今日はエリザベス女王杯でした。
今年のGⅠでまともに当たったのはヴィクトリアマイルくらい。NHKマイルで100万馬券をクビ差で逃すなど、惜しい競馬はありましたが、とりあえず秋のGⅠシリーズは全敗中でした。
エリザベス女王杯には、思い入れが強い馬が何頭がいて、正直困りました。
まずは、馬というより騎手ですが、岡山県出身の古川君と難波君が二人とも騎乗しています。難波君はこれがGⅠ初騎乗でしょうか(違うかもしれません)。期待できない馬ですが、GⅠに乗れたのは本人にとっては良かったと思います。一方、古川君はアインブライドで阪神3歳牝馬ステークスを勝って以来、ずっとご無沙汰だった重賞勝ちが、本日騎乗したピエナビーナスにより達成されました。この二人については、何も買わないという選択肢はなく、かといって馬単総流しを買うほどでもないと思ったので、馬連総流しを買いました。
一方、一番困ったのがテイエムプリキュアの扱いでした。
前走は強い牡馬を相手に、休み明けで56kgを背負っての競馬でした。何とか先手は取ったものの、同じく逃げ馬のクィーンスプマンテにつつかれてオーバーペースとなり、14着に惨敗しました。今回は単騎で行けるか・・・と期待したのに、そのクィーンスプマンテは今回も出走しています。そもそも、日経新春杯を激走した時は負担重量が49kgだったのであって、その後の別定戦では凡走を繰り返しており、マイペースで行けても果たして・・・という評価でした。
まあ、向うの陣営も前走は早くなりすぎたことに懲りたはずなので、或いは折り合ってくれれば・・・と期待したのですが、コメントではハナを主張するかのような発言をしています。プリキュアは逃げるしかないので、これは疑いようもなくハイペース必至かと覚悟していたのですが・・・。
レース前日の記事のコメントを読むと、プリキュア陣営は「控えてもいい」と言っています。外枠なので、内の様子を見ながら進み、場合によっては2,3番手からの競馬をしてもいいとのことです。
こうなると、むしろクィーンスプマンテの方が気になりました。
前走は、慣れない2番手からの競馬を強いられたにも関わらず、直線で先頭に立つと、もしかして逃げ粘るのではないかという競馬を見せつけました。結果は9着でしたが、相手は牡馬です。今回、すんなりハナを切れるのならプリキュアが潰れても逃げ切るケースがあるのではないかと考えました。
従って、この2頭の逃げ馬からも馬連を総流し(先ほどの2頭も含め、複合する組み合わせは除外)を行い、更にこの逃げ馬2頭の頭からフォーメーションで色々と流しました。
もちろん、想定通りハイペースとなるケースも考えました。ブエナビスタを中心視して、相手をブロードストリート、ミクロコスモス、ムードインディゴに絞りました。基本的にはこちらが狙いの中心です。
で、結果。
予想通り、内のクィーンスプマンテが逃げ、テイエムプリキュアは2番手に控えました。1000mの通過は60秒台と、距離の割にやや早めのペースでしたが、プリキュアはつついているのではなく、折り合って進んでいるので、むしろ後ろとの差が大きくなったところでは、(本音ではかなり小さかった)期待が徐々に膨らんでいくのを感じました。
それでも捕まるかなあと思いながら見ていたのですが、後続がやっと直線に向いたあたりで、その期待は爆発的に大きくなりました。家で見ていたので、力の限り叫んで応援しました。
最後は1番人気のブエナビスタが、追い込んでくるのが分かりました。ほぼ同時に、プリキュアはクィーンスプマンテを抜けないと判断したので、せめて2着に粘ってくれと祈りました。その祈りは通じましたが、落ち着いて考えればクィーンスプマンテ頭の馬券の中に、ブエナビスタ2着の馬券も入れていたので、多少配当が減るとはいえ当たっていたのですが・・・。
払い戻し金額は3連単に馬連の払い戻しも含まれています。
この3連単馬券を当てられた人は、たいてい「ブエナビスタからの3連単マルチ」ではないかと思うのです。こういう買い方で当てたのは私の他に何人いるでしょうか。しかし、3着は一番安いところが来たわけで、もしこれが7=11の馬単馬券(表裏1600円ずつ)なら、400万円くらいになったわけです。あるいは、圧倒的1番人気のブエナビスタの組み合わせくらいは、少し厚めに買っても良かったと思います。とはいえ、初の100万馬券を当てられただけでも十分で、今(2018年)思い出しても、あまり後悔はありません。
