鑑識レコード倶楽部 作:マグナス・ミルズ
ずいぶん変わった小説だった
すごい短いんだが、脈絡というか、章立てが存在せず
ただただ連綿と続いていく文章、そして何の変哲もないというか、
あるレコード倶楽部の勃興を描いていくだけというそれで
熱い展開とか、奇妙な謎とか、そういうものが
ちょっとずつでてくるんだけど、さしてそれが重要でもない
ただ、ある会合が作られたと
その日々を描いているだけの小説だった
ちゃんと読み込めていないというのが問題だと思うんだが、
結構面白い、いや、面白そうな内容だと思いつつも、
結局なんだったか、わからないまま話が進んで、
特にオチとかあったか?といった感じで終わってしまうので
何回か読まないといけないそれなのかもしれないと思うのである
レコードを聴くということ、
それを「鑑識」という言葉で表していて、
正直それが何を意味するのか、物語の冒頭、登場人物たちの会話だけでは、
全然わからないのだけども、その会が実際に行われて、
ああ、そういうことをしたかった、あるいは、するのが「鑑識」という行為なのかと
気づいたりするわけだけども、その「鑑識」の解釈をめぐって、
だんだんと話が動いていくというのが面白くて、
真の鑑識とは?という感じの物語にも読めるんだが、
別に、その問いかけの答えはないというか、それが目的ではなく、
ただ、そういういざこざみたいなのを描きたかったのか、
それだけでもない、ただ、そういうことが起きていたとしているだけで、
なんともつかみどころがない、でも面白い
キーとなる謎のレコードも出てきたりして、
それを聞くシーンというのが、結構印象的でいいなと思ったんだけど、
それもまた、だからなんだったかというと、大したものでもなく
挙句に、とっちらかった感じで終わるというか、
喪われるというのが衝撃で、いや、そういうものなのか、
手に入らないから、読み手としてもったいないとか思ったけど、
そんな大したものでもないのかもとも思ったりと
なんか、よくわからん
書いていて、迷走しだしてしまう内容だったが
読んでいて面白い気がするという、そればかり思いながら
面白くなったかならないかわからないまま終わった
そんな不思議な小説だった
ずいぶん変わった小説だった
すごい短いんだが、脈絡というか、章立てが存在せず
ただただ連綿と続いていく文章、そして何の変哲もないというか、
あるレコード倶楽部の勃興を描いていくだけというそれで
熱い展開とか、奇妙な謎とか、そういうものが
ちょっとずつでてくるんだけど、さしてそれが重要でもない
ただ、ある会合が作られたと
その日々を描いているだけの小説だった
ちゃんと読み込めていないというのが問題だと思うんだが、
結構面白い、いや、面白そうな内容だと思いつつも、
結局なんだったか、わからないまま話が進んで、
特にオチとかあったか?といった感じで終わってしまうので
何回か読まないといけないそれなのかもしれないと思うのである
レコードを聴くということ、
それを「鑑識」という言葉で表していて、
正直それが何を意味するのか、物語の冒頭、登場人物たちの会話だけでは、
全然わからないのだけども、その会が実際に行われて、
ああ、そういうことをしたかった、あるいは、するのが「鑑識」という行為なのかと
気づいたりするわけだけども、その「鑑識」の解釈をめぐって、
だんだんと話が動いていくというのが面白くて、
真の鑑識とは?という感じの物語にも読めるんだが、
別に、その問いかけの答えはないというか、それが目的ではなく、
ただ、そういういざこざみたいなのを描きたかったのか、
それだけでもない、ただ、そういうことが起きていたとしているだけで、
なんともつかみどころがない、でも面白い
キーとなる謎のレコードも出てきたりして、
それを聞くシーンというのが、結構印象的でいいなと思ったんだけど、
それもまた、だからなんだったかというと、大したものでもなく
挙句に、とっちらかった感じで終わるというか、
喪われるというのが衝撃で、いや、そういうものなのか、
手に入らないから、読み手としてもったいないとか思ったけど、
そんな大したものでもないのかもとも思ったりと
なんか、よくわからん
書いていて、迷走しだしてしまう内容だったが
読んでいて面白い気がするという、そればかり思いながら
面白くなったかならないかわからないまま終わった
そんな不思議な小説だった
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます