【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

ホイッスラー展(横浜美術館)

2015-01-29 20:31:27 | 美術(絵画)/写真

            

「ホイッスラー展」が横浜美術館で開催されています。

   ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(1834-1903)は、アメリカ・マサチューセッツ州出身。幼少期をロシアで過ごしました。21歳の時に画家になることを志しパリに渡り、グレールのアトリエに通う一方、クールベと出会い、そのレアリスム(写実主義)に影響を受けます。ホイッスラーの初期の油彩画やエッチングなどの主題の選択や表現には、クールベの影響が色濃く表れています。

  その後、ロンドンとパリを主な拠点とし、モネなど印象派の画家たちとも親交があった他、日本美術からインスピレーションを得て独自のスタイルを確立したジャポニスムの画家として世界的に知られています。

  会場には1865年以降の作品「 シンフォニー」「 ハーモニー」「 ノクターン」が宝石のように並んでいます。

  日本では四半世紀ぶりとなる大規模な回顧展になっています。3月1日までです。
             


マザーズオブ鎌倉(鎌倉市小町2-2-17)

2015-01-28 23:50:13 | グルメ

              

「マザーズオブ鎌倉」小町通りにあります。駅から歩いて7分ぐらいです。

  いい匂いが通りにもれていたので、ちょうど昼食時でもあったので、入りました。

  変わった使用でした。大きな鉄板が3枚あり、お客はその周りに座っています。シェフがそれぞれにはりついていて、目の前で、肉を鉄板の上で、焼いてくれます。玉ねぎ、インゲン、そしてお肉。海鮮の海老やホタテが入ることも。なんといってもここは、葉山牛が名物。しかし、これはやや値段がはったので回避し、リーズナブルなものを注文しました。

  シェフは熟練した人たち。調理の腕もあざやかで、胡椒の振り方はどがほとんど技の域に達しています。

  厚い鉄板の上で焼くお肉は、醍醐味があります。今度、来たときは、葉山牛にしましょう。


企久太(鎌倉市小町2-9-14 植山ビル 2F)

2015-01-27 21:55:35 | 居酒屋&BAR/お酒

                

  鎌倉の小町通りを少々右に入ったところにある「企久太」に行きました。鎌倉駅から、徒歩で10分ほどです。

  鎌倉のこのあたりに住んでいる人が、鎌倉の居酒屋といえば「企久太」です、と言っていました。また太田和彦さんが、BS11の番組「ふらり旅いい酒いい肴」で紹介していました。前回、行こうとした時には、満席で入れませんでしたので、今回は電話で予約。

  ところが行こうとした日から3日連続で休店とのこと。それで、休みの前の日に決めました。

  暖簾をくくると、カウンターが右手に、その奥でマスターが仕事をしています。左手にはこあがり、そして入り口をくぐっるとすぐの真ん中にひとつ大きなテーブルがあり、木の切り株のような椅子が4つ。そこで先客が今宵の酒を楽しんでいました。

  わたしは予約席へ。早速、お刺身、慈姑揚げ、海老芋揚げ、葉山牛の牛すじ煮込みなどを注文しました。お目当ての、嶺岡豆腐はありませんでした。残念。

 お酒は、敦賀、強力、真鶴など普段あまり飲まないものを。

 おかみさん、女性の店員、気立てがよく、丁寧な応対でした。 
 


「吉橋信夫 始まります!」(脚本:吉野家菊之介、演出:栗本有美子、劇団空感エンジン) 於:AIR STUDIO

2015-01-26 22:48:17 | 演劇/バレエ/ミュージカル

             

  両国で「吉橋信夫 始まります!」(AIR STUDIO)を観てきました。

 
   若手芸人の世界、独身寮での話です。呻吟しながら、ネタを案じる芸人。将来を夢見て日々、カツカツの生活でしのいでいるが、そう簡単にいいアイデアは浮かばない。スケジュール版には、空白の日々も多い。芽がでず、引きがないのだ。
   そこには、しかし、若者らしい心の葛藤、微妙な男女関係もある。オーディションにとおらず、売れない者は寮費を払えず退寮しなければならない。

   笑わせるダジャレ、オオキリ、ボケとツッコミ、そしてシンミリするところもある。大いに満足した時間と空間だった。


   いままでは違った雰囲気の演劇。劇場も狭く、50人も入れば一杯か?

