miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.215 「モーツァルト!」

2007年11月26日 23時44分30秒 | 過去の観劇記録
2007年11月25日(日) マチネ 帝国劇場 2階 C列 12番

ヴォルフガング・モーツァルト=井上芳雄、コンスタンツェ=hiro、ヴァルトシュテッテン男爵夫人=香寿たつき、アルコ伯爵=武岡淳一、アマデ=野本ほたる、他。
指揮=西野淳。

久しぶりのM!でございます。
衣装などがマイナーチェンジしてましたね。
今回 一部キャスト変更。元Speedのhiroさんと、アルコ伯爵は花王さんから変わって武岡さんです。男爵夫人は前半は香寿さん、後半は涼風さんのWキャスト。
つーか、コンスは固定キャストにならないのかねぇ…(^_^;)

ヨッシー、また歌声は力強くなってました。「ロマンス」の経験は役に立ったらしいです。
少しずつ、「王子様」の殻を破っていく芳雄君。
ナンバーも勿論、何回も聴いてるから、前日の「テイクフライト」と比べて安定・安心で、なんだかホッとしました。
コンスのhiroさん。セリフがぁっ…。歌は及第点(佳乃さんに比べれば全然OKな範囲です)。だけど、「ダンスはやめられない」とか、『hiroオンステージ』風なのは考え物。“歌が上手い”とミュージカルでの表現とは全然違うシロモノ。感情が入ってない歌は聴いてる人の耳や心を滑って通り抜けてしまうのね。
香寿さんの男爵夫人は益々安定感を増し、「星から降る金」は何故かウルウル来てしまって。芸術家のパトロンな品格があります(来月の涼風さんはどうかなぁ?)
アルコ伯爵の武岡さん。「ミーマイ」の執事役から出世(笑)ですな。
花王さんに比べれば歌は凄い上等です。でも花王さんのハラハラ感ってスリルがあって良かったのね~。
アマデはALL変更ですかね。野本ほたるさん、小顔のクールビューティーなアマデでした。客席には同級生かな? 沢山 子供さんが観劇に来ていたようです。

山口猊下、登場シーンからちょっと笑いそうになり、例のおトイレシーン。さらに我慢は限界に達し、「もうダメ…」とか小声で言うな~!(笑)
用を足した後に衝立をバーンと倒した時の髪型、もうすこしボサボサ感があったんですけど、今回は大人しめでした。
お約束のように揺れる手風琴を眺めつつ、変わらないバズーカボイスを聞きましたでする。

市村パパ、高橋姉、他変更無しキャストは、特段書くことなし。
市村さんがカテコで「そんなのかんけーねー」の身振りで会場沸く。
カテコ後に粘る観客。ヨッシーとアマデが出てきて、シモテ→カミテ→センターで盛り上げて、アマデを おんぶして終わりでした。



No.214 「テイクフライト」

2007年11月26日 23時19分02秒 | 過去の観劇記録
2007年11月24日(土) ソワレ 東京国際フォーラム ホールC 1階 22列 14番

アメリア・エアハート=天海祐希、チャールズ・リンドバーグ=城田優、ウィルバー・ライト=池田成志、オーヴィル・ライト=橋本じゅん、ヌーナン=小市慢太郎、バーク=坂元健児、ホール=今拓哉、パットナム=宮川浩、オットー・リリエンタール=ラサール石井、他。
脚本=ジョン・ワイドマン、作曲=デイヴィッド・シャイヤ、作詞=リチャード・モルトビーJr.、訳・演出・振付=宮本亜門、訳詞=森雪之丞、他。

