goo blog サービス終了のお知らせ 

CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

べらぼう  さらば源内、見立は蓬莱

2025-04-20 21:02:15 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「べらぼう」
視聴完了しました
源内先生の最期とは思ってましたが、そうか、こういう感じにしたかと
ミステリ風味にするというのが、前回の探偵源内先生を受けてのという
まぁ、よくできてるけど、ひどい話し(とても褒めてる)になってて
源内先生みたいに声をあげて泣いてしまいたくなったのでありました
本当にひどい話しだ
でもエレキテルは効かないんだよ

ドラマとしては第一タームが終わったという感じなのか、
次週中休みが入れられて、新シリーズという具合のようだけど
その最後がこの話しかよという感じがせんでもない
いい話しというか、源内先生の思い出みたいなので
ふんわりいい話しにしていたように見えたけど
なかなか生臭いというか、結局おかみのあれこれに巻き込まれて惨殺と
まぁそういう話しだよなという筋立てが
見事すぎてぐぅの音も出ない
これで、諸悪の権化というか、このドラマにおいて悪役という位置づけが
はっきりと、本屋とかそういう細かい小競り合いではなく、
巨大なそれとして、御三家の外からやってくるというのが
なかなかどうして、今後が楽しみになる感じであるのだけども
田沼も、そんなに長生きしないんじゃなかったかと、
はたして、あれを扱うのは息子の方なのかどうなのか、
とりあえず蔦重がなんかするわけではないのはわかっているので
どう落ち着けていくか楽しみなのでありました

というわけで、久しぶりにがっつり田沼方のあれこれを描いていて、
ちょい役のようにして、でも、毎回出ていた原田泰造が
またいい演技するなと、嗚咽しながら手袋探すあたりとか
ひょうひょうと、小者でも仕事ができるという塩梅が
物凄く出てて、いい演技だなと感心してしまったんだけど
今後、長谷川様と絡んだりして、市中のことでなんか事件あったりするだろうか
そういうの見たいとか思ったんだが、
それだと、大河ドラマじゃなく、時代劇になってしまうなと
でも、そういうドラマじゃないの?とも思ったり思わなかったり

とりあえず狐憑きの話しで、狐様が久しぶりに出るかと思ったら
まったく出てくることもなければ、擦りもしないという徹底ぶりというか
しょーもないことは今回なしという明確なメッセージを受け取りつつ見たと
まぁそんな感想になったのだが

とりあえず、夢現の源内先生が本当に素晴らしかったなと
だからこその哀れが見えたと思ったりしたんだが、
ヤスケンの演技にもほれぼれして、あれを受けてのナベケンという獄中の会話が
あれもまた、本当にあったことか、もはやわからないという感じが
ヤスケンからにじみ出てくるようで、凄かったと
感激して見終えたのでありました