2012年8月25日(土) マチネ 彩の国さいたま芸術劇場大ホール 1階 K列 4番
トロイラス=山本裕典、クレシダ=月川悠貴、アイアス=細貝圭、パトロクロス=長田成哉、パリス=佐藤祐基、ディオメデス=塩谷瞬、カサンドラ=内田滋、アガメムノン=廣田高志、ヘクトル=横田栄司、ネストル=塾一久、アエネアス=間宮啓行、メネラオス=鈴木豊、アキレウス~星智也、ヘレネ=鈴木彰紀、パンダロス=小野武彦、ユリシーズ=原康義、序詞役/テルシテス=たかお鷹、他。
作=W.シェイクスピア、演出=蜷川幸雄、翻訳=松岡和子、他。
トロイ戦争のさなか、トロイの王子トロイラス(山本裕典)は、神官の娘クレシダ(月川悠貴)に狂おしいほど思いを寄せていた。クレシダの叔父パンダロス(小野武彦)の取り持ちによって、2人は結ばれる。永遠の愛を誓い合った2人だが、捕虜交換によりクレシダは敵国ギリシア軍へ送られる。時がたち、軍使としてギリシア陣営に訪れたトロイラスが見たものは、新たな恋人と抱き合っているクレシダの姿だった―。
(あらすじはさい芸HPより)
与野本町の駅から劇場までの道のりが、今まで以上に長く感じたのは暑さのせいだ(笑)
それにしても「イリアス」が観たくなった。
ギリシア連合軍のアキレウス・パトロクロス・アイアスの3武将は筋肉バ○すぎるww
アキレウス・パトロクロスのイチャイチャぶり(かなり際どい、ハダカに布一枚@パ、ハダカの股間にひまわり@ア)←爆
おっとその前に舞台セットですよ。ひまわり畑ですよ。インパクト大だし、ラストの戦闘シーンなど、あの深い奥行き一杯のひまわりをかきわけての両軍入り乱れ。でも場面転換時は結構大変そうでした。
衣装はギリシャ連合軍→青、トロイア軍→白です。また たっぷりと生地をつかったものでした。
通路使い多し(若干シモテ側のが多いかな)
セリフが多くて(笑)頭の中をそよ風のごとく通り過ぎていったりなんかして(^_^;)
少し山本君のがそんな感じで。でも横田さん、塾さん、たかおさん、小野さん、鈴木さん(メネラオス)など、やはり流れては行かないのですよね…
でもって(?)
結局トロイラスとクレシダってどうなったんですかぁ~!!と心の中でツッコミつつ。
あれだけ誓い合った2人なのに、ギリシア側に捕虜として行った途端にクレシダとディオメデスの親密さ。
前も思ったけど、シェイクスピア大先生は余程女性に恨みがあるのか(笑)
月川くんのクレシダの美しさよ!その所作の滑らかさ! 頭がキレて美しくて少し冷たい、そういう女性役がホントにぴったり。
あと女性役といえばカサンドラの内田くん。今回のカサンドラは随分 狂気の中にいるのですね。
ヘレネの鈴木くんも付け胸の効果もあってか、凄いデカかったけどキレイでした(太ももはやはり男性を感じたけど)
たかお鷹さんのラップも聴けたし♪
悲劇とはいえ、そこまで悲壮感漂わなくて良かったです。