オットー・リリエンタール(ラサール石井)は、数学者で発明家。飛行機研究のきっかけとなるグライダーを発明したが、実験中に命を落とした(1896年)。
ライト兄弟(兄ウィルバー:池田成志、弟オーヴィル:橋本じゅん)は、リリエンタールの数式を元に、キティホークの広大な砂漠で、来る日も来る日もただひたすら飛行機実験を続ける。涙ぐましい努力は真剣そのもので傍らからは滑稽にしか見えなかったが、1903年、遂に人類初の有人飛行に成功。その瞬間、彼らが見たものは…。
チャールズ・リンドバーグ(城田優)は、1927年、たった一人でニューヨークからパリを目指して飛び立った。史上初の大西洋単独無着陸飛行の栄光を成し遂げようと睡魔と闘いながら飛び続ける。母(花山佳子)や設計士・ホール(今拓哉)、整備士・ペイジ(治田敦)、銀行家(杉村理加)たちとの記憶に励まされながら。そして、パリ到達直前、リンディが目にしたものは…。
アメリア・エアハート(天海祐希)は、後に夫となるパットナム(宮川浩)や助手のバーク(坂元健児)に後押しされて、女性として初の大西洋単独横断飛行のパイロットに志願する。そして1932年、成功を遂げたアメリアは“レディ・リンディ”と呼ばれ、一躍スターに登りつめるも、あくなきチャレンジ精神で、周囲の反対を押し切り1937年、世界一周飛行に飛び立つ。その途中で、同乗者ヌーナン(小市慢太郎)とともに音信が途絶えてしまう。
そのとき…ある奇跡が…。
ライト兄弟、リンドバーグ、アメリアたちの果敢なチャレンジを見守り続けるリリエンタール。決して出会うことのなかった飛行士たちが、時空を超えて今「大空」で出会う。
(あらすじは公式HPより)

プレビュー初日。
開演前に亜門さんが舞台上へ。なんでも通し稽古が終わったのが、当日の昼間だったそうで…。
「プレビューだから許して!」「2000円安いから~」と。
ま、覚悟の上でプレビュー観に来てるんで、大丈夫です(^_^;)
客席には脚本・作曲・作詞を担当したメンツが揃い、森雪之丞さんの姿も見えました。
ロビーには、贈られたお花が凄い数!

さて、筋なんですけど…
主線となる、天海さん演じるアメリア・エアハートを全く知らなかったし、たぶん、余程飛行機に興味がある人ならいざ知らず、ちょっとネームバリューなさ過ぎでは?
ライト兄弟やリンドバーグなら名前を知ってる人は沢山いると思います。こちらを主にしても良かったかもね。
ストーリーテラーの、ラサールさんが演じるオットー・リリエンタール。私は名前だけは聞いたことありましたけど、こちらも弱いかな~。
それに3つの話が交互に進行するので、時系列もヤヤコシだし、ストーリーが難しいです。
輪を掛けて難しいのがナンバー。キャストからも「難しい」と言われてましたけど、確かに聞いたことがないような旋律です。浮遊感は感じられました。
セットは、砂漠風の乾いた土地で、カミテ側が少し丘のように盛り上がっています。その後ろには、やはりカミテ側に上る坂道。おかげで演技もカミテより。
主なものには、ライト兄弟が開発した複葉機の羽根を模した大きな2階建てのセット。羽根の部分がスライドして、ちいさな部屋やコクピットが表れます。それを動かすスタッフがチラチラ見えて気になった…
その羽根はスクリーンにもなり、かなり動きのある興味深い映像が映し出されました。

プレビュー初日ということもあり、全キャスト一杯一杯さが感じられました。
天海さんは凄く頑張って高音を歌ってました。アメリアの「空を自由に飛びたい」という意志を表現した、白い服の少女が出てきます。
キャラ的には合ってると思います。若干自分勝手な人ですけど…
また飛行服姿がカッコイイ!
アメリアと結婚するパットナムを演じた宮川さんの、伸びやかで安定感のある歌声。
難曲を歌いこなせた、城田くん。身長もあるし顔もイケてるし、同じく宮本さん演出の「スウィーニー・トッド」でも注目しましたが、これからのミュー界に羽ばたいていってほしいっす。
ライト兄弟、なるしーさんと じゅんさん。この2人が兄弟役なんて、メッチャ面白いだろうな~と思ってました。
まだまだ2人の魅力は発揮できてません。出てきてすぐに、なるしーさんの被っていた帽子に、じゅんさんがバコッとツッ込んだら、オケピに落ちてしまって、ちょっと笑(ハプニングだー)
もっと公演が馴れてくれば、いい感じになると思いたい。2人の声質が良く似てたのにビックリ。
サカケン兄さん、オペラで覗かなかったのもあったのですが、何故か、アリキリの石井さんに見えてて、「石井さん歌上手くなった~」とか意味不明に思ってた私は疲れてたんでしょう(笑)
今さんも安定した歌声。ちょっと勿体ない役どころ。治パパも、もっとやれると思う。

