さんは思いつくな…。


エンゲキはサプリ

2007年03月18日 22時52分51秒 | その他いろいろ
土曜日は結局、観劇どころではありませんでした。
本当に忙しくて、帰ったのは今日の1時30分。仕事以外では午前様は良くありますが(汗)、やはり遊びと仕事は疲れの度合いが違います。
寝ていたい身体にムチ打って、さいたま芸術劇場で「恋の骨折り損」を観てきました。
疲れていたけど、劇場に行って舞台を観るという行為は、私にとって大きなストレス解消で、心のサプリメントです。
行きには ぐったりしていた身体とココロも、帰りには少し軽くなってきました。

未だ仕事の先行きが見えないので、いつになるか解りませんが、「恋の骨折り損」の感想は別記事にてUp。

2007年NHK大河ドラマ「風林火山」●第11回 信虎追放

2007年03月18日 22時47分42秒 | ウチノなお仕事
武田晴信(市川亀治郎)は父・信虎(仲代達矢)を追放することを重臣一同の前で明らかにした。信虎から可愛がられ家督を継ぐと見られていた晴信の弟・信繁(嘉島典俊)は『よくぞ背かれた』と兄の決断を支持する。信虎派と見られていた重臣・小山田信有(田辺誠一)や諸角虎定(加藤武)も同意し、ここに武田家臣団は晴信支持で一致団結する。一方、何も知らない信虎は駿府訪問を終え予定通り甲斐に戻ろうとしていた。
しかし国境で信虎を待ち受けていたのは槍を構えた武田の足軽隊だった。そこへ晴信と信繁、そして板垣信方(千葉真一)・甘利虎泰(竜雷太)・飯富虎昌(金田明夫)ら武田家譜代家臣が現れ、晴信は信虎に追放を通告する。信じられない信虎は家臣たちの名を叫ぶが誰も反応しない。信虎は強引に国境を突破しようとするが槍と弓矢に行く手を阻まれ、ついに家督を晴信に奪われたことを悟る。
そのとき今川家から信虎を無事に駿府に連れ帰る命を受けた山本勘助(内野聖陽)が現れた。信虎は観念し駿府に引き返すことにする。しかし道中、突如、信虎は勘助に襲い掛かる。ミツ(貫地谷しほり)を惨殺されて以来、信虎を怨み続けてきた勘助も太刀を抜き、信虎対勘助の一騎打ちが始まる。



あらすじ及び写真はNHK大河ドラマHPより。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

なんか もー爆泣です(T_T)
まずは晴信と弟・信繁との やり取り。なんて良く出来た弟なんざんしょ。家臣達の結束も高まりましたね。板垣の涙にも やられました。
そして母・大井夫人とのやり取り。母も女に生まれなければ、父の敵・信虎を討ちたかったのでしょう。その思いは息子が父を超えていくことで果たされたんですね。
何も知らない信虎は、駿府で歌会。ここで詠まれた連歌が良い具合に影響するところ、まず上手い!
雪斉、くろいぞーーーw
おっと、順番が色々になってますが(笑)北条氏綱が遺した遺言も、これまた信虎にリンクして、上手い!
国境で、いよいよ信虎を追放するシーン。信頼していた家臣たち、さらには目をかけていた次男の信繁にも見放され、これぞまさしく四面楚歌。
ここでの父と息子のシーンが、また、泣けます…
追放された父と、晴信の背中。兄に声をかけようとする弟。兄は涙をぐっとこらえて。
でもってー!勘助ぇぇぇ!!今川家から、革製の眼帯を貰ったとき、ほんの少し表情が微笑んでましたね?あの革の眼帯姿も素敵でしたが、それをもぎ取って、ミツが編んでくれた藁の眼帯に変えたときの表情がすばらしー!
信虎との一騎打ちも大自然をバックに迫力満点のクレーンカメラ。若干スローモーションが不要に思えましたが、なんとも良い演出です。

ていうか、来週!腐女子必見!?「にゅうよくしーん」ですかっっっ(爆)

