主婦・寺島弥生の遺体が発見された。頭部左にあった打撲傷が致命傷かと思われたが、倉石(内野聖陽)は遺体の胸部に小さな穴を発見。撲殺ではなく射殺と断定する。発見された銃弾から使われた拳銃が17年前、倉石の妻・雪絵(京野ことみ)を殺害したものと同じ拳銃であることがわかった。
17年前…。一人の交番巡査がナイフで刺され、拳銃を強奪された。犯人は奪った銃で巡査を殺害し、逃走。その後主婦の大瀬恵美子、更には雪絵もその凶弾の犠牲者となった…。当時、立原は倉石に「ホシは必ず俺が」と約束したが、その後途中で捜査から外れ、事件は時効となってしまった。立原は苦い思いをかみしめつつ、17年ぶりに現れた犯人に怒りを新たにしていた。
弥生の葬儀に、17年前の事件で殺害された恵美子の夫・大瀬(大杉漣)が現れた。弥生が自分の妻と同じ拳銃で殺害されたと聞いて、駆けつけたのだという。大瀬は、久々に再会した立原に「犯人を捕まえて下さい」と頭を下げ去っていく。
深夜、一人17年前の捜査資料を読みふける立原。やって来た倉石に、立原は捜査資料から意外な事実が見つかったことを伝える。
今回の被害者・弥生の夫、弁護士の寺島(矢柴俊博)が、17年前の事件でも事情聴取されていたのだ。しかし、寺島にはアリバイがあった。そのアリバイを証言したのが、当時交際していた弥生、つまり今回の被害者だった。寺島がアリバイの証言を弥生に依頼、その後結婚したが2人の関係に亀裂が生じて、寺島が口封じのため弥生を殺害した可能性もなくはない…。
弥生の友人の証言から、弥生が17年前に寺島のアリバイを偽証していたことが判明した。
立原らは寺島の自宅の家宅捜査へ。雪絵を殺害した犯人が明らかになり、今回の事件も解決したと思われた。「奥様もきっと浮かばれる」と倉石を思いやる留美(松下由樹)と一ノ瀬(渡辺大)だったが、倉石は留美たちにこう言い放つ。
「俺のとは違うな…」。
寺島は犯人ではないのか? 留美たちが拾いきれていないものとは、いったい何なのか…!?
(あらすじと写真は公式HPより)
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原作のエッセンスを少しだけ…って感じでした。
しかし上手く使ったと思う。
今回はもう内野・倉石と大杉・大瀬の演技に尽きるでしょう。
校庭でのシーンは迫真でした。被害者の遺族の思い。彼らにとって、時効は無い。警察が犯人を捕まえてくれるのを待つか、あるいは自分達で報復するか――。
復讐が復讐を呼ぶ、というようなドラマは沢山あったなぁ。
なんだか一番いいシーンで、うちのアホ犬が吠えまくっていたので、あとで見なおして書き足すかも知れません。
続編とか考えられそうな感じで終わりましたけど(^_^;)
愛ちゃんを出しておく必要性はいま一つ。
全然関係ないところで(笑)
・倉石自宅マンション室内で、花の水やり。大丈夫なのか。
しかも倉石が出勤している間の室内温度・湿度が、最終回にして気になってきた~
・バー「かくれんぼ」で出てくる水割りの量。あんなもんなんでしょうか?
・最後倉石が立原に渡したキュウリ、食べてた?
視聴率:15.3%