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観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

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No.289 「The Musical 『AIDA アイーダ』」

2009年09月12日 23時25分54秒 | 過去の観劇記録
2009年9月12日(土) マチネ 東京国際フォーラム ホールC 2階 15列 12番

アイーダ=安蘭けい、ラダメス=伊礼彼方、アムネリス=ANZA、ファラオ=光枝明彦、アモナスロ=沢木順、ウバルド=宮川浩、神官=林アキラ、他。
脚本・演出=木村信司、作曲・編曲・音楽監督=甲斐正人、指揮=井村誠貴、他。

ヅカ退団後初のミュージカル出演となった安蘭けいさん。
ヅカ時代に当たり役となった「王家に捧ぐ歌」が装いも新たにミュージカル化。

思ったより観やすかったフォーラムCの2階席。
セットはピラミッドを模した階段状の高さのあるセットで、カミシモ2つに分かれ、ぐるっと回ったりして使い勝手が良い感じ。
衣裳は、エチオピア人達は濃褐色の色づかい、エジプト人達は金色・もしくは濃い水色でした。

ナンバーが多くて、しかも壮大なものが多数を占め、オナカ一杯です…という印象。
そしてまぁ、何というか(爆) 歌詞が…
「エジプトは強くて凄い~♪」とかベタすぎて(汗)
何でも“歌詞で説明すりゃいい”ってもんぢゃないと思うのだが。
元となった「王家に捧ぐ歌」とは曲のアレンジや何かが違うらしいのだが、全体的に観てヅカ仕様なのは否めない。

安蘭さんは歌も演技も安定していて、いい舞台女優人生の始まりでは無かろうか。
もともと現役生徒時代も凄い人気だったしね~
伊礼くん、とても頑張っていたと思う。ただし将軍としての威厳やら威圧感やらは無かったし(1幕前半は凄いジャンプとかして、妙にアクティブですた)、歌も及第点だけど何故か平板に聞こえることも。
衣裳は上半身ハダカが多くて、伊礼くんファンは目の保養?
ANZAさんも2幕後半、ラダメスへの思いやらファラオの死を乗り越えて…という辺りは熱演。こちらもあまり王女としての威厳が少なかった気も。
光枝さんの声は素晴らしい~w 堂々としたファラオ!
沢木さんはアイーダの父・エチオピア王の役。凄い久しぶりです、沢木さん。
宮川さんはアイーダの兄。歌上手いよぉー。
林さんの神官がイメージぴったりで(あの妙に白くてムチッとした所なんか…笑)

面白かったですよ。
時々余りにもベタなナンバー&歌詞&振付にウケてしまったけど。