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「臨場」第7話:ユズリハの家

2009年05月27日 22時39分59秒 | テレビ朝日ドラマ「臨場」
老人・義太郎(西沢利明)の変死体が自室で発見された。同居している娘の祥子(藤真利子)夫婦の証言によると、鴨居から首を吊っていたらしいが、倉石(内野聖陽)の検視では鴨居で首を吊って一気に死んだような痕跡は発見できない。寝たきりの生活を送っていた義太郎がわざわざ立ち上がり、首を吊るために鴨居に浴衣の帯をかけたりできたのだろうか?
鴨居の状況等、首すじの付着物…状況として、誰かが義太郎の首を絞めた可能性がある。
倉石は他殺と断定する。
解剖の結果、やはり何者かが義太郎の首を手で絞めたことが判明した。
さらに義太郎の首の付着物は松ヤニと判明。松ヤニは野球のロージンバッグにも使われているが、祥子らの息子・義樹(太賀)は野球部に所属している。しかも授業をサボりがちの義樹は義太郎に怒鳴られていたとか。怒った義樹が祖父に手をかけたのか…?
一方、夫の直樹(中村育二)も事業に失敗し多額の借金を抱えており、沖縄で再出発の話はあったが、義太郎が転居を嫌がるため動くに動けない状態が続いていたという。さらに直樹は今の勤務先で松ヤニから作るロジンアートという装飾品を扱っていた…。立原(高嶋政伸)は直樹を激しく追及する。
直樹らに疑いの目が向けられる中、倉石は一人現場の宮坂家へとやってくる。あくまでも義太郎は自殺だと言い張る祥子。だが、倉石は「俺のとは違うな」と他殺の証拠を探し回るのだが…。
(あらすじと写真は公式HPより)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

原作の「黒星」で4頁くらいのエピソードが広がって1話のドラマになってます。
原作では紛れもない自殺なんですけど、ドラマの方は介護の苦労を押し出したのかな。

今日は前半 萌ぇーなカットが多くて、鑑識の制服に着替える時のタンクトップから覗く二の腕w
とか
解剖室での手術着?っていうのでしょうか、それとマスク!
やばいよマスク!!
ムショーに内野さんで「ブラックジャック」実写版見たくなったんですけど、私だけ??

でねー、今日のは何だか切なくて。
祥子が言った「死んだ父しか見てない あなたたちに解るはずがない」
っていうセリフも、身に詰まされるっつーか。
死んだ父と娘が実の親子だったから 少し救いがあったような気もするけど、嫁と舅だと ドラマどころじゃないような…

藤真利子さんの演技が本当に素晴らしかった。特に、既に息が途絶えそうな父に語りかけるシーン。
“死にそうな人は苦しい”というのは、実は違う説もあるそうなので、父は三途の川岸で、幼い頃の娘を思い出していたのかも。

あと最後の車内にいた立原との会話も効いたわ。
「葬式に出るってこと余り無いな…」

倉石がユズリハの新しい葉を愛おしそうに、そして新しいエネルギーを貰うように持っていたラストシーンも良かったです。

視聴率:14.5%