◆C班
・岩崎さとし
・上野聖美
・小森亮宙
・真田つばさ
・夏椿
・ニコラス・ホーデン
・石丸裕紳
・栗本有美子

                         ←出演のみなさん


ミハイロフスキー劇場バレエ「ジゼル」(於:東京文化会館)

2015-01-08 16:55:37 | 演劇/バレエ/ミュージカル

       

  バレエの音楽は、よいところが抜粋されて聴く機会が多いですが、もともとのバレエの内容をあまり知らないことが得てしてあります。「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」はおおかたストーリはおさえていますが、「ジゼル」「海賊」などは知りませんでした。

 ということもあって、新春のバレエは、「ジゼル」にしました。ミハイロフスキー劇場のそれです。このミハイロフスキー劇場はかつて旧ソ連時代は、レニングラード国立バレエと呼ばれていました。伝統と実力を兼ね備えたバレエ集団です。わたしのようなオールドバレエファンには、レニングラード国立バレエというほうが親しみを感じます。

 このバレエはアダン作曲です。原作はハイネです。正確には、ハイネが著作『ドイツより』の中で紹介した伝説が下地にあると言ったほうがよいでしょう。二幕からなります。
  第一幕は、シレジアの伯爵アルブレヒトがロイスと名前を変え、身分を隠して、村の娘ジゼルに接近し、ふたりが恋しあうようになるのですが、ジゼルに思いを寄せる森番ヒラリオンが二人の間をさこうとします。ヒラリオンがロイスの館に忍び込み、豪華なマントと剣を盗み出し、それを村人に示します。呆然とするジゼル。また、ロイスにはいいなずけ、バチルダがいて、ヒラリオンはその関係も暴露します。あまりの展開にジゼルは正気を失い、発作的に剣を自分の胸に突き立て自死します。ジゼルの母親が彼女を抱きしめ、これを茫然と見つめるロイスとヒラリオンの場面で最初の幕がおります。

 第二幕は、黄泉の世界。ジゼルの墓(十字架)が左手にたっています。妖気迫る雰囲気のなか、ジゼルの大理石の墓をみつめるヒラリオン。夜がふけていくと多くの精霊ウィリたちがウィリの女王とともにあらわれ、ジゼルが呼び出されます。ジゼルは女王にあいさつすると、ウィリたちの姿が消え、ロイスが登場し、かれをずっと愛し続けていたジゼルはふたりでパ・ドゥ・トゥを踊ります。そこにウィリに追われたヒラリオンが入ってきますが、彼は死ぬまで踊る宿命にあわされ、激しい踊りを踊らされて、最後は疲れ切って死んでしまいます。次にウィリはロイスに白羽の矢をたてます。ロイスは許しを請いますが、ウィリは承知しません。ジゼルは彼を守るために、一緒になって踊ります。夜明けになれば、ウィリたちは自分の墓に戻らなければなりません。ジゼルも同様です。

 古典バレエの美しさの粋をもった「ジゼル」。正月にふさわしいひとときを過ごしました。
                       

CAST
ジゼル       イリーナ・ペレン
アルベルト  レオニード・サラファーノフ
ミルタ        イリーナ・コシェレワ
森番ハンス  ウラジミール・ツァル
ペサンド・パ・ド・ドゥ     ヴェロニカ・イグナツェワ、アンドレイ・ヤフニニューク
ベルタ(ジゼルの母)   アンナ・ノヴォシーロワ
バチルド    オリガ・セミョーノワ
公爵          アレクセイ・マラーホフ
アルベルトの従者  ロマン・ペトゥホフ
ドゥ・ウィリ   ワレーリア・ペトゥホフ、アンナ・ナウメンコ

