アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(アニメ)ウマ娘プリティーダービーseason3

2023-10-05 20:44:54 | アキバ系
 10月4日24時に放送されたアニメ、ウマ娘プリティーダービーseason3。今回も、BS11は首都圏と同時放送です。放送終了後の24時30分から、各配信サイトでも放送されます。

 8月下旬。アプリの2.5周年アニバーサリーイベントがあり、YouTubeでぱかライブTVが放送されました。私は、ここでアニメに登場する新しいウマ娘が何人か発表されると思っていました。しかし、発表されたのはサウンズオブアースだけ。いわゆる善戦マンという感じでGI勝ちはなく、アニメならツインターボらが所属するカノープスにいそうな感じです。正直、かなり拍子抜けでした。9月末にもぱかライブTVが放送され、CMにも一緒に出ていた武豊とルメールからのアニメ応援コメントとか、キタサンブラックの馬主北島三郎からの手紙が代読されたりとか、それなりの見せ場はあったものの、新しいウマ娘は登場しませんでした。
 season2では、放送開始直前のぱかライブTVで5人もの新しいウマ娘(キタサンブラック、サトノダイヤモンド、ツインターボ、イクノディクタス、マチカネタンホイザ)が発表され、更にアニメ1話では、それまで全く出てきていなかったダイタクヘリオスとメジロパーマーが登場。それと比較すると、今回はあまりに寂しいと言わざるをえません(サウンズオブアースより後にノースフライトが発表されましたが、時代的に今回のアニメとは関係なさそうです)。ということで、少なくとも新ウマ娘については、あまり期待せずに第1話を見たのですが・・・。

 第1話。キタサンブラックの皐月賞のレースから始まりました。ここでいきなり登場したのがドゥラメンテでした。そして、史実通りドゥラメンテが勝ちました。
 ドゥラメンテは母がアドマイヤグルーヴ、そしてその母がエアグルーヴです。馬主はサンデーレーシングで、ウマ娘になるのはドゥラメンテが初めてらしいです。他の活躍馬としては、何といっても三冠馬のオルフェーヴルがおり、他にもスペシャルウィーク産駒のブエナビスタや、牡馬を相手に勝ちまくったジェンティルドンナ、ダートでもエルコンドルパサー産駒のヴァーミリアン等多数です。これは夢が広がります。
 アニメ3期の製作自体は昨年から決まっていましたが、ドゥラメンテの登場はいつ決まったのでしょうか。馬主と交渉してから発表したとすれば、1年近く情報を隠していたということでしょうか。或いは、アニメ化が決まってから交渉して、ダメだったら2期のレオダーバン(リオナタール)やダイユウサク(ダイサンゲン)のような感じにすると決めていたのでしょうか。どちらにしても、アニメの製作に関わっていて、ドゥラメンテが出ることを知っていた人は何十人と(あるいはそれ以上?)いたと思うのですが、ここまで情報を漏らさず来たのは率直に凄いことだと思います。
 こうなってくると、サトノダイヤモンドのダービーを勝ったマカヒキも登場するのではないかと期待してしまいます。マカヒキの馬主は金子真人氏で、何よりディープインパクトを筆頭に、種牡馬としても大活躍のキングカメハメハ、先日引退したソダシや三冠馬アパパネ、ダートでもクロフネ、カネヒキリ等、スターホースが勢ぞろい。マカヒキが登場したら、その衝撃はドゥラメンテの比ではないですが果たしてどうなるでしょう。
 なお、他にもカノープスメンバーの中に見たことがないウマ娘がおり、他のウマ娘はきっちり名前が表示されるのに対し、このウマ娘だけは最後の文字が「ス」であることしか分からないように表示されます。先に発表されたサウンズオブアースとは明らかに違う感じ(そもそも名前を隠す必要ない)で、ネットではロイスアンドロイス(善戦マンでカノープス向きだが時代が全然違う)、ヤマカツエース(時代は合っているが髪の毛の色が栗毛っぽくない)、ステファノス(時代も毛色も合っているがキャロットファームもこれまでウマ娘に1頭もなっておらず、もし正解ならドゥラメンテに匹敵する大事件)、アンビシャス(時代合致、髪の毛の色が黒に近いので、黒鹿毛であることも条件に近い)等、予想が飛び交っています。
 あと、レース中に「ゲンジツスティール」という名前のウマ娘が出てきました。これがリアルスティールであることは簡単に分かります。リアルスティールもサンデーレーシングの馬で、ネットでは「なぜ本当の名前を使わないのか」みたいな声がありましたが、ウマ娘では、過去のアニメでも日本の実在した馬の名前を持つウマ娘がモブキャラで出てきたことは1度もありません。出てくる以上は、兼ね役ではない声優が就き、実装されてストーリーに絡んだり、他のウマ娘と絡んだり、ウイニングライブの歌を歌ったりすることを前提に登場します。ですから、そういう話がきっちり出来上がらない限り、ウマ娘化を認めた馬主であろうと、アニメでちょっと出てくる程度の馬が実名で登場することはありません。ただ、今回のゲンジツスティールについては、やけに勝負服のデザインがモブキャラにしては凝っていることと、これまでの例と比べると名前の変え方が雑(リアルをゲンジツに変えただけでスティールはそのまま、過去はイブキマイカグラ→ブレスオンダンス等、ちょっと聞いただけでは分からないくらいの変更がされていた)ということもあり、近々本名で登場する可能性はあるのかも。

