この4月に設立された「国立映画アーカイブ」に行ってきました。東京駅八重洲口を出て、徒歩10分ほどのところに、画像にある建物があり、そこがこのアーカイブです。
丁度、「映画にみる明治の日本」(特集)が上映されていて、わたしは木下恵介監督「破戒」(1948年、99分)を観てきました。池部良主演で、他に桂木洋子、宇野重吉、滝沢修、東山千栄子、村瀬幸子などが出演しています。映画の上映は2階の長瀬記念ホールです。
七階は展示室で、常設展示では古い日本の映像(3分とか7分とか短いもの)、作品ポスター、女優田中絹代さんが使っていた身の回り品、撮影カメラなど、日本の映画の歴史が手にとるようにわかる工夫がなされていました。特別展示では黒沢明監督の作品ポスターコレクション(外国のもの)でした。
図書室などもあるようで、これはまたの機会で利用してみます。