アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチンコ)粘った甲斐あり

2010-09-16 23:23:48 | パチンコ
 Xと中森明菜という2大歌パチが多くの店に導入される中、同じ週にひっそりと導入された「モンキーターン」。競艇マンガ(アニメ)タイアップで、私も2期4クール分を全て見ていたこともあり、あえてこれを打つことにしました。一人打ちでした。

 まず、前日について。試し打ちを行うだけの予定でちょっと打ってみたのですが、千円で洞口が青島に告白するリーチ。雑誌情報で、ストーリー系はそれほど期待できないことを知っていたのでぼんやり見ていたのですが、青島はあっさりとOKして大当たり。翌日は1人打ちになることが分かっていたので、なんでこの引きを翌日に取っておかないのか・・・とか思ってしまいました。しかし通常絵柄で、そのまま打ち続けましたが全部飲まれて終わりでした。しかし、その1回分(1400発程度)で130回も回ったことに加え、その台が当日あまり出ていなかった(グラフはマイナス)こともあり、翌日も同じ台を狙いました。

 整理券などを出さず、並んだ順に入れる店だったのですが、並ぶのは嫌いなので開店6分前くらいまでは車の中で待っていました。前に30人くらいはいたと思いますが、スロの新台もあったおかげか、客が分かれてくれたおかげで無事狙い台をゲット。打ち始めた直後の1回転目でした。
 連打で扉(というか、アイキャッチの絵)をこじ開けるような演出から扉が開くと、ボート役モノが動いてレースリーチへ。しかも、プレミア以外で信頼度が最も高い、賞金王決定戦です。相手は蒲生(他に、榎木、洞口のパターンもある)。信頼度が高いのか低いのか全く分かりませんが、そこそこ期待はできるでしょう。しかも、信頼度がアップするアイキャッチが入り、期待度は最高潮・・・だったのですが、これが何とハズレ。1回転目ということで、全体的に信頼度が落ちるのは分かりますが、一人打ちだけにここは当たってほしかった・・・。
 これはハマるパターンかなあとか思いながら打ち続けましたが・・・。

 17回転目。3連続疑似連から次回予告演出になり、表示されたタイトルは「決意」。いくら全部アニメを見たとはいえ、これがどういう話につながっていくかまではさすがに覚えていません。そして、発展したリーチは、ストーリー系の中のプレミア扱いのリーチでした。昨日は洞口の告白を受けた青島が、今度は洞口に別れを告げて大当たり(上の写真)。「いったいどうなったら当たりやねん!」と突っ込みたくなるリーチアクションですが、青島はカワイイので問題ありません(笑)。
 確変確定かどうかは分かりませんが、これは再抽選で確変(12R)に昇格。その後、16R確変を2度引いて、次が通常(通常当たりは必ず12R)。まあ、連チャン率を考えれば十分な結果で、出玉も増えてとりあえず一安心です。

 304回転目(時短100回込み)。疑似連2回からストーリー系の波多野&古池リーチ。先ほどのプレミアを除けばストーリー系の中でも最も期待できるとはいえ、雑誌情報では20%ソコソコの信頼度。期待せずに見ていましたが、我がままな性格の波多野があっさり古池に詫びを入れて大当たり。その後、このリーチはその後数えきれないほど外したので、今思ってもよく当たったと思います。
 通常絵柄のままで大当たりが終了し、確変の可能性もある時短「練習モード」に突入。しかし、8回転目にレースリーチの全日本選手権(vs榎木)。これであっさり勝利すると、これも昇格せず練習モード。するとまた10回転目に引き戻して練習モード、そして8回転目にまたまた引き戻して、今度は16ラウンドに昇格しました。おそらく、最初の3回は全て、内部は確変だったものと思われます。
 すると、その後はリーチ中に花柄が出たり、いかにも強そうなレースリーチになったりと、この台の情報を知らなくても「まあ確変だろう」と思う演出が続きました。終わってみれば12連チャン。16ラウンドが3回しかなかった(電チューのうち4割以上は16R確変)ものの、十分すぎる連チャンで一気に箱を積み上げました。

 連チャン直後に休憩すると出なくなるというジンクスがあるので(笑)、少しハマって休憩したかったのですが、一箱使い切る寸前の200回転目、疑似連3回からレース系の中では信頼度が微妙な笹川賞(vs洞口雄大)リーチ。しかし、花柄付きカットインが2回も発生して信頼度が劇的に上がると、あっさり大当たり。これも12ラウンドばかりとはいえ5連チャンと連チャンがまとまり、この時点で出玉は推定2.4万発まで膨れ上がりました。午後2時になり、さすがに腹が減ったので、ジンクスを無視して休憩・・・。