なにしろ早朝に起きて、川中島行って、新幹線でトンボ帰りして観劇。
1幕は50%くらい寝てました(汗)
2幕後半になって、やっと「おお、繋がった」と思ったら、終わり。

初演ていうのは大概こんなもんなんだよな~
がんばれ、BWミュー。


2007年NHK大河ドラマ「風林火山」●第47回 決戦前夜

2007年11月26日 22時41分17秒 | ウチノなお仕事
関東管領を継いだ上杉政虎(Gackt:ガクト)は、その就任式の帰路、馬を降りて挨拶しなかった成田長泰(利重剛)を無礼であると激怒、鞭で打ち据えた。しかし、成田は下馬せずに挨拶することを古来許されてきた名門だった。怒った成田は人質となっていた妻・伊勢(井川遥)を残し兵を引き上げた。
残された伊勢は古来からの慣例を知らぬ政虎の無知と短慮を罵った。小田原の包囲が長引き、動揺していた関東の武将も次々に逃げ出し、政虎の関東統一は失敗に終わり、北条氏康(松井誠)は危地を脱した。政虎は知らず知らずのうちに慢心していたことを悟り、武田との決戦に思いを新たにした。
勘助(内野聖陽)もいよいよ決戦が近いことを悟り、養女としたリツ(前田亜季)に香坂弾正(田中幸太朗)との祝言を勧める。
そして遂に決戦の時がやってきた。永禄4年(1561)8月、上杉軍一万八千は信濃川中島を目指し挙兵した。知らせは海津城を守る香坂より、即座に甲府へ伝えられた。信玄(市川亀治郎)は全ての重臣を集め、決戦に向けての評定に臨んだ。



あらすじ及び写真はNHK大河ドラマHPより。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

やっぱり大勢の前でムチ打っちゃいかんのよ。
その結果、政虎を見限って離れていっちゃうわ、ヒトヅマに諭されるわ(素直に非を認めてしまう所なんぞ、やはりシスコン・マザコンが表れとるのか…)
あっという間に改心して、甥っ子に書の手本を書いてあげるし。
「我こそは毘沙門天なり!」
あの西洋甲冑のような蒼い装束。うん。たしかにGacktさん仕様でございまする。
北条さんちは御屋形様自ら舞を舞っております。ムスコも待っています。
なつかしい「いつまでも焼けない貝(甲斐)よのぉ」。昔、勘助が北条さんちに出向いたときに言われた言葉ぢゃないですか~
一方、甲斐では葉月のお陰で碁石金三すくい(それにしても、この碁石金、もっと高級感溢れる作りにできなかったのでせうか?)を褒美に貰った伝兵衛。
葉月という嫁も貰って、めちゃくちゃ笑顔がこぼれてましたね♪
平蔵ん所は、あんなにカワイイ2人の子供を置いて、心配する妻・ヒサを置いて、それでも武田家への復讐をメラメラ燃やしています。
変わって勘助は、心置きなく戦に行くため、残されるリツに婿を!と香坂クンを候補に(たしかに伝兵衛ニィよりはイケメンですだ)。
複雑な心境だろうなぁ、リツ。
勘助も、もっとリツの乙女心を解ってやって欲しかったです。
香坂クンはリツの気持ちも含めて、了解してるんだから!

●視聴率●
16.7%