黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

ホワイトデー限定マカロン’10@リジェール

2010-03-02 | スイーツ
 ホワイトデー限定。
 黒酢と木苺、キャラメルとりんご、竹炭、オリーブとバジル の4種。
 黒酢~は、木苺のマカロン生地に、黒酢&木苺のコンフィチュールが挟まれていて、深みのある酸味。
 キャラメル~は、キャラメルのマカロン生地に、キャラメリゼしたりんごのコンフィチュール。シナモン風味。
 竹炭は、竹炭入りのマカロン生地に、黒ごま風味のクリーム。
 オリーブ~は、どっちベースかちょっとわからないマカロン生地に、グリーンオリーブの粒とバジルのクリーム。
 どれも独創的で、ちょっと面白いです~(もちろん美味しい)。

 パティスリー・リジェール:新潟(燕)
 

『DOWNTOWN』小路幸也(河出書房新社)

2010-03-02 | 読了本(小説、エッセイ等)
1977年。高校2年になる年の春休みの終わり頃、中学の2年先輩で、生徒会長だった佐藤由宇美(ユーミ)と再会した森省吾(ショーゴ)は、彼女が現在働いているという、喫茶店<ぶろっく>に誘われ、出かけることに。
その後、店主のカオリが切り盛りする店に、たびたび顔を出すようになったショーゴだったが、店の前の黒板に書かれた数字が、1日ごとに増えているのが気になっていた。
そんなショーゴは、軽音楽部でピアノを担当しており、ギターの品田孝生と仲が良いが、孝生から<ぶろっく>が男子禁制だということ、そして店の常連客であるハーフの女性・リサは、孝生の異母姉であると聞かされる。
リサの母は愛人で病死していたが、孝生の父に殺されたようなものだと思っていることから、父の家に暮らす自分が彼女に会いに行く訳にはいかないという孝生。
やがてショーゴは、<ぶろっく>が、カオリの恋人であった鵡川五月(サッキ)を待つ為に作った店であることを知る……

70年代の北海道が舞台。ひょんなことから喫茶店<ぶろっく>に出入りするようになった高校生・ショーゴと店の常連客たちとの関わりの中で綴られる青春物語。
周囲の大人たちに見守られつつ、精神的に成長していく彼の姿が微笑ましいです。
その後の彼がどんな人生を歩んだのか、ちょっと気になります~。

<10/3/2>