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CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】おむすび

2025-04-08 21:12:42 | ドラマ映画テレビ感想
NHK朝の連続テレビ小説「おむすび」
ちゃんと全部見てました
朝ドラで現代劇は、やっぱり難しいなーと思いつつも
ただただ、このおかげで年末の紅白でB’z見られたからOKとか
酷いことを書いてしまうわけだけども
ドラマとしては、なかなか苦戦していたものでありました

栄養士になってというお話で
まぁ、可もなく不可もなくというか、大きなイベントがあるけど
そこのドラマが、事実の重苦しさの再現がヘビーすぎるのに
話がすっきりしないみたいな感じで、惜しいのかもったいないのか、
ちぐはぐだと感じたところが多くて大変でありました
震災を2つ扱い、コロナも扱いといったところが
あの頃の生々しさみたいなのを十分に伝えていたわけだけど
それをどうしたというのが弱いように感じて、
なんというか、しょんぼりしながら見てしまったのである
朝ドラは、見ていてハレバレとしたいものだなと
改めて思ったのであった

そこで、ギャルの話しだろうと思うのだけど
思ったほど、ギャル度が高くなかったというか、
なんか、そのギャル像は本当なのか?とギャル知らないおっさんが不審に思うくらい
なんとも違いそうに見えてしまったのも気になったところ
「あげー」とか本当にいうんだろうかと思いつつも
仲里依紗に連呼されたら、なんか、いい感じな気がしてきたと
ほだされたりもしたわけで、楽しみもしたけど
形而上ギャルだったような感じがぬぐえなかったのである

惜しいというか、もう、どうせなら見たかったというのに、
マツケンのマツケンサンバと、
お母さんのヤンキー時代があったんだが、
一つ目はいろいろ無理にしても、二つ目がヨン様のお母さんとの対決で見られるかと思ったら
全然大したことなくてがっかりしてしまったのである
なんで名古屋出身設定だったのかがそもそもわからなかったんだが、
千葉出身のヤンキーという、翔んで埼玉の感じを凄い期待してしまったけど
ヨン様のお母さんが茨城設定だからややこしいということだったんだろうか
凄い惜しいと思ってしまった、もっと完全なヤンキー演技できただろうに、見たかった…

とはいえ、マツケンはいいおじいちゃん役で、
ふざけているようで、頑固でいいおじいちゃんというのが完璧になされていて
凄い驚いたというか、こういう演技も上手いんだなと感激したのと、
ずっと出てて、嫌な感じのお父さんかと見せかけて、
最終的にはすごく愛されるお父さん像になっていた北村有起哉が
本当にいい演技していたと、しみじみかみしめるように楽しませてもらったのである
悟り拓いたあたりのしょーもないギャグが、実によかった
ああいうのをさらっとやってしまえるところがすごくいい
嫌な父親のようでもあり、勘当息子のようでもあり、弱い一人の男になったりと
ドラマ内で、様々な変化を全部ひとりの人物としてやりきっていたのが
演技の上手さだよなとこちらもまた感激したのでありました

見所というか、丁寧に描かれていた「ナベさん」とのあれこれは、
ナベさんのキャラの作りとかが、結構大変なそれだったけど
最終的にはいい人になってというのか、戻ってというのか
ああいう変化は好きだなぁと思いつつ見ていたのであるが
色々見所もあったけど、全体としてはちょっとばらばらしていたドラマであったのが
残念でありました