きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

今日は阪神淡路大震災から16年目の日でした・・・

2011-01-17 23:44:14 | 震災・災害・復興・地震&災害対策など
今日は阪神淡路大震災から16年目の日でした・・・

1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源としたマグニチュード7.3の地震だ。直接の被害で6434人が亡くなった。
震災後、地域住民や近隣自治体、また遠くからも駆け付けたボランティア、日本各地から届けられた救援物資で本当に助かった。

長く続いた避難所での生活から仮設住宅へ、そしてやっと当選した災害公営住宅へ引っ越してあれから16年。

しかし、同じ災害公営住宅でも民間住宅や公団(UR)を借り上げた災害公営住宅は20年間の期限がせまっているという。
20年間といえばまだ6~7年はあるはずだが、兵庫県や神戸市はすでに転居を迫っているという。

災害公営住宅に入居している人は高齢者が多い。震災から16年経っているわけだから80歳以上の方もいる。
震災で昔からのコミュニティが壊れて、やっと落ち着いたところからさらに引っ越すとなると経済的にも精神的にも、耐えられない負担になる。


その中で、兵庫県宝塚市の中川智子市長は借り上げ住宅を市で買い取ると表明した。
兵庫県知事も棟ごとの買い取りを表明しているが、県幹部との意見の食い違いがある。神戸市に至っては態度は冷たいものだ。

日本共産党の兵庫県議団や神戸市議団もアンケートをやっているが切実な声が寄せられている。地元の党組織が訪問して対話して、「引き続いて住んでいけるように頑張ります」と話すと期待の声が返ってくるという。まさに震災直後、避難所や仮設住宅を訪問して救援活動をやった時を思い起こす・・・。

国は、資本主義の国だから家屋や店舗などの個人資産の補償はできないと言っていたが、その後の粘り強い運動で家屋再建に最大300万円まで補償されるようになった。

借り上げの災害公営も同じことだ。普通の災害公営に入居した人と借り上げの災害公営に入居した人を差別することなんて許せないではないか。
震災16年を期に大いに運動を盛り上げていかないといけないでしょうね。

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