●視聴率●
20.9%

試写会

2007年03月14日 15時09分38秒 | ウチノなお仕事
●映画「あかね空」関連記事●
作家・山本一力氏(58)の直木賞受賞作を映画化した「あかね空」(監督浜本正機)の試写会が13日、東京・墨田区の江戸東京博物館で行われ、主演の内野聖陽(38)、中谷美紀(31)らが舞台あいさつした。江戸で豆腐店を営む夫婦の物語。中谷は「女優を廃業したら豆腐屋さんになりたいと思うくらい、修業が楽しかった」と笑顔。豆腐店店主と賭場の親分の2役を演じた内野は「家族に対する強い思いを盛り込みました」と自信たっぷりに話した。31日公開。




2007年NHK大河ドラマ「風林火山」●第10回 晴信謀反

2007年03月11日 23時29分53秒 | ウチノなお仕事
武田晴信(市川亀治郎)による父・信虎(仲代達矢)追放の決意は様々な波紋を呼び起こした。晴信を推す板垣信方(千葉真一)は密かに重臣の説得を始め、駿府では今川義元(谷原章介)と寿桂尼(藤村志保)の間で信虎と晴信いずれに味方すべきか議論になっていた。謀略が進行していることに気づかないまま信虎は領土拡大を目指し信濃に出兵する。狙われたのは真田幸隆(佐々木蔵之介)ら信濃の小豪族だった。
駿府でくすぶっていた山本勘助(内野聖陽)は信虎の信濃出兵を聞き、かつて世話になった幸隆を案じて信濃に入るが、すでに真田の城からは火の手が上がっていた。信虎の信濃攻めは成功し、幸隆は関東管領・上杉家を頼り上州へ逃れた。
凱旋帰国した信虎は今川家から駿河に招待するという書状を受け取る。それは今川が晴信に味方することを意味していた。訪問先の駿河にそのまま信虎を追放してしまうという晴信の策を義元が承諾したのだ。何も知らない信虎は駿河に出向く。そして晴信は母・大井夫人(風吹ジュン)や妻・三条夫人(池脇千鶴)に父の追放を告げる。
一方、今川家では誰が信虎を迎えにいくかを思案していた。追放を知って怒り狂う信虎を宥めることができるのは誰か。意外な人物に白羽の矢が立てられる。



あらすじ及び写真はNHK大河ドラマHPより。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

荒れ寺の勘助サマ。よくまぁあんなトコロに住んでますな(汗)
そりゃー腹も減るわい。腹が減ってはイクサは出来ぬ!貰えるものは貰っておかな。
伝兵衛さんが徐々に立派になっていくサマもよく分かりますね。
真田@蔵之介さん、男前ぇーw ちなみに上州は今の群馬県ですね~♪
今川家ブラック3人衆(笑)の黒い密談、今回もさらに黒く、寿桂尼は要らぬ心配(?)してるし…
義元は扇子で、信虎はクルミ。来週にはクルミが握り潰されるのを期待(なんつって)
晴信の意向を重臣達が理解しはじめ、知らぬは数人ばかりなり。軍議の場面での、皆が慎重に事を運んでいる様。そしてまー小山田のニヒルな笑いが効果的でございますた。
やはり武田家重臣の芝居がしっかりしているので、今回も見応えあるシーンばかりでした。

で、最後、勘助が大事に出してきた、ミツが編んだ藁の眼帯。
これを胸に抱いて、「ミツ…」なんて!!
本当にファン泣かせの、次週も必ず見なくては!と思わせる終わりなのでした。

●視聴率●
19.9%

忙しさを生き残れ!

2007年03月10日 23時11分12秒 | その他いろいろ
いやー。ついに残業のビックウエーブが来たなー。
来週なんか月曜日からオソロシイ程の仕事が待ってるし…
何とか倒れないように頑張って、17日の「オペラ座」、18日の「恋の骨折り損」まで行きたいと思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

久しぶりに腰を落ち着けてネット中。
忙しい中でも雑誌は確実にゲットし、「月刊プシコ」の、ほぼ原寸大か?と覚しき写真、「週刊女性」のさわやかな笑顔、「レタスクラブ」では徐々に薄着になってきた(笑)内野さんが楽しめます(違うってば。)
13日は江戸東京博物館で試写会ですね。メールが来ない所をみると、ハズレたようです。
14日は日テレを要チェック。
それに忘れちゃならないニッポン放送のラジオが月~金。

