【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

「さだまさしコンサート2015~風の軌跡」(川口総合文化センター"LILIA")

2015-07-24 22:31:47 | 音楽/CDの紹介

          

 過日、さだまさしさんのコンサートがLILIA(川口市)でありました。 抽選であたったのです。さださんのコンサートは2回目です。


 さださんはお話が楽しいので有名です。ご本人も話が大好きなようです。この日もよく喋っていました。

 バイオリンを小さいころから習っていて、クラシックの世界をめざしていた時期もあったとか。コンサートでもバイオリンを時々使って演奏します。

  今回は、バックの楽団がよかったです。チェロ、バイオリン、ピアノ、ギター、パーカッション、オーボエで構成されていました。

  休憩なしで、たくさん歌ってくれました。


戦争法案を廃案へ!

2015-07-23 23:05:15 | その他

戦争法案を廃案へ!

  戦争法案が27日にも参議院で、審議入りしそうな状況です。

  衆議院で採決されたこの法案。一部には、参議院に送られると議論が長引いて採決できなくとも「60日ルール」というのがあって、自然成立するとの報道があります。どうじたばたしても、決まってしまうように受けとられかねませんが、実はこのルールは、予算案とか、条約などの場合に適用され、法案の場合にはあてはまりません。政府・与党が同案を成立させるには、参議院での強行採決か、衆議院での強行再採決しかありません。強行採決を許さない国民の闘いが必要です。

 新聞、マスコミの世論調査では、戦争法案反対は60-70%になっています。あちこちから、反対活動への参加が表明されて、その数は日に日に増えています。絶対に許さない活動が必要で、これからも運動をひろげていきましょう。


大阪城&道頓堀

2015-07-20 22:16:02 | 旅行/温泉

   

                               
 今回の旅は関西の大阪、京都だったのですが、中国人の方の観光客が大変、多いのに驚きました。増えているのは知っていましたが、大阪城などでは、聞こえる言語はほとんど中国語、あるいは韓国語と言っても過言ではありませんでした。


 その大阪城には、環状線で「大阪城公園」で下車して、お城に向かいました。こちらから入るのは初めてです。正面から入る場合と比べると、人影はそれほど多くありません。ここでも中国人の家族に、シャッターを切ることをたのまれました。正面にまわると、観光客は目立ちます。相変わらずの観光スポットです。今年は、大阪夏の陣から数えて、ちょうど400年です。
            
 道頓堀では、完全に雨にたたられました。お昼が近かったので早々に、お好み焼きで有名な「ぼてじゅう」に飛び込みました。本場のお好み焼きに舌鼓。他に、串カツ(関東のそれとは違う)、たこ焼きを注文し、くいだおれの街、大阪を満喫しました。
 TV番組の「ケンミンショー」では、大阪というとしばしばこの界隈が放映されます。いつも出てくるグリコの広告をみて、近くの法善寺横丁を確認し、あとひとしきりこの通りを散歩しました。

  


「酒肴 哲」(大阪府中央区日本橋2丁目7番27号;06-6633-3889))

2015-07-19 22:39:23 | 居酒屋&BAR/お酒

           

 「酒肴・哲」は、居酒屋と言っても上品です。大阪の中央区日本橋にあります。このあたりは「ミナミ」とか、「裏ナンバ」と言われる地域です。

  大阪駅で環状線に乗って、天王寺で地下鉄・御堂筋線に乗り換え、 さらに堺筋線に乗り換えて日本橋でおります。そこから徒歩で10分ぐらいですが、道に迷いました。不動産屋があったので、道を聞き、案内してくれました。親切なお兄さんでした。

 席はカウンターの8席しかありません。予約していたので大丈夫でした。

  おでんがおいしく珍しい具がたくさんあります。大根、ベーコンとチーズ、生麩、ハマグリなどです。大根は大き目であっさりしていますが、滋味を感じます。ハマグリの大きいこと。マスターに聞くと、千葉県産だそうです。貝の幅は7-8センチあります。おでんは関東炊きで醤油色ではなく、白めの出汁です。他に季節の鱧を使った天ぷら、トウモロコシとエビの天ぷら、あぶり明太子なども注文しました。

  日本酒は、「恒の月(京都)」と「竹鶴(広島) 」を注文。後者の名前はウィスキーで有名です。広島にある蔵元の製品とか、ややウィスキー色をしていました。

  衝撃のうまさと噂の、「どて鍋」は次回のお楽しみです。

  大坂では、台風の大雨が懸念されたので大阪城、道頓堀程度しかまわれませんでしたが、今回、大阪に来たのはこの「哲」で食事をすることが目的のひとつでしたので、よかったです。


納涼名作劇場「喜劇 有頂天旅館」(於:松竹四条南座)

2015-07-18 23:52:40 | 演劇/バレエ/ミュージカル

             

