黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『雪華ノ里 居眠り磐音 江戸双紙』佐伯泰英(双葉社)

2010-03-05 | 読了本(小説、エッセイ等)
安永二年。
家の借財の為、自ら身売りし姿を消した許嫁・奈緒を追って、西海道を長崎へと向かっていた磐音は、命を狙われている若き蘭医・中川淳庵を助ける。『解体新書』翻訳の為、尽力している彼と成り行きから道連れとなり、長崎入りする。奈緒が売られたという、長崎の妓楼・望海楼へと向かう。
一方、豊後関前藩の元御用商人であった西国屋の番頭・清蔵は、長崎で思いがけず、敵である磐音を見つけ、主人・次太夫に報告。復讐の為、彼の命を狙うが……“第一章 紅灯丸山驟雨”、
一足遅く、豊前小倉の岩田屋善兵衛に、五百両で売られた奈緒を追って、小倉へ。
しかし岩田屋は、赤間の唐太夫に見世を乗っ取られそうになっており、懐具合が悪く、阿漕な金策に走っているらしい。そんな中、岩田屋が用心棒を必要としていると聞き、潜り込む磐音だったが……“第二章 赤間関討入船”、
さらに京の島原へと転売された奈緒。彼女を追って、京へと向かう道中、仇討ちに行きあう磐音。元今治藩の御小姓組・田野倉源八というその男を仇と狙う、武家の男女は返り討ちにあってしまう。
京に着いた磐音は、藩の目付頭の東源之丞と再会。彼の提案で、奈緒の身請けの金を得るべく、西国屋から巻き上げた金を元に、闘鶏に挑む磐音だったが、負けてしまう。彼の仲立ちで、何とか彼女がいるらしい朝霧楼に向かうが……“第三章 洛北軍鶏試合”、
奈緒を追って、金沢へ向かう磐音は、女郎に売られる娘たちを連れた女衒・愛蔵が安宅関を破り、追われているところを助ける。
その後加賀に入った磐音は、奈緒の行方を探すが、その身はすでに千両に。
そんな加賀では、町奉行の盛末穐三郎に、玉松楼が京から買い取った奈緒を人身御供として差し出そうとしているのではないかという話を聞き……“第四章 残香金沢暮色”、
奈緒が、江戸の吉原に売られたと知らされた磐音は、久しぶりに再び江戸へ戻り、今津屋の由蔵やおこんたちに再会。これまでの経緯を説明する。
そんな中、押し込み強盗が頻発している話を聞かされる。一匹狼の押し込みの特徴を聞いた磐音は、山陰道ですれ違った田野倉ではないかと思うが……“第五章 雪舞待合ノ辻”を収録。

シリーズ第四作。
今回は、奈緒さんたずねて三千里、な磐音でした。
いつも一足違いでいなくなってしまうのが切ないですね~;
行く先々で転売され、どんどん値が釣り上がってしまった為、すでに彼女は手の届かない存在になってしまいましたが、果たしてこれからどうなるのか…。

<10/3/5>

糀ドリンク(柚子)@古町糀製造所

2010-03-05 | スイーツ
 糀のドリンク。
 甘酒とは違って、お酒っぽくはないので、飲めない人でも大丈夫。
 いろいろ味が選べるのですが、わたしは柚子をホットで♪
 分類はスイーツに入れてみましたが、そんなに甘くはなく、柚子だった所為か、割と酸味が効いてました(笑)。

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 古町糀製造所:新潟(新潟)

 新潟の古町、白山神社の近くにある糀ドリンクメインのお店。
 昨年夏にオープンして、ずっと気になっていたのですが(6月くらいに、まだ作っている時に通りかかって何ができるのかと思っていたのです)、よーーやく行けました。
 とても趣のある素敵な造りなのです~>建物。

NIWATORI CAFE・その2

2010-03-05 | カフェ・レストラン

 2度目のニワトリカフェ♪ランチです。
 今回は『春野菜のラタトゥユのパングラタン 生ハム添え』にしてみました。



 まずは、ベーコンとキャベツのスープ。





 そして、サラダ。水菜がメイン?





 そして、パングラタン~。
 パンをくりぬいた中に、ラタトゥユが入っていて、上にチーズが載っています。



 最初は上にハムが載った状態で出てきましたが、切るとこんな感じ。




 デザートは、ティラミス。



 飲物は、カプチーノ(ラテアートをしていただけるのでv)。
 絵柄はおまかせなのですが(注文もできるみたいですが)、くまでした。
 個人的には猫が良かったのですが、まぁこれはこれで、ちょうどその後観に行くお芝居と何気にリンクしてて……(笑)。