【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

国立映画アーカイブ(中央区京橋3-7-6)

2018-08-29 00:15:56 | 映画

       
 この4月に設立された「国立映画アーカイブ」に行ってきました。東京駅八重洲口を出て、徒歩10分ほどのところに、画像にある建物があり、そこがこのアーカイブです。

 丁度、「映画にみる明治の日本」(特集)が上映されていて、わたしは木下恵介監督「破戒」(1948年、99分)を観てきました。池部良主演で、他に桂木洋子、宇野重吉、滝沢修、東山千栄子、村瀬幸子などが出演しています。映画の上映は2階の長瀬記念ホールです。

 七階は展示室で、常設展示では古い日本の映像(3分とか7分とか短いもの)、作品ポスター、女優田中絹代さんが使っていた身の回り品、撮影カメラなど、日本の映画の歴史が手にとるようにわかる工夫がなされていました。特別展示では黒沢明監督の作品ポスターコレクション(外国のもの)でした。

 図書室などもあるようで、これはまたの機会で利用してみます。

「子ども科学電話相談」(NHKラジオ第一)

2018-08-27 00:02:30 | テレビ・ラジオ番組
  

 夏休みなど、小・中学校の長期休暇になるとこの番組がウィークデーの朝に組まれています。何とはなしに、聞いていることがあります。面白いからです。子どもたちの無邪気な、あるいは真剣な電話をとおしての疑問に、スタジオの専門家が答えます。分野は、植物、動物、昆虫、宇宙、心と体などの科学の分野がほとんどです。最近は「AI」の質問に答える先生も時々、待機しています。

 子どもたちの質問はなかなか答えにくいし、わたしだったらほとんどその解答がわかりません。例えば、スイカの皮の黒い模様は何のためにあるの? セミなどの死んだ虫がお腹を上にむけているのはなぜ? などなど。さすがに専門家の先生は、解答がわかっていますが、むずかしいのはこれを子どもにわかるように説明することです。先生方は「わかりましたか?」と問いかけて、多くの場合、子供たちは「わかりました」と返答していますが、なかにはよくわからなかったこともあるようで、「想像はできます」といった面白い答えもかつてありました。


「牛肉、なす、とまとのみそ炒め」(日テレ「3分間クッキング」)

2018-08-25 00:07:23 | まかないごはん
  

 最近の料理番組をみて作ってみたのが、「牛肉、なす、とまとのみそ炒め」です。上記画像はこの番組のHPからです。

 まず、ニンニクと長ネギをみじん切りに切っておきます。牛肉、トマト、なすは食べやすい大きさに切り、ニンニク、なすの順でいためます。なすは皮の側が鍋の底にあたるようにやや長めに炒め、いったんとりだしておきます。牛肉とトマトをあわせて炒めま、なすを戻します。そこに豆板醬(小さじ半分ほど)を入れます。

 これにあわせる調味料が、次のものです。最後にみじん切りにした長ネギを投入し、下記のあわせ調味料を入れます。

 調味料の混ぜ合わせが少し大変ですが、その分、深みのある、あじわい深い「おかず」に仕上がります。
 みそ(大さじ1+1/2)、酒(大さじ1+1/2)、しょうゆ(大さじ1)、砂糖(大さじ1/2)、こしょう(少々)、片栗粉(小さじ1)、ごま油(小さじ1)

まかないご飯

2018-08-22 00:06:28 | まかないごはん
退職してから、家のまかない炊事を半分、受け持っています。朝食、昼食はほとんどわたしが担当しています。夕食は半々です。ふたりで分担しているので、それぞれに得意料理があり、代わり番で作ると日替わりで飽きがきません。栄養バランスもよくなります。

 若いころから、料理をつくるのは嫌いでありませんでした。母の料理をみようみまねで、レシピなしで、かなり作れます。焼いたり、茹でたり、炒めたりが億劫でありません。

 自論ではコロッケが作れれば、だいたいのものはできます。なぜかというと、コロッケをつくるには、料理の工程の基本はおおむね入っているからです。野菜の皮を「むく」、たまねぎを「みじん切り」する、ひき肉を「炒める」、ジャガイモを「茹でる」、ジャガイモと炒めた挽肉などをあわせて「整形」する、衣をつける、小麦粉、溶いたたまご、パン粉を「まぶす」、油で「揚げる」、といった具合です。これさえできれば、あとは応用です。おいしくするための工夫、クリームコロッケ、カニコロッケなどの別物への応用、などなどです。