 毎週水曜日は、少なくとも1時までは起きておかなければいけません。1話放送の後は興奮してなかなか寝られませんでした。原作(史実)を知っているとはいえ、今後どのように展開していくのか、楽しみで仕方ありません。

(追記)今回はとりあえず起こったことを書き連ねようと思います。

第2話。キタサンブラックが勝つ菊花賞まで。途中にあったゴルシの宝塚記念(スタートで大きく出遅れて惨敗)は、この回では飛ばされました。オープニング、エンディング曲が初めて公開。そのオープニングの中で見知らぬウマ娘が2人登場。これはどうやら、既に名前付きで登場しているシュヴァルグランの姉ヴィルシーナと、妹のヴィブロスのようです。特にヴィルシーナは牝馬三冠レースで全て2着であり、そのレース全てで1着だったジェンティルドンナの登場が期待されます。
カノープスの新人についてはこの回でも登場しましたが、今回も名前を表示する枠が見えるのに文字が見えない状態で登場しました。

第3話。これまでお笑い担当だったゴールドシップの話が掘り下げられました。アニメで初めて「引退」というシステムがあることが描かれました。引退と言っても、1期で描かれた「ドリームトロフィー」のリーグに参加し、これに伴って三冠レースや有馬記念等を走る「トゥインクルシリーズ」から引退するということです。シンボリルドルフ等は、いったい何年学園に在籍しているのか謎ですが、そちらのリーグで走っているということでしょうか。この過程でそれ以前に有馬記念を勝った「暴君」「貴婦人」という言葉が出てきました。これは、オルフェーヴルとジェンティルドンナのことです。ただこの段階では、ぼかして言っただけとも取れます。
そして、引退レースとなる有馬記念が描かれました。それまでに天皇賞やジャパンカップの話も多少出てきており、ラブリーデイやゴールドアクター等は違う名前で登場しました。カノープスの新入りのサウンズオブアースも登場し、有馬記念に出走しましたが、1話から登場している「(最後の文字が)ス」のウマ娘は、そのレースを観客席から他のカノープスのメンバーと一緒に観戦しており、まだ正体が分かりません。
レース後。ゴールドシップが観客に向かってこれからのことを高らかに宣言するのですが、その中に出てきたセリフが「待ってろよ!オルフェーヴル!ジェンティルドンナ!」というもの。このセリフのためだけに実名馬の名前を言うわけがありません。この回では登場しませんでしたが、近々登場することは確実でしょう。上でも書いた通り、シュヴァルグランの姉ヴィルシーナは、牝馬三冠レースでジェンティルドンナと戦っているので、一緒に出てくる可能性もあるかと思います。
一方、最後にゴールドシップはキタサンブラックに、1期のころから持っていたルービックキューブ(1面だけ揃っている)を投げわたし、「お前は1つだ、私は6つだったが、お前は何面揃えられるかな」というセリフは、もう天才的と言うしかありません。

