久しぶりの【東京散歩】の記事です。
初冬の快晴の青空にさそわれて大宮八幡宮(杉並区)に出かけました。東京にはいたるところに大きな寺、神社があります。長く札幌に育ったので、これはちょっとした驚きです。
大宮八幡宮は井の頭線西永福をおりて徒歩で10分ほどのところにあります。源頼義 の創建です。現在大宮八幡宮がある一帯は大宮遺跡でもあり、都内で初めて方形周溝墓が発掘されました。
前九年の役のおり、この乱の鎮定の勅命をうけた将軍・頼義は、奥州に向かう途中、武蔵国で空に八条の白雲がたなびいているのを見、これを源氏の白旗が翻ったかのように見て「これは八幡大神の御守護のしるしである」と喜びこれを吉兆とし、乱を鎮めた暁には必ずこの地に神社を構えることを誓い、出陣しました。頼義は、乱の平定後、康平6年(1603年)に、石清水八幡宮の分霊を祀り、神社を創建しました。
大きな境内、聞くところによると東京では3番目の広さをほこるとか。今の時期は、年末・年始の催し物の準備で忙しそうにみなさんが働いていました。参道にはお店・屋台の準備が急ピッチで進んでいます。