 経験談としていえば、まかないご飯は誰でもできるのではないでしょうか。問題はそれを自然に、億劫がらずにできるかどうかで、わたしはそれをかなり早くからクリアしました。

 いまはむかし(父母の時代)と違って、ガスの点火、火力を強めたり弱めたりはいたって簡単になっています。むしろ火力の管理、一度に同時進行でゆでたり、焼いたり、煮たりしているときにそれを手際よくさばいていく気配りが大事です。

 あとは盛り付けが大事です。インスタ映えの話ではありません。野菜などはいろいろな色どりを考えながら盛ると、自然に栄養バランスがよくなるのです。そして、グリーンを一点、配すると食欲がそそられます。

 わたしはおかずをつくりながら、同時に汚れたボール、皿、なべ、さいばしをどんどん洗っていきます。これは大事なポイントです。他に、冷蔵庫の管理は大事です。野菜などは傷みやすいので、いつも何がどのていどのこっているかを頭のかたすみにおいておきます。これが大事で、無駄のないように食材をにまわしていくのがコツです。冷蔵庫に過大な期待をかけ、たくさん詰め込んでおくのはいただけません。賞味期限をにらみながら、買い物をすませてから、調理して食卓に並べるまで、食材を一時的に保管しておおくのが冷蔵庫です。

 レシピなしでも100ほど家庭料理をつくれますが、ヒマなときはテレビの料理番組をみます。「おびご飯」「今日の料理」「3分クッキング」などです。こういうのをみていると、なかなか気がつかないアイディアを入手できます。オムレツの上手な作り方、スパゲティのミートソースの作り方など、枚挙に遑がありません。レパートリーを拡大できます。

 料理はおもいのほか奥が深いです。食材のご機嫌が気になります(乾燥しないように)。まかないご飯は、生きていくのに必須の科目ですが、それを無理なく行うにために、楽しみながらコトにあたります。

 


 
 

「宇さ美」(さいたま市大宮区下町1-40-1-202;TEL048-645-4181)

2018-08-05 15:50:47 | グルメ
    

 出口のない炎暑のなか、大宮の「宇さ美」で懇親会をもちました。38年ぶり(?)で知人と会いました。

 この「宇さ美」は以前、同じ場所の一階にありましたが、規模が少し小さくなって2階に移動していました。場所は高島屋大宮店から徒歩3分ほどです。ややわかりにくい場所に位置し、隠れ家的存在です。テーブルがひとつで、他はカウンターです。われわれはテーブル席を予約していました。5時半開店で、この時間に入店しました。

 京おでん、焼き物、おつくりなどミニ懐石のように順にでてきますが、そのひとつひとつに店長選りすぐりの日本酒がついています。ワインのように芳醇な日本酒を味わいました。話に夢中で、銘柄をメモするの忘れてしまったのは残念です。 

 なにしろ38年ぶりであうので、昔の大学時代のこと、近況、家族のこと、話に花がさきました。長い時間が経過したのですから、人生にはお互いにいろいろあって当然です。いま、健康で元気に動けるので、これはしあわせなことです。

「石丸謙二郎の山カフェ」(NHKラジオ第一)

2018-08-04 12:10:02 | テレビ・ラジオ番組


最近土曜の朝に聞くのが、NHKラジオ第一の「石丸謙二郎の山カフェ」。今日は8時から4時間の特別番組です。

 この番組は日本の山々をカフェ・マスターで俳優の石丸さんと気象予報士の井田寛子さんのトークで進められていきます。さまざま登山ルート、山小屋が紹介され、ときどき川のせせらぎ、鳥の鳴き声も入ります。温泉、高山植物の実況中継もあります。

 わたしは東京にきてからは山登りの経験は高尾山以外にありませんが、学生時代には札幌近郊の空沼岳、春香山などに登りました。恵庭の羊蹄山(エゾ富士;1800メートルほど)にも登攀しました。

 一番の思い出は、トムラウシ近辺を縦走したことです。山のなかでテントで2泊ぐらいしたと思います。山登りの先輩が3人いて、縦走は初心者のわたしを助けてくれました。

 そのような経験があるので、このラジオ番組は聞いていて面白いです。東京にきて、本州には穂高岳、槍岳など魅力的山がたくさんあるのに登らなくなったのは、周囲に山登りの経験者がいないこと、一人で山に行く自信が全くないからです。