第4話。キタサンブラックが勝つ1回目の天皇賞春まで。加えてサトノダイヤモンドの皐月賞が描かれるも、注目のマカヒキを含め新しく実名で出てきたウマ娘は無し。更に、キタサンブラックが大阪杯で2着だったことが紹介されましたが、史実ではそのレースの1着がアンビシャスでした。以前、カノープスに新たに入った「(最後の文字が)ス」のウマ娘がアンビシャスではないかと予想しましたが、キタサンブラックがカノープスメンバーのナイスネイチャと会話した時に、ネイチャがそのレースの詳しい内容を知らなかったようなセリフがあり、もしアンビシャスがカノープスなら、カノープス初のGI制覇(実際のレースは当時G2だったが、ウマ娘の世界は今の設定を元に描かれており、2期のトウカイテイオーの大阪杯もGI扱いされている)のレースを見ていないことはあり得ないので、「ス」がアンビシャスでないことはほぼ確定しました。ということは、やはりロイスアンドロイスなんでしょうか。ステファノスである可能性に期待したいですが・・・。

第5話。キタサンブラックが3着の宝塚記念まで。シュヴァルグランがヴィブロスの名前を口にしたので、名前不明の2人はヴィルシーナとヴィブロスで確定。カノープスの「ス」のウマ娘については、宝塚記念も観客席で見ていたので、そのレースに出ていたステファノス、ヤマカツエース、あと4話でほぼ確定していたもののアンビシャスのいずれでもないことが確定。ということで、ロイスアンドロイスかという話になりますが、それならここまで引っ張るだろうかという気も。今でも、あっと驚かされることを期待してします。あと、史実ではドゥラメンテの母の母であるエアグルーヴが、ドゥラメンテのことを幼少期よりよく知っている先輩ということで一緒にテレビ番組に出演した。
あと、一部で物議をかもしたのが、宝塚記念のレース後に痛みでしゃがみこんだドゥラメンテにキタサンブラックが駆け寄り、その後色々話しこむ後ろで勝ったリバーライト(史実ではマリアライト)が喜んだり観客の声援に応えたりするシーンが何度も挟み込まれたこと。これにより、キタサンブラックやドゥラメンテが勝ったウマ娘を蔑ろにしたという批判がありました。表彰式とかならともかく、レース直後にチームメイトでも関係が深いわけでもない相手に駆け寄って勝利を称えるなんて、人間の陸上競技でもあまり見られないので全く問題ないと思いますが、そのようなシーンを作らなければこんな批判も起きなかったと思うので、余計な演出だったかなとは思いました。

第6話。サトノダイヤモンドの菊花賞。特に新しいウマ娘が出てきたということは無し。時期的にはキタサンブラックのジャパンカップを経て、サトノダイヤモンドと直接対決となる有馬記念と続くのですが、2期は7話でミホノブルボンとライスシャワーの話を挟んできました。オープニングのカットに出てくるダートの3人(6話にも少しだけ出た)が出るか、ヴィルシーナとヴィブロスが出てくるか(特にヴィブロスはサトノダイヤモンドが出た菊花賞の1週前に秋華賞を勝っている)、それとも普通にジャパンカップなのか、次回は予告がどうなるか楽しみです。というか、まだしっかりと描かなければいけないレースがこの後いくつもあるので、あまり余裕はないかもしれません。

第7話。キタサンブラックとサトノダイヤモンドが初めて対決する有馬記念まで。キタサンブラックが勝ったジャパンカップは最初に軽く描かれた。ヴィルシーナとヴィブロスの名前が初めて出て、セリフもあって声優も発表された。レースシーンは出なかったので勝負服は未発表。サトノクラウンが香港のGIを勝ったことが軽く紹介される。
久々にカラオケに行ったら、1話のエンディング曲「ロストシャイン」が早くも収録されていた。ウマ娘の曲としてはおそらく初めてのネガティブソングだが、「どれだけ一途でも永遠みたいな距離が開いてる」「胸の中灯ってた光滲んでとけてゆく」「ねえ、何を差し出せばいい」「無邪気すぎてた私の夢、夜へと消えてゆく」と、心に突き刺さる数々のフレーズが素晴らしい名曲だと思います。