   昭和を代表する劇作家、北条秀司の作品。原作は「比叡颪し」。


   舞台は琵琶湖に面した老舗旅館「魚吉楼」。東京の大学を出て、家業を継ぐために戻ってきた主人の直三郎(村田雄浩さん)は、大の女好き。家業を女房にまかっせきり。その女房おかつ(渡辺えりさん)は、山形県の芸者だったが、直三郎の先妻が肺病を患って入院中に関係ができ、魚吉楼に居座っている。

   おかつは暦の迷信を信じている。何から何まで暦で判断している。その教祖と自称する光尊(椿真由美さん)が祈祷にきて、おかつに「いまにこの楼をでることになる。主人の女に注意せよ」と告げる。

 一方直三郎は、女中頭の信代(キムラ緑子さん)とも関係があるような。その信代は、光尊の口利きでやってきた新入りの板前(新納慎也さん)と魚吉楼をのっとり、あわよくば、おかつを追い出そうと企んでいた。

  魚吉楼を舞台に、ややこしい人間関係が次第に明らかになる。そして彼らが、隣家の盗難事件に巻き込まれ人間関係が決定的になる。

   お芝居の後半、ついに決定的な事態に。おかつと信代の壮絶(?)な格闘。おかつの直三郎に向けた嫉妬と怒り、そして和解。

  舞台回しは、巡査の構呂木(徳井優さん)が絶好調でした。村田さんはなんとも言えないいい味を出していました。

   このお芝居は京都南座で公演中。わたしは村田さんのファンなので、でかけて観にいきました。二日前に大坂に泊りましたが、生憎、台風11号に出くわしました。南座の横を流れる賀茂川は濁流で流れが早く、台風余波がすさまじかったです。

  でも、舞台は大変、面白かったです。人間関係の機微がよくでていました。村田さんはじめ、曽我廼家文童さん(番頭 善助)、綾田俊樹さん(男衆 国松)、水月舞さん(下女 千代)それぞれに好演でした。


戦争法案を廃案へ!

2015-07-16 01:10:44 | その他

戦争法案を廃案へ!

  立憲主義を否定した稀代の悪法が、衆院特別委員会で強行採決されました。首相は「国民の理解が深まっていない」ことを認めつつ、採決に踏み切ったのです。破廉恥きわまりない。このような政治家としての最低の倫理感さえもちあわせていない首相と、同じ時代を生きていることが恥ずかしいです

  かつての内閣法制局長官がこぞって、今回の法案が違憲であると言っています。憲法学者の大多数が違憲であると言っています。そのような権威をもちださなくとも、この国の首相は法をふみにじっているのは、誰でもわかります。とにかく、ホンモノの軍隊をつくりたい、その一念でしょう。

  例えば、同盟国アメリカが攻撃された場合に、攻撃した国が日本に対して敵意をもっていない場合にも、自衛隊がアメリカ支援に出ていく。こういったことを容認する集団自衛権を盛り込む法案を、どうして今、憲法の枠をこえてまで無理に国会で通そうとするのでしょうか。

  政府、自民党(公明党も)、首相は、ものごとを民主主義の原理や法のロジックで考えることなどしたくもないようです。ただ、軍隊をつくりたい信念だけがあるのです。(先に国会で自衛隊のことを言葉をすべらせ、「わが軍」と言ったようですが、本音です。)。こんな人に日本の政治をまかせられません。


  情勢はかなり厳しいです。しかし、この法案は絶対に廃案にまで追い詰めなければいけません。

  憲法をまもらない首相、どうして日本はこんなお粗末な国になってしまったのでしょう。


第53回 パリ祭(シャンソンの祭典) 於:NHKホール

2015-07-13 22:19:39 | 音楽/CDの紹介

             

 NHKホールで、第53回「パリ祭」がありました。


  こういうシャンソンの祭典があるとは知りませんでした。たまたまネットで見つけたのです。なんとなく楽しそうだし、パリは好きだし、というわけでチケットを購入。

  NHKホールは久しぶりです。原宿駅をおりると雑踏です。若いカップル、いろいろな人たちが語りおしゃべりをしたり、ファーストフードを食べながら歩いていたり、木陰で休んでいるひとたち。夕方のホール前の光景でした。

  たくさんの歌手が次々出てきて歌います。知っているところでは、菅原洋一さん、戸川昌子さん、山本リンダさん。が、知らない歌手のほうが断然多いです。みなすごい歌唱力です。

  全部で38曲ほど。「パリの恋人たち」「パダム・パダム」「バラいろの人生」「私の神様」「ナタリー」「愛の賛歌」「アコーディオン弾き」「マイ・ウェイ」「あなたに首ったけ」などなど。今回は、エディット・ピアフ生誕100年ということで、ピアフへのオマージュがテーマでした。

  NHKホールは音響が抜群です。

      


戦争法案、絶対反対!!

