黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

トリュフチョコ@レオニダス

2010-03-21 | スイーツ
 某Y先生からのいただきもの♪(ホワイトデーのお返しに)。
 トリュフチョコの8個入セット。
 トリュフ・スペキュロス、トリュフ・ノアール、トリュフ・ノアゼットクロカン、トリュフ・ナチュール、トリュフ・シャンパンの5種類(多分…)でシャンパンのみ4個。
 スペキュロスはベルギーのビスケットだそうで、その雰囲気でサクサクした食感、ノアールはちょっとビター?、ノアゼットクロカンはヘーゼルナッツ風味、ナチュールはノーマル(ノアールと見た目の区別がつきにくい…)、シャンパンはシャンパン風味…っぽいけどあまりわからず;
 外側はパリッとした感じで、中は柔らかめなガナッシュが入っています。
 
 レオニダス:ベルギー ※吉祥寺店で購入っぽい…


『龍天ノ門 居眠り磐音 江戸双紙』佐伯泰英(双葉社)

2010-03-21 | 読了本(小説、エッセイ等)
安永三年正月早々、江戸を震撼させる事件が起こった。
市谷八幡で首吊り死体が見つかったのだ。それは寄合席三千石の高力家の当主主税の奥方・染野の死体だった。
一方、両替商今津屋が先代から親しくしていた、漆工芸商加賀屋が押し込みに遭い、一家皆殺しにされる事件が起きた。
南町年番与力・笹塚孫一とともに現場を見た坂崎磐音は、残された痕跡から押し込みのひとりが足を引きずっているのではないかと推理するが……“第一章 初春市谷八幡”、
豊後関前藩御直目付・中居半蔵から佃島で会いたいという手紙が来た。
江戸家老として藩主の分家である福坂利高が着任する旨と、磐音の父である国家老・正睦からの手紙が届き、藩財政が厳しく、参勤下番の入費二千五百両の工面が難しいころから今津屋に仲介して欲しいという内容だった。
その翌日、磐音に吉原からの使いがやってきた。
京島原の朝霧楼の番頭が、江戸に入る前に尾張宮宿の遊里に奈緒を見せており、しかも身売り先として吉原と尾張を両天秤にかけていたらしく、尾張の連中が奈緒を取り返しに来るという。奈緒が吉原に入る松の内の間に邪魔するつもりだということから、磐音は彼女を守る手伝いをすることに……“第二章 名残雪衣紋坂”、
浪人・竹村武左衛門が磐音の元に、おとくというおばばの用心棒の仕事を持ってきた。
本来武左衛門が引き受けた仕事だったのだが、歩が悪い上、本所松倉町の医師が住み込みの用心棒の仕事を見つけたことから、おとくの仕事を磐音に押し付けようという魂胆なのだ。
しかし文句も言わずに引き受けた磐音。
おとくは誰に狙われているとはいわないものの、相手は七、八人で人の命を奪うことを厭わない相手だという。
一方、豊後関前藩と今津屋の老分・由蔵との交渉が持たれた。藩が用意していた書画骨董では、担保として到底足りないのだが……“第三章 本所仇討模様”、
武左衛門が家に戻らないと品川柳次郎が知らせてきた。先に引き受けた医師・不知火現伯の用心棒の仕事に絡み何かあったらしい。
ふたりで医師宅に出かけてゆくと、ちょっと様子がおかしい。相談役だという美濃部三五郎から現伯とともに誘拐された旨を聞かされて……“第四章 危難海辺新田”、
金兵衛長屋にお兼という若い女性が越してきた。どうやら水商売の女らしく、おかみさん連中に評判が悪い。
一方、磐音は、久しぶりに佐々木玲圓道場に顔を出した。そこへ近頃評判だという赤鞘組を名乗る連中が道場破りに現れた。それを撃退し帰った磐音は、途中で(花魁となった奈緒)白鶴の浮世絵が売られているのを知る。
そして家には中居が待ち受けていた。曰く、その浮世絵を見た利高が、描かれているのが藩士の娘と知り、事情も知らずに恥と吐き捨てたという。のみならず、それを口実に吉原を訪ねると言い出した利高を戒めるべく、ひと芝居打つことにした磐音たちは……“第五章 両国春風一陣”を収録。

シリーズ第5作。
とうとう店に出ることになった奈緒=白鶴の話と、財政難の豊後関前藩の話が多め、かな?
それにしても、作中の日数はそんなに経ってないみたいなのに、事件に巻き込まれすぎだ(笑)>磐音

<10/3/21>