岩窟姫 作:近藤 史恵
面白い小説だった
本歌である岩窟王を知らないので、どれくらいオマージュされてるのか
それはまったくわからないのでありますけども、
ある種の復讐劇が描かれていて、わくわくするというか
ミステリを楽しみながら、生き方について考えさせられる
いい小説だったように思うのであります
いくつか、読み飛ばしたのか、回収されなかったフラグが
あるようにも思うんだが、まぁそれはそれ
芸能界の裏というでもないが、暗い部分を描いた
人間臭い小説でありました
序盤は、主人公が苦難を過ごすという内容ながら
その苦難の根幹に触れていくにつれて、
導かれるように、ある暗闇に近づいていくと
まぁ、そういうあらすじで十分でないかと
そういう物語でありまして、
あれこれ、ここがよかった、あれがどうだと
書いてしまうと、とたんにネタバレになってしまいそうで
おいそれと、感想書けない感じなのであります
とはいえ、その拙い推理と行動が
ほどよいというか、手が届く感じがして、
少しずつ近づいていくこと、そして、唐突に
自分以外の力によって進捗するという恐怖みたいなのが
とても楽しく読めて、次はどうなってしまう、
どうするつもりなんだと、わくわくして
あっという間に読み終えてしまったのでありました
納得とはいわないものの大団円で終わるし、
悪いやつは報いを受け、そうでないものは少しだけ気が晴れると
そんな按配なんだけども、いいところでオチたように思うし
ひとつの目的が済み、次へという気持ちになる
そういう最後がステキだと感じたのでありました
心に凄く残ったというのではないけども
ミステリ小説を気持ちよく楽しめたと
そういう感想を残しておくのである
面白い小説だった
本歌である岩窟王を知らないので、どれくらいオマージュされてるのか
それはまったくわからないのでありますけども、
ある種の復讐劇が描かれていて、わくわくするというか
ミステリを楽しみながら、生き方について考えさせられる
いい小説だったように思うのであります
いくつか、読み飛ばしたのか、回収されなかったフラグが
あるようにも思うんだが、まぁそれはそれ
芸能界の裏というでもないが、暗い部分を描いた
人間臭い小説でありました
序盤は、主人公が苦難を過ごすという内容ながら
その苦難の根幹に触れていくにつれて、
導かれるように、ある暗闇に近づいていくと
まぁ、そういうあらすじで十分でないかと
そういう物語でありまして、
あれこれ、ここがよかった、あれがどうだと
書いてしまうと、とたんにネタバレになってしまいそうで
おいそれと、感想書けない感じなのであります
とはいえ、その拙い推理と行動が
ほどよいというか、手が届く感じがして、
少しずつ近づいていくこと、そして、唐突に
自分以外の力によって進捗するという恐怖みたいなのが
とても楽しく読めて、次はどうなってしまう、
どうするつもりなんだと、わくわくして
あっという間に読み終えてしまったのでありました
納得とはいわないものの大団円で終わるし、
悪いやつは報いを受け、そうでないものは少しだけ気が晴れると
そんな按配なんだけども、いいところでオチたように思うし
ひとつの目的が済み、次へという気持ちになる
そういう最後がステキだと感じたのでありました
心に凄く残ったというのではないけども
ミステリ小説を気持ちよく楽しめたと
そういう感想を残しておくのである