指揮:ヴェレンティン・ボグダーノフ
管弦楽:ミハイロフスキー劇場管弦楽団


江ノ島散策

2015-01-03 17:01:41 | 旅行/温泉

   
  江の島に行ってきました。我が家がある蓮田市から江の島に行くには湘南新宿ラインで鎌倉に出て、そこから江ノ電に乗り、「江ノ島」でおりるか、大船まで出てそこからモノレールに乗り、湘南江ノ島で下車する方法がありますが、今回は後者を利用しました。


 江ノ島に出かけたのは、有名な場所でありながら出かけたことがなかっため、一度訪れたかったこと、またこの時期イルミネーションが大変きれいで、関東の三大イルミネーションのひとつになっているためです。

 湘南江ノ島で下車して江ノ島に向かいますが、20分ぐらい歩いたでしょうか? 近いようで遠いですが、天候に恵まれ景色がよいので、気持ちのうえではあまり遠く感じませんでした。

 江ノ島が急峻なところとは知りませんでした。あがったり下がったりです。階段がずっとついていますが、上るのが大変な人のために、有料ですがエスカレータがあります。これを利用すると楽で、早いです。

  島の中には、江島神社、中津宮などがあります。かつては江戸のひとたちも年始にたくさんの人が訪れたことがあったようです。相模湾に突き出ているので、景色が抜群です。日没も体感しましたが、異次元世界にいるような錯覚さえします。

 島のなかでは老いも若きもカップルが多いです。時期が時期だったからでしょうか? 若い大道芸人が芸を披露していて、それを囲んだ人垣がありました。芸が成功すると喝采、拍手がまきおこります。

 圧巻は日没後のイルミネーションです。一見の価値があります。
          


「オーパ」(中央区銀座1-4-8;tel 03-5350208)

2015-01-02 17:46:21 | 居酒屋&BAR/お酒

        

 銀座のBARといえば、わたしが時々行くのは「オーパ」「ルパン」「毛利」です。暮れに「オーパ」に顔をだしました。


  銀座で中華を食事にとってから、近くのこの「オーパ」に行きました。8時半ごろでした。かなりの混みよう。しかし、運よくカウンターの真ん中がすっぽりあいていて、そこにおさまりました。ちょうど、そこに席をとっていたグループが帰った直後だったのでしょう。

 わたしはウイースキー。その前の中華店で、「紹興酒 」を飲んでいたので、テーストの方向を変えるにはよいチョイスでした。一緒にきた若者は初めて様子で、要領がよくわからないようでしたので、ソルティードッグを勧め、そのあとにマティーニを、その連れ合いの女性には最初、イチゴの「あまおう」を使ったフルーティなカクテルを飲んでいたので、二杯目には「アレキサンダー」を推奨しました。

 「オーパ」はポルトガル語の感嘆詞です。開高健とかかわりがあり、彼の作品からとったのがこのお店の店名です。その開高健の写真が額縁に入って三枚、壁にかけてありました。


PAPAJHON (横浜市中区野毛町1-45;TEL 045-242-9762)

2015-01-01 16:33:51 | 居酒屋&BAR/お酒

                

  あけましておめでとうございます。

 横浜の野毛地区にあるPAPAJHONに行ってきました。ここには、10年ほど前にきたことがあります。マスターの将軍と呼ばれる方が、まだお元気でした。いまはその息子さんが継いでいます。


  ここを再訪したのは、太田和彦さんがBS11「ふらり旅いい酒いい肴」で紹介していたからです。お店はすぐに見つかりました。ここはマスターが真ん中にたっていて、それをグルリと囲むカウンターがあります。6分の入りで、すぐに座れました。ビールも飲めますが、基本はウキスキーの「角」です。わたしはウィスキーは好きなので、すぐにダブルで注文し、あとはクッキー、チーズ、ピクルスなどを頼みました。

 となりに中年から初老に入るぐらいの男性2人、女性2人のお連れが。女性が大変に元気でしゃべっているのに対し、男性は静かに飲んでいました。かれらとしばらく、このお店の昔のことなどについて歓談しました。

  棚にはレコードがずらり。ジャズです。それを一枚一枚、マスターが注文に応じて、プレーヤーでかけてくれます。そのタイミングの取り方も技です。


 ここに来た有名人が、画像にあるように、顔写真がずらりと貼ってあります。太田さんも居ました。