第8話。新たなレース描写一切なし。決して悪い話ではないですが、ニコ生の1(5段階で最上位)評価率は86.2%にとどまりました。90%割れは2週連続。普通のアニメなら決して悪くない数値ですが、私の記憶が確かなら2期は1回も90%を割っておらず、ウマ娘にしては低いと思います。
個人的にも、正直物足りなく感じました。まず、1話(ドゥラメンテ登場)と3話(ゴールドシップの回)で盛り上げすぎた影響で、今は相対的に盛り下がっているように感じます。また、このブログで1期放送直後に「強烈な主人公要素を誇る」と書いたトウカイテイオーと比較すると、キタサンブラックは比較的順調に成績を残していて「主人公要素」はそれほど強くなく、私の中でも安定して強かった印象があります。それでもストーリーのために負けて落ち込む様子を無理やり入れているせいで、どうしても違和感を持ちます。
チームスピカのメンバーの中でほとんどレースの実績が取り上げられていないウオッカとダイワスカーレットについては、今期でも実績の披露を露骨に避けている印象を持ちます。スピカのメンバーで実績についてまともに取り上げられていないのはこの2人だけになったので、4期はこの2人の話になるということではないかと思います。いつの話になるか分かりませんが・・・。
あと、来週29日(9話放送前)にはぱかライブTVが放送されます。ここで何か新情報が出る可能性があります。また、体調不良でライブを休んでいたサイレンススズカ役の高野麻里佳が久々の出演ということです。

第9話。天皇賞春まで。大阪杯はサラっと流された。ニコ生の1評価率は92.2%と3話ぶりに9割超えとなった。「ス」のウマ娘がナイスネイチャと一緒に天皇賞をスタンドで観戦していたが、キタサンブラックに驚愕のネイチャに対して、「ス」はほとんど表情を変えず。やはりイクイノックスではないかと思ってしまうが、馬のイクイノックスの顔にある白い「すじ」が「ス」のウマ娘に全く表現されていない。はてさて、どうなることか・・・。

第10話。宝塚記念まで。予告で学園祭の実行委員長を任される・・・とか書いてあったので、宝塚記念はサラっと流して終わりかと思ったが、学園祭より後に行われがっつり描かれた。宝塚記念のキタサンブラックの敗因はハッキリしていないので、描くのが難しかったと思う。ニコ生の1評価率は89.5%と9割を割ってしまったが、4,5はそれぞれ1%以下で、個人的にもそこまで悪い話では無かったと思う。とにかく、宝塚を飛ばされなかったのは良かった。
しつこく「ス」のウマ娘について。キタサンブラックが出走した以降で、2000m以上のGIを勝ち、最後の文字が「ス(ズ)」の馬(牡馬は確定しているので牝馬を除く)を列挙すると、イクイノックス以外にソールオリエンス(父キタサンブラック)、ロジャーバローズ、ドウデュース、ジャスティンパレス、ブラストワンピースがいます。これだけ引っ張ってロイスアンドロイスだったら本当にガッカリします。

第11話。天皇賞秋まで。BS11放送時刻の約4時間前に発走した川崎の全日本2歳優駿で、サイバーエージェント(サイゲームスの親会社)社長藤田晋氏の所有馬、フォーエバーヤングが優勝し、同氏初のGI級レース優勝となりました。この馬は奇しくもウマ娘のサービス開始日である2021年2月24日に生まれていて、今回のアニメにも時々出てくるゲンジツスチールことリアルスティールが父となっています。直線だけで7馬身も千切って勝っており、来年は新設されるダート3冠へ向かうのか、或いは海外へ向かうのか分かりませんが、かなり期待できそうです。
アニメの方は、あの出遅れて後方からのレースを強いられながら勝ってしまう天皇賞秋が描かれました。これより前に行われた凱旋門賞は、特に映像はなくサトノダイヤモンドが15着だったことだけ紹介されました。宝塚記念の敗因については、キタサンブラックがピークを過ぎたという話になりました。実馬については、そこまでピークを過ぎた感じはなかったように思いますが、例えば先日4歳で引退したイクイノックスのように、繁殖に上げるために、大きな怪我をするまえに引退させるということを、ウマ娘のストーリーに落とし込むことは難しい(キタサンブラックも、もし騙馬だったら8歳くらいまで走っていた可能性はある)ので、こういう描き方も1つの方法だと思います。ただ、天皇賞の勝ちぶりは、キタサンブラックの全てのレースの中で最も「凄い」と思わせるレースだったので、もうちょっと素直に勝ったことを喜んでも良かったようにも思います。