しかし、自分でこういう馬券を買っておきながら言うのもなんですが、2頭の行った行ったというのは珍しいと思います。しかし、どちらも逃げたいということがハッキリしている分、折り合わなければという意識も強くはたらいだのでしょう。しかも、馬は単騎で行くと、多少の差はあっても、どうしてもソラを使うものだと思いますが、今回は2頭だったので、併せ馬のような状態になってどちらも最後まで気を抜かず走れたのではないでしょうか。
後ろについては、ブエナビスタはスローだと分かっていても先行できない脚質の馬です。一方、ブエナビスタが圧倒的な人気である分、他の人気馬にとっても、早めに動くと捕まってしまうと思って、結果的にブエナビスタが捲くり気味に上がっていかざるをえないという展開になったということでしょうか。
それにしても・・・。
当然、クィーンスプマンテにも感謝していますが、私にとっては何よりもテイエムプリキュアです。今回の馬券で、彼女には3度目の10万馬券(100万馬券含む)を的中させてもらいました。
今年の1月。単騎の大逃げを打ってそのまま逃げ切りました。引退レースと言っていたのに、好走したために現役続行となりました。なぜ引退させなかったのかという批判もありましたが、今回のGⅠ2着により、この陣営の判断は間違っていなかったということが証明されたと言えるでしょう。2歳時に連勝でGⅠを取り、その後泣かず飛ばずとなりながら、6歳時にそのGⅠ以来の勝利を重賞で飾っただけでも感動的なのに、まさかまたGⅠで連に絡めるとは・・・。
個人的な感想ですが、このまま走り続けてももう勝てるレースはありません。ハンデ戦に出ても、今度はそれなりのハンデを課せられるでしょう。なら、次で引退というのが理想的ではないかと思います。許されるなら有馬記念で、ダメなら日経新春杯で引退という感じがいいのではないかと思います。
本心は、有馬記念に出てこられたら嫌でも馬券を大量に買わざるを得ないので、日経新春杯くらいにしてほしいところですが(笑)。
とにかく、本当に最後まで頑張って走ってくれました。馬券も嬉しいですが、走ってくれたことが何より嬉しいです。
今年のGⅠでまともに当たったのはヴィクトリアマイルくらい。NHKマイルで100万馬券をクビ差で逃すなど、惜しい競馬はありましたが、とりあえず秋のGⅠシリーズは全敗中でした。
エリザベス女王杯には、思い入れが強い馬が何頭がいて、正直困りました。
まずは、馬というより騎手ですが、岡山県出身の古川君と難波君が二人とも騎乗しています。難波君はこれがGⅠ初騎乗でしょうか(違うかもしれません)。期待できない馬ですが、GⅠに乗れたのは本人にとっては良かったと思います。一方、古川君はアインブライドで阪神3歳牝馬ステークスを勝って以来、ずっとご無沙汰だった重賞勝ちが、本日騎乗したピエナビーナスにより達成されました。この二人については、何も買わないという選択肢はなく、かといって馬単総流しを買うほどでもないと思ったので、馬連総流しを買いました。
一方、一番困ったのがテイエムプリキュアの扱いでした。
前走は強い牡馬を相手に、休み明けで56kgを背負っての競馬でした。何とか先手は取ったものの、同じく逃げ馬のクィーンスプマンテにつつかれてオーバーペースとなり、14着に惨敗しました。今回は単騎で行けるか・・・と期待したのに、そのクィーンスプマンテは今回も出走しています。そもそも、日経新春杯を激走した時は負担重量が49kgだったのであって、その後の別定戦では凡走を繰り返しており、マイペースで行けても果たして・・・という評価でした。
まあ、向うの陣営も前走は早くなりすぎたことに懲りたはずなので、或いは折り合ってくれれば・・・と期待したのですが、コメントではハナを主張するかのような発言をしています。プリキュアは逃げるしかないので、これは疑いようもなくハイペース必至かと覚悟していたのですが・・・。
レース前日の記事のコメントを読むと、プリキュア陣営は「控えてもいい」と言っています。外枠なので、内の様子を見ながら進み、場合によっては2,3番手からの競馬をしてもいいとのことです。
こうなると、むしろクィーンスプマンテの方が気になりました。
