2009年9月6日(日) マチネ シアター・ドラマシティ 12列 14番
ついに迎えました、大千秋楽でございます。
やはり各地から大集結してました。
そういう私もいるワケで(笑)
昨日は無かった、開演前の場内注意(携帯電話の電源等)がありました。
ですが昨日に引き続き上演中に着メロが鳴ってしまったのは残念でしたが、全体的な集中度は流石の千秋楽。
特に伊藤さんのウーナは完璧でした。
レイは最後まで理解できない男でしたが、とにかく2人とも「病気」なんだなぁ…と。
照明も、効果音も練られているのが良く解ったし、この脚本の「ヤラレタ」感は今後も余り経験できないようなものだった気がします。
そういえばウーナが投げ捨てるペットボトル。今日は前の方に出てしまったので、レイが拾ってテーブルの上に乗せていました。
その後のシーンで危ないと踏んだのでしょう。
カテコは通常の後、レイが少女(大阪前楽ソワレ&大楽は黒沢ともよちゃんでした♪)と共に出てきて、仲良く(笑)しているところに、ウーナが嫉妬と共に出てくる感じ。
これは東京楽でもそうでしたけど、大阪楽は更にイイ感じになっておりました。
3人して互いに抱き合い、健闘を称えあっていました。
観ているこちらも、何だかやり終えた達成感(?)みたいなモノで胸がグッと熱くなりました。
その後は何度かカテコ。ともよちゃんをお姫様抱っこした内野さんが印象的でしたw
あと、ともよちゃんの靴が片一方だけ脱げてしまい、それを拾った内野さんが、自分のYシャツの中に入れようとしていたり(爆)
伊藤さん&ともよちゃん2人を残して出ていこうとしてみたり、なんだかいい雰囲気。
ラストは3人してハケて、奥にある窓ガラスに張り付いて、中でも伊藤さんは顔を寄せて変顔っぽく遊んでました。
特に挨拶はありませんでしたが、内野さんは大阪弁で「おおきに、ありがとう」と大きな声で言っていました。
伊藤さんも言ってたのですが、あいにく満場の拍手で聞こえず。
演目的には余り好きになれなかった人も多かったと思いますが、人が持っている理性の下に潜んでいる、何かドロドロとした黒い部分をえぐって、さらけ出した作品だったような気がします。