初秋の頃、3泊4日で台湾の土を踏みました。
台湾総督府
その前の予備作業として、このブログにも台湾のポイントメモを書き込みました(9月1日、2日、3日、5日、14日の記事参照)。また、伊藤潔著『台湾』(中公新書)を読んで、歴史の勉強もしました(9月26日のブログ記事)。
事前の準備の成果があって、短期間の台湾滞在でしたが、楽しめました。
行程は、成田から台北に入って(日航便で2時間半ぐらい)、バスで台南に向かい(約6時間)、北にあがって台北まで戻って日本に戻るというものです。
本ではわからなかったことをいくつか列挙します。
① セブン・イレブンが多いこと。マミーマートもありましたが、セブン・イレブンが断然多いです。
② セブン・イレブンをはじめお店で買い物をするとレシートをくれますが、このレシートに籤がついています。番号です。日本の年賀状の籤のように、定期的に当選番号が発表され、あたりが出ます。
③ 七福神の「ほてい様」が人気です。お店に入るとこの「ほてい様」が歓迎してくれます。商売繁盛のマスコットのような・・・
④ 鉄道の駅の作りは日本の古い駅に似ています。以前、日本の植民地だったからだそうで、その頃の駅舎がまだ残っていました。また、ここは車は右通行ですが、鉄道だけは左通行です。これも植民地時代の名残とか。
⑤ 台湾ビールは、あっさりして飲み易いです。台中あたりに紹興酒のおいしい地域があり、賞味しました。確かにいけます。
⑥ 全体にまちの建物がくすんでいます。都市づくりもいまいちです。蒋介石は大陸に帰りたくて、いい街をつくることに熱心でなかったのでしょうか? 心ここにあらずだったのでしょうか?
⑦ 「シンクーラ」は、「お疲れ様」の意味。「カキン・カキン」は「早く、早く」。シェシェニーン(有難うの意)と「ニーン」の部分を鼻にかけるように小さく伸ばすと上品に聞こえて、むこうの人はびっくりした顔をします。
かけあしの旅でしたが、印象が強く脳裏に刻まれました。
夜市の様子(台北)