第12話の放送2日前の18日に公開された12話の予告で、「ス」のウマ娘が喋るシーン(声は聞こえず)があり、いよいよアニメで正体が明かされるかと思ったら、その翌日19日にシュヴァルグランが育成ウマ娘として登場することが発表され、同時にサポートカードのSRとRに「ス」のウマ娘が登場し、20日12時に公開されると発表されました。なお、発表の画像を見ると、「ズ」ではないことが明らかなので、「ロジャーバローズ」の可能性は消えました。
そして12時。結果は波乱なくロイスアンドロイスでした。仕方ないと思いますが、1話から12話まで隠し続けた理由が謎です。実績的には同じくカノープスに新しく入ったサウンズオブアースとあまり変わりなく、同時に発表すれば良かったのにと思います。ただ、かなり昔の馬のせいか知らない人も多く、ツイッターとか見ていたら結構喜んだり、実馬の実績を見て面白がったりしている人も多いので、その点はホッとしています。
そして12話。ジャパンカップまで。概ね予想通りの内容で、シュヴァルグランにもしっかりスポットが当たりました。これで最終回は有馬記念をしっかり描いて、最後はドリームトロフィーリーグで戦っていくというところで終わりという感じでしょうか。ここで、3話で名前が出たオルフェーヴルとジェンティルドンナが出てくるのではないかと予想します。
ドリームトロフィーリーグは、人間で言えば陸上ならマスターズ、ゴルフならシニアツアーのようなもので、トゥインクルシリーズで実績を残して本格化(公式設定)の時期が終わったウマ娘が参加して覇を競うリーグと言ったところでしょうか。タイムだけ見れば本格化世代より劣るものの、ウイニングライブという要素もあって人気があるという感じでしょうか。3話のころは、引退のシステムとドリームトロフィーの立ち位置が理解できずモヤモヤしていましたが、落ち着いて考えればそんなにおかしな話ではないと思います。

第13話。有馬記念を描いて終わり。特に新しいウマ娘が出るということはなし。2着だったクイーンズリングは違う名前で出てきましたが、普通にウイニングライブに出てきて踊って歌いました。その後は、新入生を勧誘に行くという場面で終了し、キタサンブラックがドリームトロフィーリーグ(DTL)に行くかどうかも語られませんでした。オルフェーヴルやジェンティルドンナは、今後のために温存したのは良いとしても、ゴールドシップだけでなく、トウカイテイオーもDTLに行って戦うと言っていたのに、キタサンブラックがどうするかを何も言わないのはちょっと腑に落ちません。
シリーズを通しての感想としては、普通のアニメとしたら間違いなく面白い方の評価はできます。ただ、神作として名高い2期と比べると、さすがに見劣ってしまいます。私が最終回に、オルフェーヴルやジェンティルドンナが出てくると思ったのは、最後にワッと盛り上げて終わらせる作戦だったと予想したからなんですが、結局1話~3話の大盛り上がりから盛り下がった状態で終わってしまったので、どうしても「うーん」という感想になってしまうのです。これなら、ドゥラメンテとかを先行して発表していた方が良かったのではないかと思います。とはいえ、今期は序盤の高評価から終盤に連れて評価が大幅に下がるアニメが多かった(個人的感想)のですが、それらと比べればマシな方だとも思います。円盤は買うつもりです。
ところが、見せ場はアニメ終了後にありました。テレビのCMでウマ娘アニメの新プロジェクトとして映画化が発表されたのです。主役はジャングルポケットで、同期のアグネスタキオンとマンハッタンカフェにもスポットが当たるようです。ジャングルポケットが主役で、マンハッタンカフェも主要キャラとして出てくるなら、おそらくクラシック路線からジャパンカップ(テイエムオペラオー、ナリタトップロードらも出走する)までではないかではないかと思います。そして、何より気になるのは史実のダービーに出ていたクロフネです。このレースにはアグネスタキオンもマンハッタンカフェも出ておらず、それ以外のメンバーもウマ娘として登場している馬は1頭もいません。IF展開でアグネスタキオンが出てくるケースは、タキオンが無敗で引退していることとを考えると、ダービーで1つでも負けが付いてしまうことが許されるのか(まさか1期のような同着という手は使わないだろう)と考えると、クロフネだけでも実名で出てこないとストーリーが締まりません。ディープインパクトの金子真人氏がウマ娘化を許すかどうか(アフレコはもう終わっているということで、現時点でクロフネが出るかどうかは決定していると思います)という大問題がありますが、これは期待したいです。

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