2015-07-12 21:21:46 | その他

戦争法案、絶対反対! 廃案へ!
 政府与党は、今週半ばにも、戦争法案の衆院採決を画策しています。この法案は「戦闘地域」での兵站、集団自衛権など、憲法違反の稀代の悪法です。

  わたしの先輩、知り合いは毎日、国会前に出向いて、反対運動をしています。わたしは、仕事があるのでなかなかそこまでできませんが、この法案は絶対阻止(廃案)しなければなりません。


  今の首相には全く、信頼がおけません。顔もみたくないので、テレビでこの方がうつるとスイッチ・オフです。本当は国会中継などはしっかりみなければいけないのですが、必ず首相が出てきて、不誠実な答弁をし、腹がたつのでそうしています。首相には、誠実さの片りんもありません。

  チャップリンの映画「独裁者」を思い出してしまいます。


  憲法問題にしてもしかり。憲法のことが何もわかっていないようです。憲法は、権力者の「暴走」を主権者である国民の側からしばるものです。それを権力の側が勝手に、自分たちの都合のよいように解釈することなど言語同断です。

  首相は「いざという時のことを考えて」と言いますが、「いざというとき」でも武力で問題解決をしてはならないです。分からず屋の国があったとしても、国際問題は外交で解決しなければなりません。


  憲法違反という罪(第99条 憲法尊重擁護義務違反)で、首相はじめ与党を、訴えることはできないのか、と思います。

 あちこちで澎湃として、反対の運動が高まっています。ここ蓮田市でも、今日の夕方、のくぼ通りを、反対のデモ行進がありました。こんなことは、蓮田市にきて20年みたことがありません。


「京味 宇さ美」(さいたま市大宮区下町1-40-1 鈴木ビル1F:048-645-4181)

2015-07-09 22:35:06 | グルメ

  大宮の「宇さ美」で夕食をとりました。
    

  実は、「すし風凜」に赴いたのです。ところが、「すし風凜」は屋号が「宇さ美」に変わっていました。内装はほとんど変わっていなかったので、しばらく「すし風凜」だと思っていました。(「すし風凜」は近くの別の場所に移ったようです)

  お刺身、京おでんなどを注文しました。お刺身は盛り付けがすごくきれいです。京おでんは、やさしい味で、お酒とともにすすみました。

  お酒は「坤滴」を注文。飲んだことがない のお酒です。

  ここは絶対、おすすめの店です。


劇団熱血天使「空ーKUU-まほろばの先へ」(於:川崎アートセンター・アルテリオ小劇場)

2015-07-06 14:11:36 | 演劇/バレエ/ミュージカル

           
          

  聖武天皇の時代。一大国家事業として、大仏造りのプロジェクトがスタートしました。


  それは廬舎那仏、光り輝く大仏。時代は太平ではなく、民衆の生活は苦しかった。世の中の安寧を願って企画された大仏建立。

  しかし、工事は難航します。思うように金が集まらない、資材がととのわない。そして火事があったり、地震があったり、疫病がはやったり。

  大君の思いは強く、行基が陣頭指揮。都を警護する役人・大友家持(歌人)がそれを支えます。民衆は苦しい生活のなかで大仏の完成を願います。


  チラシにあらすじが以下のように、わかりやすく書いてありましたので、紹介します。
   先祖代々、神社に刀を奉納してきた広成(ひろなり)。偶然のきっかけで、大仏建立事業に加わります。神道につかえる身で、乗り気でなかったものの、カリスマ的存在の行基、天才仏師の海依(うみより)、複雑な過去を背負っている尼の寂蓮(じゃくれん)と関わるうちに、次第に大仏建立の意味を理解していきます。
  容赦なく襲いかかわる流行病、度重なる地震、資材の不足、仲間との別れ・・・・。多くの困難の中で、広成の愛は慈悲に変わっていきます。

  いいお芝居をみさせてもらいました。泪うるうるのシーンもありました。
  演技、ダンス(ムーブメント)、生演奏、すばらしいコラボでした。脚本がよかったです。いいセリフがたくさんありました。

  バンドの太鼓、笛、ピアノは、演技とうまくあっていました。そして、ダンス。要所要所でダンスが入るのですが、鍛えぬかれ美しく、息のあったパフォーマンスです。


  奈良の大仏の見方が変わります。

  舞台の様子  ↓
  https://www.youtube.com/watch?v=FwTMGVMVYvQ&feature=youtu.be

・主宰・脚本:水谷暖人
・演出:中原和樹
・CAST:金澤洋之(海依)
         鈴木紀進(景静)
         三橋忠史(広成)
         小沼枝里子(佐上郎女)
         菅沼萌恵(寂蓮)
         山崎愛実(広成の幼馴染の巫女)
         石上卓也(行基)
         岩崎さとし(大友家持)
         越前谷由隆(河間)
         岡田基哉(聖武天皇
)
         佐久間章裕(貞義)
         兵頭結也(定国)
         吉田紳(五郎丸)
         木村美佐(阿部親王)
         桜井えみ(さち)
         藤森裕美(光明皇后)
・DANCER:有泉汐織
             五十嵐愛
             絵里
             大坂真璃子
             笹川奈美
             細谷彩佳
             西出彩花
 ・MUSICIAN:赤松英信(ベース
)
                 印南俊太朗(ドラム&パーカッション)
                 太田衣美(和太鼓)
                 藤田和也(邦楽[歌舞伎]囃子笛方)
                 堀家徳子 (ピアノ)