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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

政治を動かす 近畿の共産党国会議員② もとから変える 平和・雇用をまもる

2023-09-09 07:14:41 | 政治・社会問題について
政治を動かす 近畿の共産党国会議員② もとから変える 平和・雇用をまもる
米国いいなりで岸田政権が進める「敵基地攻撃能力」の保有―。穀田恵二衆院議員は、日本が武力攻撃を受けなくても集団的自衛権の行使として敵基地を攻撃し報復攻撃を受けた場合、浜田靖一防衛相に「大規模な被害が生じる可能性も完全に否定できない」と認めさせ日本が焦土と化す危険をあばきました。

オスプレイ阻止
基地強化とのたたかいでも党議員団は力を発揮してきました。
政府が2016年に沖縄の負担軽減の名で全国に基地拡大を計画。維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長、当時)が、大阪・八尾空港で米軍普天間基地のオスプレイ訓練受け入れを表明しました。
日本共産党は、八尾市民とともに反対運動を展開し、市街地の真ん中にあり普天間基地の7分の1しかない八尾空港での受け入れは論外だと批判。沖縄県民の総意は「オスプレイの撤去」であり「訓練の拡散」ではないと批判し、受け入れ断念に追い込みました。
2008年から一大社会問題になった、大企業による「派遣・非正規切り」―。日本共産党は、無法な大量解雇を撤回して社会的責任を果たせと大企業に迫りました。
「大量解雇を主導しているのは日本経団連の中核を担う世界的大企業であり、社会的責任は極めて重大だ」。志位和夫委員長と近畿の穀田国対委員長、吉井英勝衆院議員(当時)が08年12月18日、経団連の専務理事らと会談し直談判。国会質問でも近畿の議員らがパナソニック、三菱電機、シャープ、ダイキンなど大企業による大量解雇を徹底追及し、いくつかの企業では雇用を守らせました。
「派遣・非正規切り」された労働者を支援してきた電機・情報ユニオン大阪支部長の西野健一さんは「志位委員長が国会でパナソニックの非正規切りを取り上げ職場で反響を呼びました。労働者のたたかいと一体でリストラを許さず派遣法の見直しにつながった」と振り返ります。



経団連の田中清専務理事(右から2人目)に申し入れる志位委員長(左から2人目)と穀田(同3人目)、吉井(左端)の両氏=2008年12月18日、都内のホテル

「ブラック」規制
2013年に社会問題となった「ブラック企業」問題では、企業責任を追及するとともに、ブラック企業規制法案を提出。厚労省が過重労働撲滅特別対策班(かとく)を立ち上げ、全国4000社を立ち入り調査する変化をつくりだしました。
たつみコータロー衆院近畿比例候補は参院議員時代の16年、コンビニ大手セブンイレブンが労働時間を15分単位で切り捨て賃金を払わないシステムだと告発。厚労相が「指導しなければならない」と答弁し是正に追い込みました。これらは企業・団体献金を一切受けとらない日本共産党だからできたことです。
前出の西野さんは語ります。「『雇用の流動化』を掲げる岸田政権のもとで電機産業では約9万人もの人員削減が行われていますが、賃上げと雇用を守ることこそ経済の再生にも必要です。賃上げや安心して働けるルールづくりへ共産党議員団が力を発揮してほしい」
(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年8月29日付掲載


2008年から一大社会問題になった、大企業による「派遣・非正規切り」―。日本共産党は、無法な大量解雇を撤回して社会的責任を果たせと大企業に迫りました。
「派遣・非正規切り」された労働者を支援してきた電機・情報ユニオン大阪支部長の西野健一さんは「志位委員長が国会でパナソニックの非正規切りを取り上げ職場で反響を。労働者のたたかいと一体でリストラを許さず派遣法の見直しにつながった」。
たつみコータロー衆院近畿比例候補は参院議員時代の16年、コンビニ大手セブンイレブンが労働時間を15分単位で切り捨て賃金を払わないシステムだと告発。厚労相が「指導しなければならない」と答弁し是正に。

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