アワアワしている内に、レミのナビザ先行始まる。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

3月18日より、ついに首都圏の私鉄・地下鉄がICカードで乗車できるようになります。
ずぅぅぅ~っと待ってました、この環境。
つまりはJRのSuicaか、私鉄・地下鉄のPASMO(パスモ)のどちらかのカードがあれば大丈夫ってことです。
今度私はオートチャージのカードにしようかと思っているんですが、ViewSuicaにしようか、PASMO系にしようか…と悩み中です。
どちらにしてもクレジットカードを新規に作らなくてはならないのが面倒。
今持っているカードで手続き出来ればなぁ~

2007年NHK大河ドラマ「風林火山」●第9回 勘助討たれる

2007年03月04日 21時17分06秒 | ウチノなお仕事
武田晴信(市川亀治郎)は奇襲で海ノ口城を奪った。山本勘助(内野聖陽)と平蔵(佐藤隆太)は城内に潜み様子を伺っていたが、平蔵は勘助の制止を振り切り晴信に向けて矢を放つ。しかし板垣信方(千葉真一)によって防がれてしまい、勘助は死を覚悟して平蔵の身代わりに晴信の前に姿を現すことにする。晴信は怒る板垣を制し、自ら勘助の首に向けて太刀を振り下ろすが、すんでの所で止め『偽軍師、山本勘助が首を討ち取った』と宣言する。晴信が討ち取ったのは、命ではなく勘助の武田への復讐心だった。
晴信は奪った城を放ったまま甲斐に戻るが、先に引き揚げていた武田信虎(仲代達矢)はその行動に激怒する。自らが落とせなかった城を簡単に奪った晴信への嫉妬がそこにあった。
それから3年後、武田家と信州・諏訪家は同盟を結び、晴信の妹・禰々(桜井幸子)が諏訪頼重(小日向文世)の元に嫁いだ。諏訪で信虎は頼重の娘・由布姫(柴本幸)の美しさに心を奪われ自らの側室にと望み、頼重を困惑させる。そして翌年、天文10年(1541)、新年の祝いの席で信虎は晴信を駿河に追放する意思を鮮明にする。信虎の振る舞いを許せない晴信はついに自らの決意を板垣に打ち明ける。



あらすじ及び写真はNHK大河ドラマHPより。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

今日ものっけから濃いお芝居堪能いたしますた。
だんだん落ち着いてくる晴信さん(いつのまにやら子供できとるし)。
板垣との川縁のシーンは引き込まれました~。
そ、板垣@千葉真一さん、海ノ口城では、あれだけ勘助を嫌っておきながら、あと数話で勘助の実力を認めるようになるのですから、心情の変化も見逃せませんね。
また勘助の切ないこと(T_T) 海ノ口城での情けなくて悔しくなる、その表情! 川の所で崩れる様に倒れる、その演技にグッとキター!
数年後の、うらぶれた勘助の眼帯がついに貝殻になっておりました。でも眼が死んでるよね… 人を恨む、その眼。その死んだ眼に精気が戻る来週も見逃せないっっ♪
由布姫の登場は1シーンのみ。まだまだ固いですが、一瞬にしてエロジジイ…いやいや(汗)信虎を魅了したワケですが、うーん。モニョモニョ(^_^;)
信虎は、そんな所まで例のクルミを持って行くのですか(笑) 諏訪にも寝所にも持っていくなんてぇ~。ていうか先週、教来石に投げつけたのは拾ったんでしょうか? いやスペアがあるのか… そんなのはどうでもいいか。
大井夫人のセリフも良かったですね。「晴信は父には似ておりません。父はあなた様に負けました」そこでニヤッとする信虎は、晴信に負けたという事を理解している感じでした。
平蔵を介抱する、ヒサの水川あさみさん。男勝りのお姫様。時々鈴木紗理奈に見えるのは私だけですか…(汗)

●視聴率●
19.2%