【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

平松恵美子監督「あの日のオルガン」(於:さいたまMOVIX)

2019-02-28 15:48:12 | 映画
「さいたまMOVIX」で「あの日のオルガン」を観ました。太平洋戦争中、戸越地区の保育所から南埼玉の荒れた寺を修繕し、ここに疎開した保母さんたち、そして53人(映画では30人)の子供たちのはなしです。平野村は今は、私が住んでいる埼玉県の蓮田市の高虫です。

迫りくるB29の空襲、子供たちの命をどのように守るか。保母さんたちは所長とともに協力して、疎開を決めます。なかには反対する親もいましたが、所長は懸命に走り回って、南埼玉のお寺を見つけ、疎開を決行します。

そのお寺は使われていないほとんど廃屋状態、ねずみがすみつき、雨戸はこわれ、まともな戸、窓もありません。保母さんたちは必至でここを人間の住める状態に保全し、臨時の保育園としてスタートします。

食べるものものも少なく、おねしょをする子はまだたくさんいて、保母さんたちは四苦八苦。近くの住民の協力があって(反目も)、子供たちはしだいにここの生活になれてきます。

オルガンが一台あり、みっちゃん先生が時々弾き、童謡を子供たちと歌っていました。過酷な戦争中の生活、空襲は日に日に激しく、本州の奥深くまでやってきます。ここの保育園でもしばしば警戒警報を聞くようになり、子供たちは防空壕へ避難を余儀なくされます。3月10日の東京大空襲では少なからぬ子供たちの父親、母親が亡くなりました。



牡蠣と菜の花のクリーム煮

2019-02-18 22:25:34 | まかないごはん

TVSの「おびごはん」で表記のメニューを古賀シェフが紹介していましたので、作ってみました。手元にある食材を利用したので、少し違っているところがあります。

<材料を切る>
・タマネギは粗みじん切り
・白菜を食べやすい大きさにざく切り(「番組」ではカブは使っていました。)
・ニンジンは2mm厚さの輪切り
・じゃがいもは12等分程度の角切り

2 <野菜を塩茹でる>
・じゃがいも→ニンジン→白菜→菜の花の順に鍋でゆでる。 ザルにあけ、菜の花は水気を絞って長さ3等分に切る。

3 <牡蠣を炒める>
・カキに塩・白こしょう・薄力粉をまぶす。バターを溶かした鍋で、あまり色づかないように炒める。
・これにタマネギを加えて炒める。しんなりしたら白ワイン・ブイヨンスープを加えて強火にし、沸いたところでカキを取り出す。

4<ホワイトソースを加える>
・上記にホワイトソース(市販のもの)を加え、再び沸いたら茹でた白菜・ニンジン・じゃがいもを入れ、1分ほどあたためる。

5 <盛り付ける>
・カキ・生クリームを加える。菜の花の茎の部分を加え、混ぜ合わせたら器に盛り付ける。これに菜の花の穂先の部分を散らす。

相沢求一郎展(於:川越市立美術館)

2019-02-11 14:56:17 | 美術(絵画)/写真
 川越市立美術館で、相沢求一郎展が開催されています。相沢は川越で生まれ幼いころから絵を描くことが好きで、その道をめざしますが父親の反対で、家業をつぐことになります。

 戦争中は陸軍に所属し4年半の兵役生活がありました。とくに、満州での長い生活を余儀なくされます。戦後、奇跡的に日本にかえることができ、今度は自身の力で画業で身を立てます。

 描く絵は満州の風景。そして後期には満州の風景に似た北海道の風景を描き続けました。

この絵画展は相沢の没後20周年を記念して開催されています。会期中、前後で作品の入れ替えがあり、わたしは北海道の絵を中心とした後半の部を鑑賞しました。キャンバスの大きな大作が目立ちました。荒涼とした風景、厳しい生活がそこにある自然、それは相沢の心象そのものです。





沿線散歩(宇都宮線)

2019-02-04 13:39:49 | 散歩
 東京に出るときはいつも使う、宇都宮線。散歩道から遠望するとジオラマの電車のように見えます。宇都宮線は東京駅まで、そこからは東海道線に入ります。鎌倉、熱海のほうに出る新宿湘南ラインは、この宇都宮線の軌道を使っています。

 スマホについているカメラを利用しました。電車は高速で走っているので、なかなかいい写真を撮れません。一本電車をのがすと、10-15分ぐらいしないと次の電車はこないので、忍耐も必要です。「撮りテツ」の気持ちが少しわかりました。
 

   

ビバーチェ(杉並区浜田山3-34-3)

2019-02-03 21:33:59 | グルメ
本ブログ4年前の8月12日付でも紹介したお店です。

イタリアンのおいしい店はたくさんありますが、ここは料理が絶品の隠れ家的存在です。知る人ぞ知る人気の店で、席がないこともしばしば。ワインもそろっていて、愉しめます。

井の頭線「浜田山」下車、徒歩で5分ほどです。