前走は、慣れない2番手からの競馬を強いられたにも関わらず、直線で先頭に立つと、もしかして逃げ粘るのではないかという競馬を見せつけました。結果は9着でしたが、相手は牡馬です。今回、すんなりハナを切れるのならプリキュアが潰れても逃げ切るケースがあるのではないかと考えました。
従って、この2頭の逃げ馬からも馬連を総流し(先ほどの2頭も含め、複合する組み合わせは除外)を行い、更にこの逃げ馬2頭の頭からフォーメーションで色々と流しました。
もちろん、想定通りハイペースとなるケースも考えました。ブエナビスタを中心視して、相手をブロードストリート、ミクロコスモス、ムードインディゴに絞りました。基本的にはこちらが狙いの中心です。
で、結果。
予想通り、内のクィーンスプマンテが逃げ、テイエムプリキュアは2番手に控えました。1000mの通過は60秒台と、距離の割にやや早めのペースでしたが、プリキュアはつついているのではなく、折り合って進んでいるので、むしろ後ろとの差が大きくなったところでは、(本音ではかなり小さかった)期待が徐々に膨らんでいくのを感じました。
それでも捕まるかなあと思いながら見ていたのですが、後続がやっと直線に向いたあたりで、その期待は爆発的に大きくなりました。家で見ていたので、力の限り叫んで応援しました。
最後は1番人気のブエナビスタが、追い込んでくるのが分かりました。ほぼ同時に、プリキュアはクィーンスプマンテを抜けないと判断したので、せめて2着に粘ってくれと祈りました。その祈りは通じましたが、落ち着いて考えればクィーンスプマンテ頭の馬券の中に、ブエナビスタ2着の馬券も入れていたので、多少配当が減るとはいえ当たっていたのですが・・・。
払い戻し金額は3連単に馬連の払い戻しも含まれています。
この3連単馬券を当てられた人は、たいてい「ブエナビスタからの3連単マルチ」ではないかと思うのです。こういう買い方で当てたのは私の他に何人いるでしょうか。しかし、3着は一番安いところが来たわけで、もしこれが7=11の馬単馬券(表裏1600円ずつ)なら、400万円くらいになったわけです。あるいは、圧倒的1番人気のブエナビスタの組み合わせくらいは、少し厚めに買っても良かったと思います。とはいえ、初の100万馬券を当てられただけでも十分で、今(2018年)思い出しても、あまり後悔はありません。
しかし、自分でこういう馬券を買っておきながら言うのもなんですが、2頭の行った行ったというのは珍しいと思います。しかし、どちらも逃げたいということがハッキリしている分、折り合わなければという意識も強くはたらいだのでしょう。しかも、馬は単騎で行くと、多少の差はあっても、どうしてもソラを使うものだと思いますが、今回は2頭だったので、併せ馬のような状態になってどちらも最後まで気を抜かず走れたのではないでしょうか。
後ろについては、ブエナビスタはスローだと分かっていても先行できない脚質の馬です。一方、ブエナビスタが圧倒的な人気である分、他の人気馬にとっても、早めに動くと捕まってしまうと思って、結果的にブエナビスタが捲くり気味に上がっていかざるをえないという展開になったということでしょうか。
それにしても・・・。
当然、クィーンスプマンテにも感謝していますが、私にとっては何よりもテイエムプリキュアです。今回の馬券で、彼女には3度目の10万馬券(100万馬券含む)を的中させてもらいました。
今年の1月。単騎の大逃げを打ってそのまま逃げ切りました。引退レースと言っていたのに、好走したために現役続行となりました。なぜ引退させなかったのかという批判もありましたが、今回のGⅠ2着により、この陣営の判断は間違っていなかったということが証明されたと言えるでしょう。2歳時に連勝でGⅠを取り、その後泣かず飛ばずとなりながら、6歳時にそのGⅠ以来の勝利を重賞で飾っただけでも感動的なのに、まさかまたGⅠで連に絡めるとは・・・。
個人的な感想ですが、このまま走り続けてももう勝てるレースはありません。ハンデ戦に出ても、今度はそれなりのハンデを課せられるでしょう。なら、次で引退というのが理想的ではないかと思います。許されるなら有馬記念で、ダメなら日経新春杯で引退という感じがいいのではないかと思います。
本心は、有馬記念に出てこられたら嫌でも馬券を大量に買わざるを得ないので、日経新春杯くらいにしてほしいところですが(笑)。
とにかく、本当に最後まで頑張って走ってくれました。馬券も嬉しいですが、走ってくれたことが何より嬉しいです。