 休憩終了して再開直後の126回転目(しつこいけど時短込)。全絵柄が停止したのに、絵柄がゆらゆら揺れ続けていたので、どうしたのかと思って見ていたら、アニメでもあった、波多野が大けがをして入院する演出が・・・。冬ソナに照らせば、これは突然確変なのかと思っていると、16ラウンドランプが点灯し、アタッカーが全開していました。どうやら大当たりのようです。ジンクスはあっけなく打ち破られました。
 しかし、これは確変確定だろうと思っていたら、練習モードと同じく、30回転目に演出発生。ここで失敗すると、そのまま時短をスルーして単発で終わってしまいました。うーん、この演出は確変確定にすべきじゃないかなあ・・・。

 すると、先ほどのジンクスが、この後発動しました。
 単発のあと、468回転と確率線程度の中ハマリ。2連続からあまり期待できないスタートリーチがまさかの大当たり。しかし単発終了。
 そこから更にハマり、一人打ちだけにどんどんテンションが下がっていた464回転目。25枚のパネルに色々なカットが表示される演出で、そのパネルが全て「城ヶ崎ありさ」のアップになりました。ありさは出現するだけでそれなりに期待できるキャラなので、これはプレミアなのかと期待していると、賞金王決定戦リーチで相手は榎木。最後まで、この賞金王決定戦は誰が出ると期待が高いのかが分かりませんでしたが、確変絵柄ながら無事大当たり。やっぱりありさは偉大です(笑)。
 連チャンは4回(16R1回)とまずまず。しかし、ハマリ前までは戻っていないなあと思っていると、128回転目に3連続予告から花柄付きMB記念(vs洞口父)。これが当たると、これも4連チャン(16R1回)。更に252回転で大当たりを引くと、これも3連チャン(16R1回)となり、更にその時短終了後の最後の保留玉が潜伏確変につながり、19回転で大当たり。2連チャンで終わりましたが、ダメ押しには十分すぎました。

 前半でドーンと出た後、お約束のようにドーンとハマり、この前の北斗みたいなパターンも覚悟したのですが、最終的には巻き返して高値引け。回転数から粘るのは当然の選択ですが、結果が付いてきてくれて本当に良かったです。

 感想ですが・・・。
 全く予想外ですが、結構面白かったです。
 今回も、中盤にしっかりハマっており、つまらない台だった場合は、さっさと帰りたくなるところですが、この台にはそれが全くありませんでした。
 何より、雑誌におおまかな信頼度が出ていたことが、初打ちの台を楽しむ上で大きな助けになりました。何度も書きますが、これがあるか無いかは大違いです。他のメーカー(特に京楽)にもお願いしたいと思います。
 この台のキモとも言っていいレースリーチの演出がまた素晴らしい!原作にあった場面を上手く利用して、リーチに生かしています。オリジナルファンファーレも盛り上がりに十分貢献しているし、例えば全日本選手権でVモンキーが決まった時の爽快感は相当のものでした。
 予告面についても、ありさを重要キャラに据えているところは、よく分かっているじゃないかと言いたくなります(笑)。その他についても、原作をよく理解して作ってあるように思いました。アニメでも実在する競艇場が実名で登場していましたが、このパチンコも実名ででてきます。ここで手を抜いて仮想の名前を使ったりすると、一気に安っぽくなりますから、ここをちゃんと拘ってくれた点も良かったと思います。
 とにかく、原作を見たものとしては、原作に忠実だったことが一番評価できる点です。原作のイメージを壊すことなく、魅力も良く引き出せているのではないかと思います。声優についても、恐らく全員オリジナルと同じ。洞口父役の青野武は、病気のためにちびまる子ちゃんを降板していますが、これに出演できているということは、結構前に録音されているということでしょうね・・・。
 なお、原作を知らない人や、それに加えて競艇自体を知らない人が打ったらどう思うかは何とも言えません。フライングスタートを知らなければ、スタートリーチの意味もよく分からないだろうし、「3周2マーク」の意味も分からないだろうし、果たして・・・。

 でも、ホールもどこも入れるような台を入れるのではなく、こういうマイナー機を入れてほしいと思います。ていうか、「めちゃ萌え」の役モノで当たりを決める方の台、どこか入れろよ・・・。

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